第2話 そして……転生。

カサカサ…………


【よっこいしょッと。

   ほら、沢山食べれ~。】



【??ん】 【は?!】

《あれ……??俺ら、

      生きて、、、る》


【ーーーーー!!!!!!??】

【えぇ?!】


さとしは、その光景に驚いていた。ひとしはと言うと……。


【なんだ??このブタ🐷の

     大群は……??】


2人はまだ理解出来てなかった。

【えぇ?!!!!】

さとしとひとしは

辺りを見回すこと、数十分。


【マジかぁぁぁぁぁあ?!!】



【ブヒーーーーー!!!!!?】

さとしと、ひとしは…………



とある養豚場の食肉用のブタの

飼育場に居た。


さとしとひとしは、

お互い顔を合わせて鳴いていた。


【ブッブヒヒ?!!ブヒ?】

《何で俺たちブタなんだ??》


【ブヒ?ブヒヒ!!ブー?!】

《てか?何で!!おまえ?!》



養豚場の飼育員が、やたらめったらと、2匹のブタが鳴くので、


声をかけた。


【お前たち。今日はブヒブヒと

…………良く鳴くな!!

  そら、エサ食え。】


さとしとひとしは、



転生先で……



残飯を食べる羽目になった。



【ブヒブヒブー🐷】

《こんなもん、喰えるか!!》

♂♂2人は、ブタに転生し

残飯を前に怒り狂っていた。



壁や柵に、さとしとひとしは

体当たりを試みた。



《どーーーーーーーーん!!!》

《どーーーーーーーーん!!!》


【ピギャーーーーー!!!】


【ブヒヒ?!!】

さとしとひとしは、

無駄に体力をかけたので、

お腹が好いてしまった。



《どうすんだ??喰えってか?》


《俺は要らな…………ぐぅぅぅ》

さとしとひとしは、、、。


ガマンが出来ずに、




残飯めがけて、そのとがった口を

突っ込んだ!!!



【ブヒヒ?!!】

《美味い?!!》


2人は、ブヒブヒ言いながら、




養豚場での始めてのご飯を

堪能したのであった。



ご飯の後は、お昼寝タイム。


養豚場の飼育員のおじさんは


【沢山食べて、大きく育てよ!】



あぁ、この2匹は?!

すんごい喰うべなぁ~~。



『こりゃ……楽しみだべ。』



飼育員のおじさんは、

さとしとひとしを……



肥え太らせようと、エサに

改良をしようと、

密かに、目論んでいたのである。

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