第42話 レオーネ参戦
もしもの話をしよう。
あなたはとある国でとっても強い剣術を使うお姫様だとします。
一国の命運がたったあなたにかかっていたとしたらどうする?
あなたは国を救う為に、立ち上がるだろうか。
それとも重圧に押し潰されてしまうだろうか。
立ち上がると考えたあなたはとても愚かで勇敢な人だ。
だが重圧に押し潰されながらも立ち上がり戦わなければならない。それが責任ある立場にいる者の務めだ。
これから語っていくのはそんなお姫様のお話。
生まれて十五年。私の人生は剣と共にあった。
騎士と同じような訓練を幼少の頃から受け、蝶よ花よと愛でられることなく泥臭く育ってきたのが私だ。
なぜ王女である私が剣を振っているのか。
それは王族の義務。
王族には民の暮らしを守る義務がある。
スイロク王国の王族は有事の際には王族自らが前線に立ち、指揮をとるのが風習となっている。国の上に立つ者として強い王族としての姿を民や兵士に植え付けるためだそうだ。
だが、それでも王女が剣を握るのは歴史を遡っても私しかいないらしい。
本来この役目は王太子である私の兄の務めであった。だが兄は体が弱く、とても戦える身体ではなかった。ゆえにその代理として私に白羽の矢が立ったというわけだ。
王女として生まれ、育てられる過程で私はそれを当然のものとして受け入れていたし、疑問を持つ事もなかった。順調にレベルや実力を伸ばし、いつしか国を守る盾になるとそう思っていた。
だが、私は分かっていなかった。
本当に戦うということを――。
スイロク王国では訓練の一環として幼い頃から魔物討伐に参加させられていた、命のやりとりになれているつもりだった。
だが私の認識は甘かった。
事が起こったのは留学先のライナナ国。
演習時に相対した上位種の魔物の群勢に遭遇。力、数で及ばなかった私は死を覚悟した。
アブソリュート・アークの連れてきた凄腕のメイドや、退路を作るため自ら
初めて体験した死への恐怖と、仲間を犠牲にして生き残ろうとした己への嫌悪感がべっとりと脳内にこびりついている。
知らなかった。
戦いがこんなに怖いなんて――
自分がこんなに命に固執しているなんて――
次に戦いが起こった時、私は戦えるのだろうか。そう考えずにはいられなかった。
♢
波乱のあった演習を終えた、スイロク王国の第一王女レオーネ・スイロクは戦場帰りのような疲労感を覚えながら滞在している屋敷に帰還した。
馴れない野外での活動に上位種のオーガとの戦闘。さらに魔物の大群に遭遇するなど濃い一日だった。いや、濃すぎるかもしれません。
「お帰りなさいませ王女殿下」
屋敷に着くと使用人たちが出迎えてくれる。
演習が中止となり、急な帰宅になってもこうして出迎えてくれるのは素直にありがたいと思う。
「ええ、出迎えありがとう。留守の間は何もなかったかしら?」
「それが……スイロク王国から使者が来ております」
「使者が? 要件は?」
「伺っておりません。ですが、緊急とのことで王女殿下すぐにでもお会いされたいとお待ちです」
まだスイロク王国から来てから長くもないにも関わらず使者を送るとは何事だろうか。死線をくぐり抜けたばかりのレオーネは感覚が過敏になり胸騒ぎが抑えきれなかった。
「分かりました。すぐに準備をするので使者を応接間に案内しなさい」
胸の中の不安を押し殺し、使者に会うために制服から普段の様相へと着替えると急ぎ応接間へと向かった。
♢
「え!? お父様、いえ国王様が……」
緊急の要件、それはスイロク王国の現国王逝去の知らせであった。
「それだけじゃない……第三都市で内乱って! 一体何がおこっているの!?」
弱り目に祟り目とはまさにこの事を言うのだろう。レオーネは頭を抱えた。
