第428話
奴の種族が〖カオス・ウーズ〗……スライムの身体を最大限に活用し、四発同時スキル発動のできるとんでも性能なのはわかった。
だが、肝心なのは……奴が、どれだけの魔物を取り込んだか、だ。
もっとも奴は、王女に扮してまで餌を吟味していた。
楽観できる余地はねぇ。
「いいよ、ボクのステータスがみたいなら、見ればいい。どの道、止められるもんじゃないからね」
スライムの言葉と同時に、大量のデータが頭に雪崩れ込んでくる。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
種族:カオス・ウーズ
状態:通常
Lv :100/125
HP :1681/1681
MP :1417/1780
攻撃力:1125
防御力:574
魔法力:1229
素早さ:842
ランク:A
神聖スキル:
〖修羅道:Lv--〗
特性スキル:
〖七属性:--〗〖スライムボディ:Lv--〗〖忍び足:Lv3〗
〖帯毒:Lv8〗〖HP自動回復:Lv8〗〖神の声:LvMAX〗
〖亀の甲羅:Lv3〗〖気配感知:Lv2〗〖グリシャ言語:Lv3〗
〖MP自動回復:Lv8〗〖支配:Lv4〗〖魔力洗脳:Lv3〗
〖隠匿:Lv3〗〖猫又:Lv--〗〖第三の目:Lv--〗
〖魔法波送信:Lv4〗〖魔法波受信:Lv4〗〖嗅覚:Lv3〗
〖剣士の才:Lv3〗〖衝撃殺し:Lv6〗〖超再生:Lv7〗
〖過回復:Lv7〗〖暗視:Lv--〗〖竜の鱗:Lv5〗
〖魔王の恩恵:Lv--〗〖悪夢の創造:Lv--〗〖蟲王の甲殻:Lv4〗
〖魔術師の才:Lv3〗〖触手:Lv4〗〖飛行:Lv4〗
〖スライムプラント:Lv3〗〖支配者の魔眼:Lv2〗〖悪しき魔眼:Lv2〗
〖恐怖の魔眼:Lv1〗〖魅惑の魔眼:Lv2〗〖狂気の魔眼:Lv2〗
〖石化の魔眼:Lv2〗〖即死の魔眼:Lv3〗〖四つ頭:Lv--〗
〖マギアタイト:Lv--〗〖炎帝の翼:Lv--〗
耐性スキル:
〖物理耐性:Lv7〗〖魔法耐性:Lv7〗
〖状態異常無効:Lv--〗〖七属性耐性:Lv7〗
通常スキル:
〖変色:Lv--〗〖スキルテイク:Lv9〗〖噛みつく:Lv2〗
〖衝撃波:Lv3〗〖火炎斬:Lv1〗〖恫喝:Lv1〗
〖蜘蛛の糸:Lv2〗〖パペット:Lv3〗〖断糸:Lv3〗
〖鉄球振り子:Lv2〗〖麻痺舌:Lv2〗〖毒毒:Lv2〗
〖麻痺噛み:Lv2〗〖酸の唾液:Lv3〗〖熱光線:Lv3〗
〖硬化:Lv1〗〖受け流し:Lv2〗〖地獄鋏:Lv2〗
〖ステータス閲覧:Lv7〗〖殻に篭る:Lv3〗〖アイアンタックル:Lv1〗
〖ライフドレイン:Lv4〗〖落雷:Lv2〗〖ディメンション:Lv3〗
〖膨張:Lv2〗〖自己再生:Lv7〗〖マナドレイン:Lv2〗
〖転がる:Lv2〗〖黒霧:Lv2〗〖宝石の檻:Lv3〗
〖ルナ・ルーチェン:Lv3〗〖神速の一閃:Lv2〗〖大跳躍:Lv3〗
〖死の針:Lv2〗〖水鉄砲:Lv1〗〖鎧破り:Lv2〗
〖触手鞭:Lv4〗〖咆哮:Lv2〗〖蜃気楼:Lv2〗
〖魅了:Lv1〗〖灼熱の息:Lv2〗〖病魔の息:Lv1〗
〖サンドブレス:Lv1〗 〖腐敗の息:Lv2〗〖メタルブレス:Lv3〗
〖デコイ:Lv1〗〖レジスト:Lv3〗〖ドラゴフレア:Lv2〗
〖大切断:Lv2〗〖精神統一:Lv2〗〖砂嵐:Lv2〗
〖針千本:Lv1〗〖毒牙:Lv2〗〖痺れ毒爪:Lv2〗
〖鎌鼬:Lv3〗〖突進:Lv3〗〖ぶちかまし:Lv2〗
〖メテオダイブ:Lv2〗〖ウーズマシンガン:Lv3〗〖ウーズボム:Lv2〗
