一匙両得

 「一匙両得」とは中国の歴史書である『晋書』に記述が見られるエピソードに由来する言葉です。(噓)


 昔の中国にカレー好きの夫を持つ女がいました。 


 彼女の夫は無類のカレー好きでしたが、とても気分屋でした。


「今日の昼にはとびきり辛いカレーが食べたい」


 と朝言ったのに、昼前になって、


「疲れたときは甘いカレーに限る」


 などと言っては妻を困らせていました。


 ひどいときにはカレーを一口食べて、


「もっと辛く作り直せ」


 などということもあり、女は30回くらい夫を絞め殺してカレーの具にする想像をしました。


 いい加減想像を実行に移しそうになってきたので、殺人犯にはなりたくないと思った女は考えました。


 はじめから色んな種類のカレーを作って皿にもろう。


 これが歴史上記録がある中では最初のあいがけカレーであると言われています。


 夫も一匙で色々な味が楽しめることに大変喜んだということです。


今日の故カレー事成語

「一匙両得」 


意味

 あいがけカレーは素晴らしい。



 

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