12話目


 法衣準男爵から男爵になって一年半が過ぎ、この領地に来て半年が過ぎ冬が来た、村の名前も決めなくてはならない、間引きもしないといけない、薪もだ、それに長女のイデアは婚約してから二年も進展がない。相手は豪商の長男だったがこの前の商業ギルドの頭が代わりどんどん縮小しているようだ。

 任されてる村は4つ自分たちが住んでる村はフェルディー村とし通称本村として一村二村三村とした。

 一村二村三村から男もしくは魔物退治する女子供も徴兵し、各村から15人選び毎月5人づつ本村に呼び騎士と訓練をさせている。


 薪は火と風の合成魔法でジンが片手間で乾かしている、ジンは調合で下級ポーションと中級ポーション、

下級マジックポーションと中級マジックポーションの最高品質を目指して頑張っている。

 上級ポーションなどは素材が手に入らない為、複製でごまかしているがジンはこだわりがあり、ポーション類は一本たりとも売らないのだ、理由を聞くと足りないなら出すが余っているし、それでも欲しいなら作ればいいと返してきた。商業ギルドや冒険者ギルドから質が段違いに違うからどうにかならないかと、打診と言うよりクレームなのだ、錬金ギルドからは製法を教えてくれと来る。

 多分こめる魔力の量と質なんだと考えられる、ジン作成のポーションを売った人物はもうこの世には居ない、チリ一つ残さずジンが燃やしてしまった。

 品質は微、弱、小、中、強、高、最高でジンが言うには中までなら簡単に出来るそうな。

 困った四歳である

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