第26話
よしよし、結構Lv上がったわ。
一旦ステータス確認すっか。
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種族:厄病子竜
状態:通常
Lv :22/40
HP :58/116
MP :43/113
攻撃力:105
防御力:91
魔法力:95
素早さ:93
ランク:D+
特性スキル:
〖竜の鱗:Lv2〗〖神の声:Lv3〗〖グリシャ言語:Lv1〗
〖飛行:Lv2〗〖竜鱗粉:Lv1〗〖闇属性:Lv--〗
耐性スキル:
〖物理耐性:Lv3〗〖落下耐性:Lv4〗〖飢餓耐性:Lv3〗
〖毒耐性:Lv3〗〖孤独耐性:Lv4〗〖魔法耐性:Lv2〗
〖闇属性耐性:Lv2〗〖火属性耐性:Lv1〗〖恐怖耐性:Lv1〗
通常スキル:
〖転がる:Lv4〗〖ステータス閲覧:Lv4〗〖ベビーブレス:Lv3〗
〖ホイッスル:Lv1〗〖ドラゴンパンチ:Lv2〗〖病魔の息:Lv1〗
〖毒牙:Lv1〗〖痺れ毒爪:Lv1〗〖ドラゴンテイル:Lv1〗
〖咆哮:Lv1〗〖星落とし:Lv1〗
称号スキル:
〖竜王の息子:Lv--〗〖歩く卵:Lv--〗〖ドジ:Lv4〗
〖ただの馬鹿:Lv1〗〖インファイター:Lv4〗〖害虫キラー:Lv3〗
〖嘘吐き:Lv2〗〖回避王:Lv1〗〖救護精神:Lv4〗
〖ちっぽけな勇者:Lv1〗〖悪の道:Lv3〗〖災害:Lv1〗
〖チキンランナー:Lv2〗〖コックさん:Lv1〗〖卑劣の王:Lv1〗
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ついに攻撃力が100台になったか。
しかし、こんなことで満足してはいられねぇな。
リトルロックドラゴンと渡り合うためには、全ステ200近くまで引き上げなくてはならないのだから。
……にしてもこうしてじっくり見返すと、随分と不穏な称号を抱え込んじまったな。
〖卑劣の王〗って、そこまで俺悪いことしたかよ。
〖悪の道〗なんかLv3まで来ちゃってんじゃん。
これ何段階あるんだろ。最大になったら俺、死ぬんじゃね?
【スキルLvはLv10で最大となっています。】
あ、ああ、さいですか。
久し振りに急に出てきたから地味にビビった。
さて、ツボガメの肉を回収させてもらおうかな。
残念ながら、壺甲羅は駄目だな。全部バキバキだ。
おまけに壺甲羅がツボガメの身体本体の骨とくっ付いている部分があって、これがどうにも上手く外せない。
損壊の軽い壺甲羅からツボガメを引き剥がすと、元々割れて罅だらけだった壺甲羅が粉々になった。
壺甲羅を残したまま分離させるのは難しそうだ。
う~ん、中身が残ってるまま壺として使うにはちょっとなぁ……。
まぁ最低限の部分だけ残して他を取っちゃえば使えないことはないっちゃないんだけど、綺麗に取り除けても結局壺はボロボロだしな。
やっぱり自分で土から作ってみっか。
とりあえず残っている中で一番マシな壺甲羅を選んで、その中にツボガメの肉を運ぶとしよう。
今日の飯はスッポン鍋にすっかな。
結構美味しそう。
適当に喰えそうな植物も集めねぇとな。野菜大事。
こういう世界ってやっぱパン食が主なんだろうか。
余った鍋の汁で雑炊とか作りたいんだけど。米に似たようなもんとかねぇかな。
肉と壺甲羅を引き剥がして行き、ひとつの壺甲羅の中に放り込んで行く。
血がベッタリとついてなかなかグロテスクな見栄えになったが、それは仕方ない。
肉の詰まった壺甲羅を抱えたところで、背後からズシンズシンと大きな足音が聞こえてきた。
やべ、大型モンスターか?
姿見られない内にとっとと逃げねぇと。
「ンガメェ……」
うん? なんだ、まだ一匹いやがったのか?
でもなんか、ツボガメにしてはちょっと声が低いというか、デカいというか……。
みしみしと音を立て、木々が押し潰される。
そして、そいつが姿を見せた。
車ほどはあろう巨大な逆さまの壺、その口から覗く手足すらも、俺の腹回りほどの太さがある。
一目見た瞬間、種としての格の差を感じた。
アイツら、とんでもないバケモン呼びやがったな。
「ングァメェァッ!」
おいおい、なんだよコイツ。
反則だろ。
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種族:オオツボガメ
状態:通常
Lv :24/55
HP :233/233
MP :156/156
攻撃力:74
防御力:245
魔法力:76
素早さ:4
ランク:C-
特性スキル:
〖亀の甲羅:Lv5〗〖熱感知:Lv4〗
〖HP自動回復:Lv4〗
耐性スキル:
〖物理耐性:Lv5〗〖魔法耐性:Lv4〗
〖麻痺耐性:Lv2〗〖水属性耐性:Lv3〗
通常スキル:
〖殻に籠る:Lv4〗〖噛みつき:Lv3〗〖アイアンタックル:Lv4〗
〖ハイスロウ:Lv4〗〖レスト:Lv3〗〖アクア:Lv2〗
称号スキル:
〖鉄壁の守り:Lv6〗〖愚鈍なる者:Lv4〗
〖亀の呪い:Lv1〗
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200台ステ持ち。
攻撃性能は遥かに劣るものの、HPや防御の面に関してはリトルロックドラゴンよりも上だ。
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