先日の演習の時といいどうして不幸はこんなに連鎖するのだろうか。
「領主であるエレファン候の死去に加えて防衛機能の壊滅。第三都市は事実上陥落したといって差し支えありません」
頭を抱えるレオーネの様子に動じることもなく、使者は母国の現状を包み隠さず報告する。
「…………」
「つきましてはレオーネ王女にご帰還頂き、内乱鎮圧の指揮をするよう王太子殿下から言付けを預かっております」
(あぁ、ついにこの時がきたのだ)
レオーネは有事の際に王族代表として戦場へ赴くため、幼い頃から武芸の研鑽を積んできた。それは身体の弱い兄に代わり王族の務めを果たすためだ。
返答は決まっている。
選択肢はもとから一つしかないのだから。
「分かりました。レオーネ・スイロク、王太子殿下の命に従い帰還いたします」
せっかく馴染み始めた学園を去るという残念な未練を飲み込み、レオーネは帰国の準備を始めるため侍女に呼んだ。
♢♢
帰国の準備を終えたあとは、もはや流れ作業のようにあっという間だった。
レオーネはライナナ国国王に挨拶したのち、迎えに来ていた馬車に乗りこみ早急に帰国するために発った。
長い道のりで、車窓を流れる風景をただただ黙って眺めていた。恐らくもう戻って来ることはないだろうと直感的に感じ、目に焼き付けようとしているのだろう。
(第四都市の人間が第三都市を襲った。なら、スイロク王国の四つの都市のうち半数が落とされたことになる。スイロク王国始まって以来の醜態ね)
だが景色を見つつも考えることは国のことばかりだった。
そうこう考えている間に国境を越えてスイロク王国に入り人気のない山腹へと進んでいく。
このままいけば明日の昼には着く、そう考えていた。
だがそこで異変が起こる。
国境付近の山腹の道を進んでいる途中、馬車が急に停止したのだ。
「えっ? どうしたのかしら」
馬を休ませるにはいささか早いタイミングだ。
違和感を覚え、顔を社外に向けると護衛騎士の一人が馬車の外からレオーネに窓越しに声をかける。
「姫様、敵襲です。囲まれてしまいました」
「えっ⁈」
慌てて外を見渡すと馬車の進行方向には皮鎧で武装した集団が進路を塞いでおり、横からは馬車を取り囲むように次々と人が姿を現していく。この山腹を狩場にしている賊なのか、やけに数が多いのが気になる。
(嘘でしょ……あまりにも数が多すぎる。もしかして待ち伏せ? 王族である私を狙ったの?)
この馬車はレオーネを含めても十数人の戦力しかいない。逆に敵は百人を超えているだろう。ぞろぞろと馬車の周りに人が集まってきていた。
その多勢に向かって護衛騎士が剣を構える。
「貴様らなに奴だ! この馬車にいるお方を誰だと思っている! 全員武器を捨てろ‼︎」
騎士の投降の呼びかけを嘲笑うかのように、ニヤニヤといやらしい笑みを崩さない賊達。その様子を見た騎士達は賊に対して不審な雰囲気を感じた。
「姫様は馬車でお待ちを。命にかえましてもお守りいたします」
覚悟を決めた顔で騎士は言った。いくら騎士といえども十対一の戦力差では恐らく半数は死んでしまう。それを承知で騎士達は剣を抜いた。
だがそれを許容できるレオーネではなかった。
「いいえ、私も出ます」
「姫様‼︎」
「あまりこういうことを言いたくはありませんが、この中で最も強いのは私です」
「っ……はい」
レオーネの言葉にぐぅ、と言葉が詰まり苦悶した顔で騎士は静かに肯定する。
馬車を護衛する騎士達のレベルは決して低くはない。
だが、剣の申し子とまでいわれたレオーネはそれを凌駕していた。
「全員で切り抜けましょう」
レオーネは笑顔を作り、努めて明るくそう言った。
(大丈夫。戦える!)
