第2話

ハッ!

あれは…夢?


やっぱり俺は自殺に失敗したのか…?

いや、待て体が動かない


これは…転生、したのか…?

何も見えないから転生したのかどうかも分からん…


何かないのか…?

誰か居ないのか…?


「…jp3iorlrnk3-nvvr5io!」


声だ!…なんて?

なぜ突然奇声を発した?


「aptp3g'jpmjvp6gp5」


いや、まてこれ、言語じゃね?

ってことは…!


異世界だぁぁぁぁぁ!!!!

やったぁぁぁぁ!!!!


にしても言葉は最初から分かる感じじゃ無いんだな

てっきり最初から言葉は分かるものだと…


あれ?でもよく考えてみたら言葉が通じないって

かなりヤバいんじゃ―


…詳しく考えるのは明日にしよう、私は眠い。

おやすみ( ˘ω˘)スヤァ


ーーー


ふわぁぁぁぁぁ…

眠い…でも言葉をどうにかして覚えなきゃ…


面倒くせぇ…

でも英雄にならなきゃだから必須だよなぁ…


はぁ…成長チートもあるし多少は楽になるだろうし

頑張らなきゃな…


お?誰か来たな、てか何故にたった一日で目が見えるように…?


まぁ、良いか!

今はそれよりこの人が何をしに来たかだ。


たまたまか?

それともお世話係だったり…?


「あら?ユーゴちゃん、起きてたの?」


!?


いや、何で言葉が分かるんだよ…?


もしかして昨日の声は感極まった末に出た奇声だったのか…?


だとしたらそれを言語だと感じた俺無能すぎんか?

…流石にそうじゃないと信じたいが。


でもだとしたら一体…

あ、もしかして睡眠学習?


まさか…え?マジで?

でも確かに昨日の声と発音が似てるし…


え?マジで睡眠学習なの?

俺のチートそうとうヤバい奴じゃん。


睡眠学習一日目で完全に習得するとか…

本当にやべぇチートじゃん…


でもこうなるとやる事がなくなったな…


たまたま来てたさっきの人もどっか行ったし何をしようかな…


よし!決めた!異世界ものの定番である魔力!

これを感じ取る訓練じゃあ!


集中して…あ、あった。

…まぁ、ここまでは簡単だしな。


じゃあ今度はこれを動かす…あ、動いた。

ま、まぁ成長チートがあるしな。


今度は高速移動!意外と出来たぁ!?

でも応用だしな…?


それならずっと動かす訓練!…あれ?ボーッとしてたのに動きが止まってない?嘘だろ!?


ぜ、全部簡単に出来る…!

もう成長チートなんて次元じゃねーだろ…!?


思いつく限りの訓練方法は試した!

だがどれも簡単過ぎる!


こうなれば最終手段だ!


魔力を全部外に出す!

あ、魔力切れで眠く…なって…きた…


おやすみ( ˘ω˘)スヤァ


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