エピローグ

 ルイクルとベルクル、首持ちじじい改めマークは周辺の店も巻き込んで、

会社を作った。

「株式会社 THE☆Monsters・Restaurant(ザ・モンスターズ・レストラン)」

である。社長はルイクル、会長はベルクル、副社長がマークだ。Dracula・Cafeは

続けるのでルイクルはマスターとして活動する。店は現在、カフェ、ラーメン店の

他に、バイキング、焼き肉店、韓国料理店を持っている。怪物の店というのは

これほどあるのかと驚く。


バイトのグレイス、シャーロット、クリスティーヌ、リューク、ジェイムソンは

スタレス(THE☆Monsters・Restaurantの略)の正社員となった。

社員に渡される服を着た5人はとても華々しく見えた。シャーロット救出で大活躍

したベンも社員となった。


 職務を終えた社長は大きなテントに入った。みんなで作り、開設したテントだ。

「社長が入ってきたぞ!!」

マークが叫ぶ。

パチパチパチパチ

拍手が一斉にルイクルに降りる。

「マスター、早く!!こっち!みんなで食べましょ!」

バイトだったみんなはもう正社員になったのだ。彼らに促され、足早に席に着く。

「よ~し!!みんな席に着いたか?」

「はい!!!!」

「それじゃあ、乾杯!!」

「かんぱ~い!!!!」

これまでの中で最高の乾杯をルイクルは心から浴びることができた。

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