第4話 それからの2匹。

さとしとひとしは……。


養豚場での日々を満喫していた。

【何かよ~~ブタ🐷に

   なってみるもんだなぁ】


【だよな~~?まぁ難を

    言えば、暇だよな?】

【そうそう。食って寝て

   食って寝てだもんなぁ】


【人間の時よりも良いかも?】


【あ~~あ。うるさいばばあ

   は居ないしよ~~。

楽で……しょうがないよなぁ。】


【だよなぁ~~~。】


【ところで俺ら?この養豚場

   で……何かあるのか?】


【う~~~ん??】


♂♂【まぁ、いんじゃね??】

【ワハハワハハ♂♂】ブヒッ?



2匹がお気楽な日々を、

優雅に過ごしていると……。


ある、おばさんブタ🐷に

言われた。



その一言とは…………。


【あんまり、肥え太ると

   後で後悔するよ?

   あんたたち……?!

知らないよ??後悔先に立たず

って言うじゃないか??】



♂♂【何かあんのか??】


おばさんブタは注意した。

【私たちは……人間に食べられる  為に、肥え太らされるんだよ】



♂♂【は???!!】

【嘘だろ!!?!おばさん??】



【嘘じゃあるもんか……。

  私の旦那さんは……もう。】



おばさんブタ🐷は……

悲惨な俺達の末路を親切に

教えてくれた。



【ブヒーーーーーーーーっ!!】

俺達は……真相を知り、

暴れ回った。



そして誓った。

 


【2度と残飯なんか食うか!】





俺達は……もう。



頭の中には、何故か


ドナドナの曲が流れていた。

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