第3話 可愛い子【ブタ🐷】

さとしとひとしは…………

食後に幸福感で満たされて



ワラの上で、横になっていた。

【ブタに転生したけど、意外と

     楽しいかもな?】


【そうだよな。何やっても

   自由だもんな!!】

♂♂しかし母さん元気かなぁ。



2人は、この養豚場には……

沢山の仲間たちが、居る事を

思い出した。



【そういえば。挨拶して

   なかったな……、、、。】


【うし!!俺から挨拶するから

    おまえは着いてこい!】


ブタのさとしは……

手始めに、隣の柵にいる



メスのブタに声をかけた。

【こんちわッス!!俺は……

    さとしって言います!】

【あ!!俺はひとしです!】



メスブタ🐷は……まず2人

もとい、2匹を観察した。


メスブタ🐷は……

【…………ふふふ💋】


と、笑っていた。

2匹が挨拶してきたので、、、

メスブタ🐷も、



【ごきげんよう👑✨✨】

と一言だけ話すと、彼女は⇦

《メスブタ🐷》

爪にペディキュアを、塗っていた。



さとしとひとしは……



挨拶した隣の柵のメスブタを

凝視したのだ。



挨拶した時は、気がつかなかった

のだが、

そのメスブタ🐷は……




さとしとひとしの

どちらかを、いいや。いっその

事、両方をひれ伏させて

やろうかしら…………?




【若くて、可愛い子……。】



さとしブタと、

ひとしブタは、


大人の色気ブタ🐷の匂い

というヤツに



参ってしまっていた。



そんな時……飼育員のおじさんが

エサをやりに来た。




【ほーれ。たんと食え~~

   美味しくしたでな~。】



実は、エサを飼育員のおじさんは

改良に改良を重ね……。




以前から、研究員に

エサのグレードアップを図る

計画を、立てていたので……




おじさんの願いは、意外と早く

叶った。


さとしブタと、

ひとしブタは……ご飯を

食べようと、



てってって~~~。


と、そろって歩いていく。

ご飯を口にした、ひとしブタと

さとしブタは……




余りの美味しさに

2匹は……エサにがっついた!



他のブタ達は……エサを

余り食べたがらない。




何故なら、自分の末路を

分かり切っていたから。

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