つっら

なんでだって俺の人生

どうしてこんなに難しいんだ

誰の評価も要らないって

言い切ったハズなのに

肝心な部分が弱くて小さくて情けなくて

思わず溜息と逃げのコマンド

いつも逃げれるからレベルはいつまでも上がらなくて


暗闇の中で見つけた

本当に僅かな光

喜んで掴もうとしたら

なんてことはない

安物の指輪の宝石だった


肩肘張って泥水すすって

でもそうするしかないから

貧相な昼飯だって

代わり映えしない普段着だって

お前のためのものじゃない

誰かに見せるためじゃない

お前が全額出すならいくらでも金かけるけど

着ている物も食べている物も

お前の金じゃないだろ

そんな奴が俺を見下せるのかよ


承認されたくて

愛されたくて

でも望めないから無理矢理に心を折る

そうして得た平穏は

どうして乱されるの

もうどうでもいい

上手くいかないこと多過ぎ

疲れた


きっと俺が舞台から飛び降りれば

首だけで宙に浮いたなら

「どうして今まで」って言うんだろ

遅いし今さらいらないよ

本気で沈め夜の丘

文句をひさぐ離苦の他

どうしてこんなに疲れるの


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る