登場人物②
神聖暦1291年現在
グーテルハウゼン・ハウルホーフェ
1268年生まれ 23歳 マインハウス系
ハウルホーフェ家のフルーゲルハウゼン・ハウルホーフェと、エリザベート・ハウルホーフェの長男として、ハウルホーフェ城に生まれる。朝寝坊し、すきあらば、仕事さぼって寝たり、飲み歩いたり、グータラ殿下と呼ばれる。
本人曰く、能力的には普通。ただ幼少の頃より、いかに
エリサリス・ハウルホーフェ
1266年生まれ 25歳 スラヴェリア系
ヒールドルクス公国の筆頭諸侯デスラー家の出身。父親が暗殺され、母親が自害した後、家の料理人だったマジュンゴに助け出されハウルホーフェ公国に。そこで、気取らないグータラ殿下に出会い興味を持つ。後に結婚。エリサリスにとって、この時代の貴族には珍しく恋愛結婚だった。性格はとても快活。現在、ボルタリア王国にて幸せに生活中。
フルーラ
1264年生まれ 27歳 マインハウス系
グーテルがボルタリアに移動しても変わらず、護衛騎士隊長。ハウルホーフェ公国にある準男爵家の娘だったが、兄達の真似して剣を振るううちにその魅力に取り憑かれ、剣の道に進み。女性騎士に。剣ひとすじのため、人付き合いが苦手。そろそろ結婚は?
ガルブハルト
1256年生まれ 35歳 ガルハリア系
マインハウス神聖国内で、傭兵だった父の下に生まれる。母親は、知らない。旅から旅の生活で、魚釣り、狩猟や、山菜採り、キノコ採りを覚え、金が無くても生活出来る。自分も傭兵になり、勇名をはせたが、ハウルホーフェ公国にやってきて、のんびりとしたこの国に好感を覚える。グーテルのボルタリア王国行きに付き合い、現在はボルタリア王国第3師団師団長。カッツェシュテルンの常連客。
アンディ
1267年生まれ 24歳 ダリア系
ハウルホーフェ公国の執政官コーネル子爵の子供。だが、長男でなく次男。真面目な父や兄とは違い、性格は軽く、女好き。ただ剣の腕は超一流。現在ボルタリア王国で、グーテルの護衛副隊長を勤める。
コーネル
1236年生まれ 55歳 ダリア系
ハウルホーフェ公国を支える代官。真面目で堅物だったが、最近は殿下に毒されてきている。殿下にはもっとちゃんとしてほしいのだが、公務をあっさり処理してしまうので、なかなか文句が言えない、苦労人。
フレーゲルハウゼン・ハウルホーフェ
1236年生まれ 55歳 マインハウス系
グーテルハウゼンの父親。結婚後なかなか子供が出来ず、待望の男子誕生だったので溺愛し、甘やかしたため、グータラ殿下の誕生のいちいんとなるが、将来に関して心配はしていない。ヴィナール公国の宰相をしている。有能な政治家。
エリザベート・ハウルホーフェ
1238年生まれ 53歳 ガルハリア系
グーテルハウゼンの母親。結婚後なかなか子供が出来ず、待望の男子誕生だったので溺愛し、甘やかした。いまだに息子がかわいいようだが、今は嫁となったエリスちゃんがお気に入り。女性にしては、大柄。
ライオネン
ハウルホーフェからグーテルと共にボルタリア王国にやってきた。若手だが有能な騎士。
ハイネッツ
騎士団の頭脳労働担当。ハウルホーフェからボルタリア王国にやってきた。
マジュンゴ
1251年生まれ 40歳 ?系
遥か東の暑い国の出身。家は宿屋を営んでいた、そこの十男。家は家業で忙しく、幼い頃から宿の客が遊び相手だった。そこで見た珍しい者や、食べ物に強く憧れ、隊商の荷物に紛れ、西に向かう。途中見つかったが、そのまま逃げ出し、ニクレイア帝国、海を渡って、ダリア地方、さらに海を渡って、エスパルダ地方、そしてランド王国と料理を勉強しつつ料理人として渡り歩き、デスラー家の料理人を経て、ハウルホーフェ公国へとやってきた。ハウルホーフェ公国で、結婚し美しい妻と、かわいい子供達がいる。妻の名は、アイリーン。で、ボルタリア王国王立貨幣鋳造所で管理職にある。
ジーヒルホーゼ4世
1218年〜1291年 享年73歳 ガルハリア系
マインハウス神聖国皇帝。ヒールドルクス公国から初の皇帝となる。グーテル殿下の母方の祖父で、娘と孫に甘く。息子達に厳しい。穏やかな外見と裏腹に、権謀術策に優れ、敵対する者達を追い落としてきた。今の悩みは後継者。1291年崩御。
アンホレスト・ヒールドルクス
1240年生まれ 51歳 ガルハリア系
ヴィナール公。直情的で、敵を作りやすい。内政は宰相であるフレーゲルのおかげで落ち着いたが、気がつけば周囲は敵だらけ。父親であるジーヒルホーゼ4世と同じく、権謀術策に優れているつもりだが、グーテル曰く、ただの謀略家。
イザベラ・ヒールドルクス
1242年生まれ 49歳 スラヴェリア系
ヴィナール公アンホレストの妻。美しい外見と、塩田を経営するなど才覚にあふれるが、性格に難あり。夫のように無骨な長男より外見の良い次男カールケントを溺愛し、その性格を歪ませる。
