第五十七話
──優先、まずは何が起きているかを整理するべきである。
識別番号02は立て続けに起こる事態にフリーズしており、冷静になって立ち直るためにも、これまでの経緯を思い出す事にした。
先ず、ポイント・ネモと呼ばれる陸から最も遠い海域にて、一億八千万年前の遺産と思われる謎の物体に吸い込まれると、過去の古代人類を映したと思わしき映像を視聴、その後にシステムによる進化の問い掛けに答えた。
そうして目が覚めると海底ではなく、念願だった陸地に上がっていた。しかも人間が作り上げたと思われる建築内部。ただアスクヒドラの日常会話から得た情報から照らし合わせると、ここは人間が生活する“家”ではなく、用途不明の品々が壁際に置かれている事から、恐らく倉庫の類ではないかと識別番号02は推察する、
──興味、出来ることなら気が済むまで室内にある物を全て調べたいものだ。
一億八千万年の何も無い深海にて培われた好奇心が暴れまわるが、その前に解決しなければならないであろう、2つの混乱の元に強引に意識を向ける。
1つ目は識別番号02自身について、念願叶ってクラゲ型プレデターから進化した。ただしそれによって変わった姿は望んでいた人型ではなく、『T』字状のアイラインを持った、至ってシンプルな球体であった。
おかしい、何故だ。システムの回答には、きちんと要望を出した筈だ。進化に失敗したのか、それともこれが要望どおりなのか、人間には限りなく球体の姿をした者が存在するということか、いやそれは無いだろう。何にしてもあんまりだと識別番号02は、コロコロと転がる。
しかし単なるボールと変わらない動きをしていても、現実は何も変わらないとして、とりあえず現状を受け入れる事にする。そうしなければならなかった。
──願望、ただちに自身がボールになってしまった事の理由と、この体に備わっている機能の究明をしたいが、まずは、この者を対処しなければならない。
「――メドゥーサ様、シスター・クリオネは、あなた様に会うために、毎日祈りを欠かしませんでした。だから、こうして本当にお会いできたこと、心より嬉しく思います」
2つ目の混乱の元へと意識を向ける。両膝を地面に付けて、両手を合わせて祈りながら話す十代くらいの人型生物。識別番号02にとって初めての陸上の生きている存在。“人間”か、それとも“『P細胞』を体内に宿す少女”のどちらかのシスター・クリオネは、どうしてか自身をメドゥーサ様と呼び、出会えた事を歓喜していた。
「諦める事なかれ、深海の底に居る尊きお方は必ず、私たち『
ありがたいことに、クリオネは問わずとも独り言によって正体を開示してくれた。
『
であるならば、ここは北陸聖女学園内部である可能性が高い。海流に流されて辿り着いたのか、それとも人間の手によって回収されたのか、アレから何日経ったのか、そのどれもが不明である。
──不変、アスクたちとの通信は切れている。
先程から何度もアスクたちに呼びかけているが反応が無い。また会話機能だけではなく、プテラとの位置情報も繋がっておらず、ネットワークそのものが遮断されていた。これによって識別番号02は自身が進化している間に何があったのか、そして何日経ったのかもすら把握できていなかった。
──全滅、それはあり得ない。
最悪の可能性が頭を過ぎるも、識別番号02は根拠も無しに、それだけは無いと自信があった、その理由を問われれば識別番号02は、ハッキリ“信頼”と答えるだろう。
「ああ、まさかメドューサ様の方から、お迎えに来てくださるなんて思っても見ませんでいた――さあ、どうかクリオネを、貴方様の領域へと連れて行ってください」
──何処、……何処のことだ?