心の中で己を鼓舞し、弱っていた心を奮い立たせる。
覚悟を決め、愛剣を腰に携え馬車の扉を開けると堂々と名乗り出た。
「私はスイロク王国第一王女レオーネ・スイロクです! 貴方達の目的は何者ですか!」
毅然に堂々と――
このような蛮行を犯す賊達を見下ろすかのように前に立つ。賊の何人かは王族の威厳を感じさせる振る舞いに怯みそうになる。
だが、中にはそんな王女を意に介さない者がいた。
「目的は貴女よ……王女様♡」
甘い声のする前方へ向く。
人垣が割れてその間から先程の声の人物が歩み出てくる。
「本当に帰ってくるなんて思わなかったわぁ。国が大変な時にこんな少数で帰ってくるなんてお馬鹿さんね」
女性のような口調に中性的な顔をしたロングヘアを後ろで結んだ長身細身の男。
一瞬その容姿に女性と見間違いがいそうになるほどの中性的な見た目。それが周りの賊とは違い一人だけ異質な雰囲気を醸し出している。
加えて武人としての感がこの人物が賊のトップだと知らせていた。
「貴方がこの集団のトップですね? 私はスイロク王国第一王女レオーネ・スイロクです。私が目的とはどういうことですか‼︎」
「知ってるわぁ、貴女有名人だもの。貴女にはここで死ぬか、生捕りにして来いと言われているの。どちらか好きな方を選んでちょうだい。そして私は――」
男は優雅に礼をし、たからかに名乗りをあげた。
「ブラックフェアリー序列四位ブルース、性別は……貴女の解釈に委ねるわ。それとよろしくしなくていいわ、どうせ短い付き合いになるから」
「ブラックフェアリー……?」
聞き覚えのない名前に訝しげな反応をするレオーネ。
それを見て近くの騎士が耳打ちする。
「スイロク王国に潜む闇組織です。そして今回起こった内乱の首謀者でもあります」
「っ!? 貴方達がっ⁈」
内乱を起こした元凶が目の前にいるとわかると瞬時に憎悪の視線を向けるレオーネ。その様子にクスクスと可笑しそうに笑うブルース。
「ふふっ、貴女ってホントに何も知らないのね。まぁ国を離れていたらそんなものかしら」
「目的を話しなさい!」
「目的ねぇ、そんなの決まっているじゃない……俺達の目的はーー」
先程の甘い女声とはうって変わりブルースはドスの効いた低い声で言い放つ。
「お前を含めた王族並びに全貴族の殺害だ」
男から放たれた言葉は殺害予告。
それも個人ではなく王族や貴族が目的というほぼ国家に対しての戦線布告だった。
「なんですって……」
想定を超えた発言にそれ以上の言葉が出なかった。
王族と全貴族の殺害等普通に考えればできるはずがない。
だが現に私たちは取り囲まれ不利な状況を作られている。奴らは本気でやろうとしている。本気で私を殺そうとしているのだ。
また演習時のように命に危険を感じ、胸の中になんとも言えない不安感が広がる。レオーネはそれを悟られぬようにキッと敵の首領を睨みつける。
「やぁね、そう睨まないでちょうだい。美人に睨まれると嫉妬で狂いそうになる」
ブルースはわざとらしく身をよじって見せる。周囲の賊たちもニヤニヤと笑って楽しがっているようだ。
相手はレオーネとは違い、飄々としたものだ。敵は数の有利があるからか、あまりこちらを警戒していないように感じた。
『いつでも殺せる』
そう思っているのだろう。
いきなり現れた敵に動揺したがむしろ相手が油断している今がチャンスだと考える。敵の組織図は定かではないが先程この人物が自らを序列四位と称した。
ならば――
(この人を倒せば内乱鎮圧に一歩近づく! 大丈夫、できる。私は皆を救わなければならないんだ!)