〖地響き:Lv3〗〖ストーンプレス:Lv2〗〖鋼化:Lv3〗
〖ハイスロウ:Lv3〗〖ハイレスト:Lv2〗〖サモン:Lv3〗
〖ミラージュ:Lv3〗〖ホーリー:Lv1〗〖ハイクイック:Lv2〗
〖ハイパワー:Lv1〗〖マナバリア:Lv2〗〖フィジカルバリア:Lv2〗
〖グリムバーナー:Lv3〗〖ハイケア:Lv2〗
〖ファイアウォール:Lv1〗〖フラッシュ:Lv3〗〖バーサーク:Lv3〗
〖ストーンスピア:Lv2〗〖デス:Lv3〗〖解毒:Lv2〗
〖カース:Lv2〗〖クレイウォール:Lv3〗〖ダークスフィア:Lv2〗
〖クレイ:Lv2〗〖ファイアスフィア:Lv2〗〖アクアスフィア:Lv2〗
〖クレイスフィア:Lv3〗〖ウィンドスフィア:Lv2〗〖念話:Lv2〗
〖グラビティ:Lv3〗〖グラビドン:Lv4〗〖ライトニングレイン:Lv2〗
〖ミラーカウンター:Lv1〗〖ポイズンクラウド:Lv1〗
〖魔金属生成:Lv2〗〖リクゥイド:Lv2〗〖コロナ:Lv2〗
〖アイアンメイデン:Lv3〗〖アンチパワー:Lv3〗〖ゲール:Lv3〗
〖ヒドゥ:Lv1〗〖デモンハンド:Lv1〗〖デュアル・ダークスフィア:Lv2〗
〖聖炎鳥:Lv2〗〖黒蠅大輪:Lv2〗〖分離獣:Lv6〗
〖虚夢への誘い:Lv3〗〖命のマナ:Lv1〗
称号スキル:
〖突然変異:Lv--〗〖魔王:Lv9〗〖奪う者:Lv--〗
〖狂気:Lv--〗〖他力本願:Lv--〗〖人形術師:Lv--〗
〖百面相:Lv--〗〖死体喰らい:Lv--〗〖嘘吐き:LvMAX〗
〖ちっぽけな勇者:LvMAX〗〖救護精神:LvMAX〗〖悪夢のキメラ:Lv--〗
〖ラプラス干渉権限:Lv2〗〖王女:Lv--〗〖万物の再現者:Lv--〗
〖呪いの千年亀:Lv--〗〖気触れの智慧梟:Lv--〗〖醜悪な竜:Lv--〗
〖八足の死神:Lv--〗〖巨蟲塊:Lv--〗〖堕ちた鳳凰:Lv--〗
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
どんだけ大量のスキルだよ、クソったれ!
ステータスも普通に高い……つーか、防御とHP、MP以外、俺よりも上じゃねぇか。
やっぱし同格相手だと、持久型ウロボロスのデメリットがまともに出ちまう。
今までの戦いで学んだことがある。
攻撃力と素早さで劣る相手に無策で近接戦を挑めば、一方的にやられるだけだってことだ。
そして魔法力で劣る相手から下手に距離を取れば、遠距離魔法を撃たれて防戦を強いられる。
この世界のステータスの意味は大きい。
だからこそ、ステータスの確認できる俺は、その恩恵によって今まで生きながらえて来た。
それゆえに、攻撃、魔力、素早さの全てにおいて俺より上の魔物との戦いがどれだけ無謀であるのか、俺にははっきりとわかる。
「ダメだな、これじゃあダメだ。ちょこまかと逃げる相手にこの形態は、魔力消耗が激しすぎる……」
スライムが呟く。
竜と竜が喰らい合い、形が崩れていく。
翼を残して竜が消え、スライムは人間の上体と、蜘蛛の下半身の姿へと変わった。
蜘蛛の身体がやや大きめだが、アラクネモードとでもいったところか。
「狩りは、この姿が一番だ。消耗が抑えらえるし、素早くトリッキ―に追い詰められて、実にボク好みなんだ。キミみたいなの相手に、わざわざ距離を取り過ぎる意味もないけど、愚直に近づいてあげる道理もないからね」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます