感情を排した情勢対処を求める理由

(冒頭は事務連絡なので割愛します……)


 僕としては、本文で本人の悲しみに振り回されるべきではない、と述べています。果たしてそれができるのかは分かりませんが、もし一外交官として国の政治を司るのであれば、親兄弟を殺された恨みを押し殺して外交せねばなりません。

 しかし、殺した事は無視するべきという訳ではないです。国民を殺められた事は「道義的」に許せないと論理的に訴えることは、僕は非難しません。国家の財産である構成員を殺害したことは見過ごすべきではありません。


 ラビン氏と、アラファト氏の和解は、そうした意味で素晴らしかったように思えます。しかし、僕にはそれがアメリカによる買収なのか、とか知りません。でも、私達の親を殺したような民族でも和解せねば、血で血を洗うことになる、と言われてきましたから。もちろんその後のカタストロフィは僕も伺っていますが。


 一外交官たる覚悟、これが僕の思うところです。ええ、そうして、親の仇と手を取り合おうとする態度は、間違いなく、裏切り者の売国奴です。ですが、一外交官たるならば、未来の国民を救済しなければならない。


 (最後も事務連絡です。)


後補:こうして、あちこちに話題を広げ、回収が困難になってゆく……。作品をちゃんといいところまで書ききらないとな……。(ただの独り言です)

 なんか、賛否起きましたね。僕のメンタル的に、援軍は欲しいですが、メンタルが持つ限りは、僕の思考の助けになるので、全然オーケーです。

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