とはいえ、この『P細胞』を持った少女とのコミュニケーションに長けているアスクの助言が欲しい時に繋がらないのはだいぶメンタルに効いていた。クリオネの独り言を効く限り、向けられている感情が好意の類であること、さらに、アスクが『ペガサス』たちに向けられているものよりも、遥かに直情的な信仰心である事も察している。だからこそ感情を向けられる心当たりが無く、どう対応するのが最適解であるのか分からず、純粋に困る。識別番号02はちょっとだけ深海に帰りたくなった。
クリオネの言う、自身の領域となれば、ずっと過ごしていた深海の底になるが、人間は海中で活動する事に適しておらず、『P細胞』によって長時間呼吸は出来るとはいえ、深海の水圧に耐えられるものではない。そもそも自身はメドゥーサと呼称される存在とは違う可能性のほうが断然高い。つまり現状、クリオネに関して何もわからないのだ。
「メドゥーサ様」
その場で円を描くように転がり、苦悩する識別番号02に、クリオネは手を伸ばす。一方的な理由不明の好意を抱く相手からの接触を、受けるべきか否かと一瞬だけ迷うが、ここで拒否をした場合敵対関係になるリスクを考慮し、動きを止めて、触れられるのを待つことにした。
「──メドゥーサ様……どこに居るのですか? どうかお教えください……」
しかし、クリオネの手は、あらぬ方向へと伸びていき右往左往と動かすが、25センチほどしかない識別番号02の真上を空振るだけで、一向に触れる様子が無い。
──確信、シスター・クリオネは目が見えていないようだ。
シスター・クリオネはウィンプルを被ったアイボリー色の長い巻き髪。深い青色の修道服を模した制服を着用した姿は正に聖女という言葉に相応しい、清純な印象を抱く見た目をしていた。
そんなクリオネの瞳は拘束具によって厳重に防がれていた。今まで人間というものを見たことが無かった識別番号02は、クリオネの目元を隠す拘束具を認識していたものの、それによって視界が機能しておらず、彼女が自身の居場所はおろか、姿を認識できていないと分かっていなかった。
「メドゥーサ様」
クリオネが見えていない事で識別番号02は、ひとつ確信を得る。彼女は自身の姿形でメドゥーサという存在だと認識したわけではない。さらに言えば『プレデター』の一種であるとも分かっていない。
いや、そもそも自身の存在に気づいてすらいないのかと、識別番号02は怪しむ。自身は偶然ここに居合わせただけどの存在であり、彼女が話しているは以前アスクから聞いたことのあるイマジナリーフレンドという空想上の友人と会話しているだけではないのか、倉庫から居なくなるまで息を潜めて無視をするのが最適解ではないかと考える。
「メドゥーサ様……どうして、何も言ってくださらないのですか?」
――優先、少女のメンタルの安定。
弱々しく求められる声に識別番号02は即座に優先順位を決定する。その声色の変化が何を意味するのか確証は持てない。しかし、自身らは教えられてきたのだ。どんな事情があるにせよ、この状態の『P細胞』を持つ少女を放って置くのは誤りだと。
とはいえ他のレガリア型と同じ会話機能は無く、目が見えない相手となると挙動による意思疎通も通用しない。そもそも手足も無いのでまともに触れる事すらできない。このままボールの体で接触したとしても、人型ではない以上、果たして望んだ結果を得られるのか。そう悩んでいると、識別番号02の視界の隅から、何かしら細い糸のようなものが伸びてきた。
──疑問、これは……触手? 自分の身体から出現したものか?
それは進化前、まだクラゲ型プレデターだった時にあった。自身の生えていた細い触手に酷似していた。機雷として自爆するさいには、対象の物体に絡みつくためのものであったが、識別番号02にとっては海を旅する中で多くの活躍を見せた、多様的な手足である。
そんなクラゲ型の時と同じように、意識してみると触手が動かす事ができた。また、それをきっかけに識別番号02は、この触手がどういうものであるのか感覚的に理解する。
──把握、これこそが自身の〈
触手は識別番号02の球体から直接生えているのではなく、球体から数ミリの空間から生成されていた。これこそが進化して識別番号02が手に入れた〈
球体の何処からでも“生成”する事ができ、触手は体の一部のように意識せずに動かせる。生成した触手の長さを伸ばす事も可能。視覚の外にあっても正確に挙動を把握できるなどクラゲ型の時だった以上に非常に利便性に優れていた。
「──あ」
これならと識別番号02は、クリオネに向かって生成した触手を伸ばした。アスクヒドラが『ペガサス』を落ち着かせるための手段を模倣しての行動だった。
触手に触れたクリオネは、ピクリと肩を揺らし硬直する。それから自身からすれば正体不明の、細長い髪毛のようなものを躊躇いがちならがも触れていき、次第に落ち着きを見せると、指先で優しく梳くように撫ではじめた。
「──メドゥーサ様……」
──成功、シスター・クリオネの精神は安定しているように見え……?
識別番号02は先ず、触れられている触手に違和感を持った。それが聴覚と視覚から得られるものとは違う、第三の情報であると理解するのに、そう時間は掛からなかった。
撫でられたさいの振動。優しく掴まれたさいの指圧の強さ、人肌や服、髪ななど触れている場所での違い。それらが毛髪並みに細い触手から、正確に伝わる。
──!? 驚愕、まさかこれは触覚と呼ばれるものか!?
