私の彼氏は殺し屋です。
落ちこぼれのプリン
第1話 二人の出会い
私は
正直言って私は人づきあいが苦手だ。どうしても自分に自信が持てなかった。
私の顔は、ぶっちゃけどっちかといえば整っている方だ。だって
周りの人には
「かわいい」だとか「お金持ち」だとかさんざん言われてきた。
でも、それで引っ越す前の引っ越す前の小学校で学園のマドンナの
それから私は正体を隠すことに決めた。でも、すぐに
「お前橋本
「へ?
「いや顔がそっくりじゃん。
「お願い。他の人には言わないで!!」
「なんで?みんな羨ましがるだろ。」
「それが嫌なの。だからお願い。」
「いいよ。言わない」
「本当に?良かった。じゃぁこれで」
良かった。もう戻ろう。私が教室に帰ろうとしたら…
「条件付きでな」
秋斗君はそういった
「条件付き?」
「そう条件付き。」
「どんな?」
「別に。変なことじゃねぇよ」
「だからそれが何?」
「俺と付き合って?」
「は?」
付き合うって、あの
いやいやいや。無い無い。何せあの人気者の秋斗君だよ?
あれだ。あのどこかに行くのに手伝ってほしいんだ。
「どこに行ったらいいの?」
「違うよ?彼女になってほしいの。」
ちょっと待て。何を言ってんの?こいつは頭がおかしいの?
彼女なんて、私じゃなく、人気者の
「何で?」
「高橋さんが好きだから。」
「西岡さんのほうが可愛いじゃない。西岡さんも式羽田さんのこと好きだと思うし!」
「確かにかわいいけどタイプじゃないんだよなー」
ウソ。嫌だよ絶対式羽田さんと付き合ったらめだっちゃうよ
「いやだ。絶対に嫌だ」
「じゃあみんなに言っちゃうね」
「ウグッ」
どうしよう。そうだ!みんなにバレなきゃいい!
「でも式羽田さんと付き合ったら目立つから、みんなにはばれないようにしてね。」
「え~。まぁしょうがないか。それなら代わりに下の名前で呼んで。」
「みんなの前でも?」
「みんなの前でも。」
「分かった。それでいい。秋紀斗さん」
「
「秋斗…く…君。」
カァァァ!やばい!凄く恥ずかしい!
「オッケイ。じゃあさっそく家行ってもいい?」
「ダメ。それよりどうして私なの?」
「春花ちゃん。
なんか好きになっちゃった」
イヤ。言うてあんたも
「じゃあ俺んち来てよ。ちなみに君に
「でも親がいるんじゃないの?普通」
「どっちも今日は今日は働きに出てる」
「今日は?いつもは?」
「俺んち訳アリ家庭なんだ」
私と同じだ。お父様もお母様もいつも
私と…同じ…
「良いよ。断るとどうなるか分かんないし。」
「やったー。じゃ
「一緒にいるのバレると困るから。先の公園で待ってて」
「ラジャー」 ビシッ
ピーンポーンパンポーンッ
{まもなくお
「じゃ。これからは話しかけないで。」
「冷たいなー分かったよ。じゃぁね」
やっと終わった。これからどうしよう。とにかくばれないように尽くさなきゃ。
ここから私の人生は大きく変わりだした…
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