第37話 夜の時間
「ごちそうさまでした。今日も美味しかったよ。ありがとう」
「えへへ。よかった。いつも美味しいって言ってくれてありがとう」
まゆにお礼を言って食器を台所に持っていって片付けを行う。いつも美味しいごはんを作ってもらっているからこれくらいはやらないと……
「りゅ、りゅうちゃん…えっと……お風呂用意してくる…ね……」
「あ、うん。お願い……」
まゆは慌てて僕から逃げるようにお風呂場に向かっていく。なんか申し訳ない…
「まゆ、さっきの話だけど嫌なら嫌でいいからね」
「い、嫌なわけじゃないからいいよ…」
そう言って食器の片付けを終えてリビングのソファーに座っていた僕の隣に座って僕にぎゅーっと抱きついてきた。
「その…い、一緒に入るのはいい…けど……恥ずかしいから…あまり見ないでね……」
「え、あ、うん。わかった」
「じゃあ…いこ……」
「う、うん……」
まゆと一緒にお風呂場に向かい、先に僕が脱衣所で服を脱いで先にお風呂場に入りその後まゆがお風呂場に入ってきた。
「りゅうちゃん…背中流してあげる……」
そう言ってまゆはボディタオルで僕の体を洗ってくれて髪にシャンプーをして流してくれた。まゆに言われた通りまゆをあまり見ないようにしていたがすごくドキドキして平常心を保つので精一杯だった。
「次、りゅうちゃんの番…こ、交代……」
「え、でも…その……まゆのこと見ないと洗えないけど……」
「い、いい…から…」
「え、えっと背中だけでいい?」
「ま、まゆがやったみたいにりゅうちゃんもして…」
「あ、はい…」
お風呂場にある小さな椅子に座ったまゆの背後に立って僕はまゆからボディタオルを受け取る。ボディタオルで泡立ててまずはまゆの背中から洗う。その後、まゆの正面にボディタオルを持った手を回してゆっくりとまゆの体を洗う。
「ん……」
ボディタオルがまゆの胸のあたりにいくとまゆが甘い声を漏らす。その声を聞くだけでドキドキが止まらなくなる。
「りゅうちゃん…ちょっと…く、くすぐったい…よぅ……」
かわいすぎる。やばい。ちょっと息を荒げて甘い声を漏らすまゆをもっと見たい。と思ってしまいちょっとだけ…まゆが感じてしまうように手を動かしてしまう。
「りゅうちゃん…わ、わざと…やってる?」
荒れた声でまゆにそう言われてもう我慢ができない。
「まゆ、ごめん。我慢…できない…」
そう言ってまゆを背後から抱きしめる。まゆが顔を赤くしながらいいよ。って言ってくれたので普段は見れないまゆをいっぱい見せてもらった。
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