この情報の正体に行き当たった識別番号02は、声に出せないものの心から叫んだ。相変わらず温度と痛覚は感じないが、それでも触れている感覚を強く、はっきりと自我に伝わってくる。触覚は『プレデター』である、自身たちに存在しない機能であり、さらに言えば人間の感性があるアスクが羨望しているものだ。それを手に入れた。識別番号02は興奮のあまり、好奇心を爆発させる。考えるよりも先にクリオネに触れる触手を増やしまくる。
「ん……!」
触手が、優しく纏わりつくようにクリオネの全身に纏わりつく。アスクが言う所のヤバい絵面になっているが、テンションが上っていて全然気が付かついていない。識別番号02の脳内は、なるほどを連呼し続けているだけになっている。
「……ふふっ、メドゥーサ様ってピリピリするんですね」
そんな識別番号02であったが、クリオネの囁きを聞いた瞬間、全てを触手を反射的に遠ざけた。冷静となり、まさか害を与える機能が有ったのかと触手を調べ始める。そんな中で二本の触手の先端同士を近づけた時、微弱な電気が通った。
――把握、この触手には微弱な電気が流れており、シスター・クリオネはこれに反応していた。
この電気を発する機能は、クラゲ型プレデターの機雷装置が変化したものだと推察。人間の文明社会は電気によって成り立っているようなので、多くの場面で活用できる筈だと識別番号02は純粋に喜んだが、その一方で電気の流れる触手で体に触れていたのは、明らかに危険行為であったと気づく。
また、動かしている内に気付いた事があった。何十本かの触手を巻き束ねて、3センチほど太くすると再び同じように先端を近づけさせる。するとバチバチと先ほどよりも強い電流が流れた。触手一本に流れている電気は微弱なものであるが、束ねると威力を増す。クリオネは『
電気を止められるか試すと、幾つかの触手を消失させてしまう。これによって識別番号02は、触手は電気が流れていなければ存在を保てないもの、あるいは電気そのものであると当たりを付ける。
──危険、このまま触れるのは事故が発生する可能性が高い。触手による直接的な接触は行わないほうがいいだろう。
「メドゥーサ様……何処に行ったのですか……置いていかないでください……」
──急募、シスター・クリオネに安全に触れられる方法。
触手が触れなくなった事でクリオネは取り乱しはじめた。周りが見えないなか識別番号02を求めて、手を動かす。触れていると肉体的に害が及ぶかもしれないが、触れていなければ精神が著しく不安定になる。いまいちど解決策を求めて仲間たちとの連絡を試みるが、一向に繋がる気配はない。
こうなったらと識別番号02は球体である己を転がし、クリオネの体に当てた。最悪、がっしりと掴まれてしまい、逃げるのが困難になる可能性があるが、それは後で考えればいい事だと割り切る。
「……メドゥーサ様……もしかして、そちらにいるのですか?」
──誤解、そちらではなく……まずい。
しかし、クリオネは触れた球体を識別番号02だとは認識せず、転がってきたであろうと思った方向へと向かって、ゆっくりと歩き出し、識別番号02はその先にあるものに気づいて焦る。
識別番号02は初めて見る建物の内部だからこそ気づく事はないが、この室内は倉庫と表現するのには違和感があった。確かに多種多様な物が壁際に置かれているが、あまりにも乱雑で適当さが目立つ。何よりもクリオネが今向かっている北側の壁には、室内の三分の一の広さを持つ縦長のプールがあった。
倉庫というよりも滅多に使われないから、不要となった物が置かれている施設。目の見えない『
このままではクリオネがプールへと落ちる。目が見えないから泳げるかは不明。溺れてしまった場合、今の自身では陸に上げる事はできないとして、識別番号02は球体で前に立ちはだかり停止させようとするが、気づかれずに蹴飛ばされてしまった。
──判明、この体、まあまあ軽い。
「いま……そちらに……私も連れて行って……」
──考察、精神不安定により意識が朦朧となっている可能性が高い。
識別番号02は最悪の場合、電気ショックによって停止させる事を検討しながら、何か解決する手段はないかと周囲を見渡した。するとひとつ気になる物が視界に入った。
──発見、アレは使えるかも知れない。
それはまるで分厚い繊維によって作られた高さ2メートルはあろう紺色の作業服。機械部品を取り付けるような箇所が目立つが、ここに有るのは服だけである。
この服の正体は深海を単身で調査するために開発された“深海服”。しかし水圧に耐えるような形状はしておらず、むしろ深海とは真逆の空の果てで活動するための、宇宙服に近しい見た目をしている。それもそのはず、これは“耐圧潜水服ではない”、人間を水圧から守るように設計はされているものではなかった。
できるだけ目的の“物”を、外傷なく、視界良好で海の底へと送りつける。戻って来る事は想定しなくてもよい、そういった希望によって、いっとき開発が進められていた代物だった。
なんであれ、事情を知らない識別番号02にとっては人型を保っている頑強な服というのは、渡りに船になるものであった。識別番号02は目にした瞬間、思いついた事を早速実行に移す。
深海服へと無数の触手を伸ばす。触れてみるが電気で何かしら変化を見せる様子はない。物体によっては燃えてしまう可能性がある事を知っていた識別番号02は、先ずは最初の難関を突破したと喜ぶ。
ヘルメットは単体で着脱可能であり、不要として床へと落とす。そのさい大きな音がしたが、クリオネは一切気づかずに、ただゆっくりと前へと進んでいた。そんな彼女の位置を把握しつつ、識別番号02は作業を続行。深海服の首穴に触手を向かわせる。
──検証、触手による衣服稼働操作をできるか調べる……なに?
