クイーンも完全無欠ではありませんね。よく言えば人間臭い。
後継者問題然り、戦場に自ら赴くことを半ば自分の意志だけで決めたこと然り。さらに気になったのは、信用に足るとはいえラマルクを復職させたうえ、臨時の最高権力者に据えたことですね。人材難?でもないのに、周りの者はどう思ったんでしょう。
国の運営とは難しいですね。情の部分で人望を集めてきたクイーンの、表裏一体ともいえるマイナス部分がこんな形で出てくるとは……
作者からの返信
umiさん、コメントありがとうございます!
おっしゃる通り、作中の同時代人、特に同国人からは完全無欠と崇拝されつつ、客観的にはいくつかの部分で決断を欠いたり、見通しが甘かったり、情義を優先する行動をとったりしています。
だからこそ、熱狂的な忠誠心を獲得することができたとも言えそうではありますが、そこが生まれながらの王者と違うポイントかもしれませんね。
結果だけを追い求める冷徹な合理主義者であれば、後継者を定めぬまま自ら戦地に赴くなどという判断をするはずがないですからね。
いつも深くまで洞察いただき、うれしく思います。
よろしければ、引き続きよろしくお願いいたします!
ここにきて、いろいろとクイーンを悩ませる出来事が続きますね(´・ω・`)
いずれにせよ、後継者問題は逃れることのできない大問題。
他国と事情が違う中、その責任は重たいですね(>д<)
「悩むことができるのは、生きている者の特権である。」
まさに、そのとおり……生きて帰って、しっかりと悩んで欲しいところです(・ω・)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
結局のところ、後継者問題に決着をつけることができないまま、遠征の途に就くことになってしまったクイーン。
優秀な大臣や将軍に恵まれているとはいえ、不安が残る旅立ちとなりましたね。
生きて帰ってくれば、いずれこの問題にじっくりと取り組むこともできるでしょう……。
次章からは遠征パートになります。
もしよろしければ、引き続きよろしくお願いいたします!