レオーネは不安な気持ちを思考で戦闘モードに切り替える。
相手をよく見て観察するが、恐らく自分の方が強い。
標的への距離はおよそ七メートル。
邪魔する賊を瞬時に切り捨て、ブルースと名乗る人物の喉をかき切る。
(私にできるでしょうか……。いや、私がやらなければ味方の騎士の命まで――)
先程鼓舞した気持ちがまた陰る。王女には自分だけでなく味方の命にまで乗っている。普段は感じたことがなかったが、それが今はとてつもなく重かった。
命の重みが枷になっているかのようにレオーネの身体を縛る。
しかし、やらねばならない。覚悟をきめなければ。
「私がボスの首をとります。私が動いたら騎士達は邪魔する賊達を排除してください」
近くにいる騎士にだけ伝わるように小声で話す。
騎士達は小さく頷き、周りの騎士にもそれがアイコンタクトで伝達する。
そして――レオーネ王女は剣を抜きブルースの元へ駆け出した。
相手との距離はおよそ七メートル。
レオーネほどの剣士ならば不意をつけば数秒で決着のつく距離だ。
いくら人数を揃えようが不用心にも程がある。敵は明らかに戦闘慣れしていないのは明白だった。
「ッ⁈ 貴方達やっちゃいなさい!」
レオーネが動いてから数瞬遅れて、近くにいた賊三人がブルースとレオーネの間に割って入った。
だがそれも想定内だ。
「秘剣『水切り』」
レオーネ王女による横薙ぎの一撃が割って入った賊三人を一瞬で切り伏せる。
「嘘――⁈」
ブルースはレオーネ王女を正直舐めていた。
剣の腕はスイロク王国で三本の指に入る実力者だと聞いてはいたが、いざ対面してみると緊張と恐怖を押し隠そうと必死なのが丸分かり。
噂に尾ひれがついただけだったと内心嘲笑っていたのだ。
だが、いざ戦闘になると別人のような動きを見せる。
迷いのない動きに芸術のような剣筋。
彼女は美しかった。
「私の勝利です!」
「きゃー! 殺されるー!」
僅か数秒気付けばレオーネ王女の間合いに入っていた。
レオーネ王女の剣がブルースを襲う。
(もらった! 大丈夫、私は闘えるんだ!!)
「……なんてね♡」
「⁈」
レオーネの剣先がブルースに届く前に止まる。
「危ない、危ない。さすが王女様。やっぱり用意はしておくものね⭐︎」
ギリギリ止まった剣先、目線の先にいたのは子供。
先程までいなかった筈のまだ幼い子供がブルースの腕の中に現れたのだ。
「――人質⁈」
ボサボサの髪にこけた頬をしているが、纏っている衣服からして恐らく平民の子供。
ブルースから短刀を首に突きつけられ、縋るような目でこちらを見つめている。
「一体どこから……」
「私のスキルは【擬態】。いざという時のために子供を周囲に同化させて隠しておいたの」
「擬態……これだけの人数がいきなり現れたのも貴方のスキルで隠していたというわけですか」
「ご名答。ちなみにこの子は第三都市で拾ってきたの。両親があの騒ぎで死んじゃったからいくとこがないらしいからね。私って優しいわぁ」
(違う。コイツらは初めから利用する為に子供を攫ってきたのだ。人質にして利用するために……)
「貴方達は――どこまで命を弄べば気がすむのですか‼︎」
笑顔で語るブルースという男。だがその笑顔はさきほどまで見たことのないくらい悪意に満ちているものだった。
レオーネの背筋に寒いものが走る。
(目的のためには子供さえ道具にする。これがブラックフェアリー。スイロク王国の闇組織……私達の敵)
初めて相対する人の悪意に呑まれそうになる。
吐きそうになる。
他人を、それもまだ小さい子供を人質にするなど善良なレオーネには考えられなかった。
混乱するレオーネに畳み掛けるようにブルースは要求する。
「剣を下ろしなさい。さもなくばこの子供を殺すわぁ」