識別番号02が行おうとしていたのは深海服を己の義体としての操作であった。そしていざ時間があまり残されていない中で、出来るかどうかを実行しようとした矢先、球体と触手が勝手に動き出した。
球体が触手によって持ち上げられ、深海服の首穴の上に数ミリ浮いた状態で固定される。その後、球体数センチ上空に何かが生成しはじめる。それは深海服に合わせたか紺色のクラゲの“傘”のようであり、人間の被る“笠”のようであった。
生成された笠は淡く光ったかと思えば、今度は球体の真下の位置から触手が生成、それらは首穴から深海服の内部へと入り込み、まるで人間の神経のごとく裏面を伝うように指の先端まで細かく広がった。
深海服が、人間が入っていると見間違うほど自然な動作で立ち上がる。識別番号02は試しに手を握って開いたりする。
──接続、これが進化システムの答えか。
深海服の首穴の上に、天体のように浮かぶ丸い本体。そして深海服と本体の状況をコントロールしているであろ頭上の“傘”によって構成されていた。その見た目は“笠”を被った人間のシルエットをしているが、間違いなく人外の類、人型レガリアと呼ぶに相応しいものであった。
──起動。
識別番号02は足を動かして動き始める。深海服の中身は骨など支えるものがない空洞であるのにも関わらず、崩れ落ちる事はなく、しっかりと歩けている。向かう先はもうあと数歩でプールへと落ちそうになっているシスター・クリオネのところ。
「……あ」
識別番号02は腕を掴んで静止させる事に成功する。電気は流れていない、掴めるだけの握力もある、なによりも触手で直接触れていないのにも関わらず腕を握った感覚があった。
「誰……ですか? ……もしかして、メドゥーサ様ですか?」
クリオネはプールの方向と、自分を掴んでいる腕を交互に見やる。
──問題、ここで肯定の意思を伝えるには、どのようにすればいいのか
球体を下に回して頷いても見えない。ならば接触による意思疎通しかできないのだが、どのように触れるのが正解なのか識別番号02は考えて、そういえばと、アスクヒドラが何時もやっていることを思い出し、クリオネの頭へと手を置いた。
「メドゥーサ様……なんですね」
そうだと伝わるように、なるべく意識的に優しく撫で始める。これが正解かは分からないが、少なくともクリオネの精神は安定したように見えた。
「ずっと側に、居てくれたんですね……気づかなくて、ごめんなさい」
──方針、これからどうするべきか
悩み事2つが、とりあえず解決したと判断した識別番号02は、これからどうするかを考えていた、その時だった。
あの日と同じく、何かと接続した感覚を得た。まさかと思い、意識の奥底へと集中する。
──────────
2161:アスクヒドラ
おーい、ゼロツー! 起きてるなら返事してくれ!
ゼロツー! こちら応答されたしー!
ゼロゼロゼロツーツーゼロゼロゼロ!
2162:識別番号02
抗議→遅いぞアスク!
2163:アスクヒドラ
え? ごめん?
……ってゼロツー! 良かった!!
進化は無事に終わったのか!?
2164:識別番号02
…………肯定→要望に適した進化が行えた。たいへん満足である。
2165:識別番号04
なんだその間は。
2166:プテラリオス
進化、おめでとうございます。
2167:識別番号02
優先→先ずは情報共有が先だ、自身のほうは後で答える。
2168:アスクヒドラ
ゼロツー、なんかちょっと変わった?
まあいいや、こっちも色々あって説明するのは大変だから、詳しくはログで確認してくれない?
2169:識別番号02
承認→過去の会話を確認。
把握→とりあえず全容は分かった。
質問→『幾つもの進化途中に開催された自身をお題にした大喜利』『名前変更している最中に目覚めたら名付けた物の負けチキンレース』『自動応答を用いた意思の独自過ぎる解釈』について。
2170:アスクヒドラ
あ、やっべ。
2171:識別番号02
結論→キレそう。
2172:アスクヒドラ
と、とりあえず、こっちからも1個なるはやで聞きたいんだけどさ……。
2173:アスクヒドラ
ゼロツー、もしかして今さ──北陸聖女学園第七分校に居ない?
──────────
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます