第2話 彼の秘密
昨日私には
クラスの
でも彼には知ってはいけない
「春花ちゃーん遅いよう」
「すみません
「だから敬語」
そうだった彼は敬語を許してくれないんだった
「分かったから早く用事を済ませよう」
「オッケイ俺ん家ここから十分ぐらいだから。」
~十分後~
「ここが俺んち」
「お、お
「どうぞ―」
初めて男の子の家に入るなぁ
「ちょっとお茶出すから上で待ってて。」
「私も手伝う」
「秋斗く、君の親は何してるの?やっぱ包丁とか多いから料理人?」
「違うよ。でも
半分正解?どういうことだろうか。
「何飲みたい?コーラと
「抹茶オレで」
「オッケー。先二階行ってて」
「分かった」
え~っとこの
「えっ」
その部屋には、
「あー見ちゃったか」
「秋斗…君?」
そこにはコーラと私の抹茶ラテを持った秋斗君が立っていた
でも声も
「俺の
「え?」
「言ったでしょ。半分正解だって。人間をナイフでさばいて料理する。料理人みたい。」
怖い。目があの優しい秋斗君じゃない。
「親父にバレたらかまわず殺せって言われてるんだけどなー。彼女だし殺したくないなー」
「どうして言わなかったの?」
「言ったら怖がられるし。変な人と思われたくなかったから。」
ギシッギシッ
「イヤだ死にたくない。こっちに来ないで」
バッ 秋斗君は私の腕をつかんできた
「イヤだなぁ殺さないよ」
「へ?」
「だって彼女だし。初恋だし」
いつもの秋斗君だ、、、
「俺の部屋はこっち。あっ香水とかつけてないよね。親父鼻が良いから匂いでバレる」
「香水は、つ、つけてない」
「一緒にまマリカしよ」
「うん」
どういう事秋斗君の親が殺し屋?しかもバレたのに殺さない?
何で?
「何で?何で殺さないの?バレたのに」
「だって彼女じゃん。
「
「だって別に言わないでしょ。春花ちゃん」
「そうだけど」
「さぁさぁマリカやろ」
横に殺し屋がいるのにゲームなんてられるか!
「春花ちゃんも誰か殺してほしい人がいたら言ってね。飛んでくから」
「いても言わないよ」
「なんで?」
「だって私が言ったせいで人が死ぬのは嫌だし、秋斗君が人殺しになるのもいや」
「春花ちゃんは優しいね」
結局マリかをやって私が
「春花ちゃん強いよー。本当に
「イヤ秋斗君が弱いんだよ」
マジで弱い
「そうだ今週の
「イメチェン?」
「そうそう
「
「大丈夫春花ちゃんに会うのにしてあげるよ。それに君に
もう何でこうなるのよ
「そろそろ帰るね」
「分かった。でもLINE交換」
ピロリン〔秋斗君だおが追加されました〕
いやいや名前!だおってこんなの流行ってんの?
「じゃぁね」
「うんバイバイ寂しいよ」
「はいはい分かったから」
ピロン ピロン ピロン いやめっちゃ送るやん
~次の日~
ザワザワ どうしたんだろう騒がしいな
ガラガラ(教室のドアを開ける音)
「え~秋斗君、彼女出来たの~寂しい」
「どんな子?」
「え~っとね~。優しくってギャップがすごい子」
「このクラス?」
「どうだろうね~」
「おいおいお前幸せそうな顔してると思ったら、彼女かよ」
「いっつもクールなお前がデレデレじゃねーか」
「良いだろ三年間も好きだったんだから」
「アハハハハ」
もうすでに話してる💢
「アおはよう春花ちゃん俺彼氏できたんだー」
「良かったですね。おめでとうございます」
「反応薄っ」
「そんな子ほっといてさーもっと…」
こんなに広めてどうすんよ困るわ
これからどう隠していこう。大変だよー
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