「っ⁈ 卑怯者!」
「ふふっ。ごめんなさいね、私は使えるものはなんでも使う主義なの。例え親でも子供でも、ってね」
「くっ……」
唯一の武器である剣を失えば敵を対処する術がなくなる。だが、捨てなければ人質となった子供が――
「はーやーくぅ‼︎」
「っぐ……」
心のなかで葛藤がぐるぐると渦巻く。傍らの騎士が動かないレオーネの姿に痺れを切らし思わず声を掛ける。
「姫様私達の力では子供を救うことはできません! 可哀想ですがあの子は諦めて戦いましょう。姫様は国に帰らなければなりません!」
「……………………」
騎士の説得も今の彼女には届かなかった。
それほど彼女の頭は余裕を失っていた。
「姫様‼︎」
無力。
あまりにも無力だった。
それもそうだろう。
レオーネ王女――幼い頃から剣術の英才教育を受けてきたといっても人質等の絡め手を取られている状況下で動けるはずがない。
ただ王族に生まれ身体の弱い兄に代わり戦うことを義務付けられた少女。他人の生命を守る為に自ら死地に赴かんとする善良で勇敢な王女。
そんな彼女が人質の子供を犠牲にして戦えるだろうか。
彼女には覚悟が足りなかった。
罪を――他人の命を背負う覚悟が。
(どうすればいいの……。誰か……助けて)
何もできず固まったままのレオーネ。
頭に抵抗を止め、要求に従おうと考えが浮かぼうとしたそんな時――
「ブルースさん! 黒い馬車がコッチに来ます‼︎」
街道の先で見張りをしていた賊の一人が大声で呼びかける。
こんな時に修羅場が行われている道を通るとはなんて運の悪いことだろう。と、窮した現状の中でレオーネはふと思った。
「かなり高価な作りをした馬車です。もしかしたら貴族かも!」
「もしかしてスイロク王家からの増援かしら? 話に聞いてないけど」
「でも一台しかいません」
その場にいる者全員が突如現れた馬車に意識が削がれる。
「あれは家紋……。姫様、あの馬車に乗っているのはもしかして貴族なのでは?」
護衛騎士の言葉に顔をあげ、その漆黒の馬車を見た。
ゴトゴトと車輪を鳴らし、馬車はこの戦いを避けようとせず真っ直ぐこちらに進む。
スイロク王国では見たことのない家紋を旗に掲げた馬車。だが、レオーネ王女はその馬車と家紋に見覚えがあった。
「あの馬車は……もしかして⁈」
この中でレオーネだけがその馬車の主人の正体に気づいてしまった。
馬車がレオーネや賊の集団の前で止まり、中から男が出てくる。
「嘘、なんで貴方が……」
レオーネは突如現れた男の正体に驚愕した。
漆黒の髪に血で染めたような真っ赤な瞳。
忘れる筈がなかった。
いまレオーネの前に現れたのは学園では決して関わりたくなかった男。
クラスメイトの前で暴走する勇者を見せしめのように痛めつけた残忍な性格。
その振る舞いや圧倒的な力により生徒の多くから恐れられている存在。
貴族にも関わらず多くの闇組織を支柱に納め、全国にその悪名を轟かせているアーク公爵家次期当主。
「通行の邪魔だ。轢き殺すぞ」
その名は――
アブソリュート・アーク
――――――――――――――――――――
お世話になっております。
まさこりんです。
更新が遅れてしまい申し訳ありません。
この43話の作成にとてつもなく時間がかかっておりました。
他は割となんとかなっていたのですが肝心の次がっ!って感じです。
Xを始めましたのでご報告します。
X: @masakorin_
書籍の情報やたまに自作のファンアートのイラストを載せます。よければフォローのほどよろしくお願いします。
今日の深夜か明日の朝ぐらいに次話更新します。
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