第2話 なぜウクライナはロシアから離れていったのか?
引き続き読んでくれてありがとうございます。緊急企画なので頑張って、書いていきます。
私ごとですが、書いてすぐ投稿しているのですが、部屋が寒いなと思っていたら、暖房じゃなくて冷房をつけていました。
今、震えながら書いていますW
冗談はさておき、ウクライナちゃんはロシアくんハーレムであるソ連に加入したわけです。これは第二次大戦あたりのことなのですが、これが現在の「ロシア、ウクライナ侵攻」のきっかけになったと言ってもいいでしょう。
【ソ連ってどんな国なの?】
前回お話したようにロシアは周囲の国を取り込んでソ連という大きな国家をつくったわけですが、そんなソ連は「金遣いが荒く、束縛が強くて、暴力的」という特徴があります。しかも、ソ連はアメリカと世界の覇権を巡って、ケンカばかりしていました。
ロシアとウクライナの関係をTwitterで「元カレと元カノ」で、例えた方がいますが、DVするは、束縛するは、金遣い荒い上に、ケンカばかりしてるってヤバイ彼氏ですよね。
さて歴史を遡って時代は第二次世界大戦以降、ソ連は世界でもトップクラスの地位に躍り出るのですが、それに待ったをかけたのが、もう1つの大国アメリカです。
アメリカ「俺が世界のトップを握る!」
ソ連「いやいや、トップは俺だ」
こんな感じでアメリカ、ソ連の二大巨頭で世界の覇権を争っていたのが、いわゆる「冷戦」です。
アメリカはソ連に対抗するため、NATO(北大西洋条約機構)というものをつくりました。
「NATO(北大西洋条約機構)ってなんぞ?」と思った方に簡単に説明すると、アメリカがソ連に対抗するためヨーロッパと結んだ軍事同盟で、『ロシア包囲網』といってもいいかもしれません。
こうしてNATO対ソ連の争いが第二次世界大戦後、続いていきます。
一方、ソ連国内はトップのスターリンが恐怖政治を強いて、多くの人を処刑したり、国民の日常生活を徹底的に管理したり、アメリカとの戦いのために多額の費用を軍事に使ったりしていました。
先程も言ったとおり「暴力的で、束縛が強くて、金遣いが荒い」そんな彼氏って嫌ですよね。
そんなソ連ですがどうなったかと言うと、1991年に崩壊しました。なんで崩壊したかというと、色々ありますが、すごく簡単に言うとお金がなくなったからです。
「金遣いが荒いから、お金もなくなりますよ」って話しです。
さて、先程もお話したように、「ソ連は1つの国じゃなく、ロシアが中心となって、他の国が集まった国」です。
そんなソ連がなくなったから、ソ連に加入していた国々はロシアを離れて独立していきます。もちろん、その中にはウクライナも含まれていました。
こうして、ソ連は今のロシアになるわけです。
【ロシアは仲間をとられるのが嫌】
NATOは元々、ソ連に対抗するためにつくられた軍事同盟でした。なので、ソ連がなくなったからNATOもなくなると思いきや、アメリカはロシアに対する手をゆるめませんでした。
むしろ元々、ソ連だった国々をNATOに取り込んでいき、ロシアの包囲網を強化していったのです。
しかもNATOに加入すると、EUにも入れるというおまけもついてきます。
EUっていうのは1993年にできた欧州連合という集まりです。これは「今まで戦争してきたけど、僕たちヨーロッパってお隣さん同士だよね。みんなで仲良くして、協力していいヨーロッパをつくっていきましょう」という、和気あいあいとした仲良しグループみたいなものです。
そんな、NATO・EUに元々、ソ連に加入していたロシアの仲間だった国々はどんどん加入していきます。
ロシア的には昔のケンカ相手であるアメリカに、かつての仲間をとられていくのが怖くて、怖くてたまりません。
しかもロシアは国防のためにも、周りを仲間の国で固めておきたかった。それを奪われるのは、とても嫌です。なにかあった時のための、保険がなくなっていくわけですから。
そりゃ、P大統領も焦りますよね。
そんな中、なぜウクライナだったのか、また次回お話します。
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