第5章 天啓

第5章-登場人物

【ロンバルディア教国】


・プリンセス・エスメラルダ

24歳。ロンバルディア教国第一王女。孤児院の出身で先代女王の養女となる。

絶世の美貌と稀有の聡明さから、臣民の人気と支持を得る。

先王の急逝後に発生した内乱を鎮圧し、新女王としての地歩を固める。


・サミュエル・ドゥシャン

22歳。盲人で、光の術者。

教国内戦に先立つ暗殺事件において、プリンセスを刺客から守る。

唯一の身寄りである姉を失ってのち、王宮にて保護される。


・エミリア・マルティーニ前近衛兵団長

28歳。プリンセス・エスメラルダが王宮入りした頃からの無二の側近。

プリンセスにとっては自らの半身も同然の股肱ここうの補佐役。

プリンセス・エスメラルダの暗殺未遂に際し、毒矢で左腕を失う。


・アンナ近衛兵団長

近衛兵団の団長。


・ヴァネッサ近衛兵団副団長

24歳。近衛兵団のナンバー2。プリンセス・エスメラルダと同じ孤児院の出身。

プリンセスに絶対の忠誠と信仰心を抱いている。


・ルース近衛兵

15歳。エミリアが左腕を失う重傷を負った際、看病と介助に努めた。


・枢密院議長マルケス侯爵

文官の最高位で事実上の首相。

かつてプリンセス・エスメラルダの政治学の家庭教師を務めた。


・枢密院副議長フェレイラ子爵

秋霜烈日と公明正大を絵に描いたような紳士。

独創性には乏しいが、調整力と事務処理能力に優れた実務家。


・神官長ロマン女史

36歳。控えめだが教養と実務に優れた才媛さいえん

決して笑顔を見せないため、通称「仮面の女」と呼ばれる。




【オクシアナ合衆国】


・ジェラルド・トンプソン大統領首席補佐官

大統領の側近にして腹心。

若いながら外交術にけた敏腕政治家。


・マーク・ハリス国務次官

冗談と毒舌を友とするお調子者。

こと外交に関しては抜群の調整能力を有している。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る