ヒンギルハイネ・ヒールドルクス
1261年生まれ 30歳 ガルハリア系
ヒールドルクス公。当初は、父親譲りの傲慢な性格だったが、敗北や失敗を繰り返し、足元を見て生きるようになる。ザ・騎士道。で、筋肉バカ。クッテンベルクの戦いにて、グーテルとの戦いに敗れる。
ヴィオンセ・ヒールドルクス
1267年〜1288年 享年22歳 ランド系
ランド王国国王フェラード4世の妹。ヒンギルハイネ・ヒールドルクスの妻。若くして病で亡くなる。
カールケント・ヒールドルクス
1265年生まれ 26歳 スラヴェリア系
ヒールドルクス家の次男。母親から甘やかされ性格が歪む。好みの女性を見つけると、さらったり、おしかけてて奪うなど、悪逆をつくす。ただし、とても美男子。現在は、ヒールドルクス公国にて代官として、暗躍中。
トンダルキント・ヒールドルクス
1268年生まれ 23歳 スラヴェリア系
ヒールドルクス家の三男。教会に入る予定だったが、断られる。勉強好きであり、父や、兄と違い智謀に優れている。グーテルと気が合い仲がとても良い。兄であるカールに顔が似ているが、性格は真逆。現在は、フランベルク辺境伯にて、政治を行っている。
ヨハンナ・ヒールドルクス
1269年生まれ 22歳 マインハウス系
フランベルク辺境伯リチャードの四女。トンダルキントの妻となる。性格は、とても穏やか。
オルセン・ヒールドルクス
1277年生まれ 14歳 ガルハリア系
ヒールドルクス家の四男。
ヨハネ・ヒールドルクス
1255年生まれ 36歳 ガルハリア系
ジーヒルホーゼ4世の次男。ヴィナール公国の領邦宰相に任じられるが、精神を病み、退任させられる。その後は、ヴィナールの領地でふらふらと過ごしている。
アネシュカ・ヒールドルクス
1259年生まれ 32歳 スラヴェリア系
カール2世の次女。ヨハネ・ヒールドルクスの妻。
ヒューネンベルク侯爵
1228年〜1288年 享年60歳 ガルハリア系
ヴィナール公国の領内諸侯にて、アンホレストに絶対的に信頼されていた。ヴィナール内乱において、諸侯の反乱の責をとり、自害。アンホレストにとっても、グーテルにとっても大きな損質と禍根を残すこととなる。
ヒューネンベルク侯爵(息子)
1253年生まれ 38歳 ガルハリア系
父親の死により家督を継ぐ。父よりも軍事面での才能があるが、グーテルに敗北し、政治に打ちこむ。努力の人。
カール3世
1256年〜1289年 享年33歳 スラヴェリア系
ボルタリア王。父と違い穏やかな人。体も弱く病に倒れる。エリサリスの一応養父。ボルタリア王位を幼い我が子に譲り病気療養していたが、幼い子供と妻を残し、病に倒れ亡くなる。
レイチェル・ボルタリア
1260年生まれ 31歳 スラヴェリア系
ボルタリア王カール3世の妻。ワーテルランド王バラミュル2世の娘。本人は、穏やかでのんびりした性格だが、芯は一本通っている。王太后。
ヴァーフラツ3世
1284年生まれ 7歳 スラヴェリア系
カール3世とレイチェルの息子。ボルタリア王位についたが、幼君のために、政治はグーテルが代行している。
ボルーツ伯ヤルスロフ
ボルタリア王国の筆頭領内諸侯。先王カール3世からは疎まれていたが、グーテルの信頼を得。外務大臣として、その腕を振るう。温厚で人の話をよく聞き、的確に対処してくれる人という評価だった。グーテル曰く、見た目たぬきだそうだ。
ロウジック伯デーツマン
ヤルスロフのライバルとして、先王の信を得ていたが、グーテルからは、ヤルスロフと共に牢に入れられた。そこで暇つぶしにお互い話す事により、ヤルスロフを信頼する事になる。真面目で堅物、そして不正を許さない高潔な人物。グーテル曰く、見た目きつねだそうだ。内務大臣。
フランベルク辺境伯リチャード
1235年生まれ 56歳 マインハウス系
カール2世の盟友。カリスマもあり、性格も体格もスマート。盟友カール2世の敗死を見届け、これからの生き残りの術を探る中で、グーテル殿下とトンダル殿下に興味を持つ。
ヴィルヘルマ・タイラー
1246年生まれ 45歳 ダリア系
元はただの猟師だったが、デスラー侯爵の無理強いに、息子のりんごを射落としつつ、デスラー侯爵を暗殺するという神技によって、反乱軍の首魁に祭り上げられる。しかし、意外な才能を発揮し、反乱軍を勝利に導く。
ヴィクトリオ・シュタインナッハ
1242年生まれ 49歳 ガルハリア系
マインハウス神聖国内の戦いで、名をはせた自由騎士。祖国で、反乱軍を率いさらに名をはせる。統率力に優れた名将。
オーソンさん
カッツェシュテルンの常連客にて、民主同盟タイラーの密偵を勤めていた。今は、ボルタリア王国にて、グーテルの密偵を勤める。会う場所によっていくつもの顔を使い分ける。
ミューツルさん
呑処カッツェシュテルンの常連客。大工さん。うるさいが、愉快な人。
人種
マインラント系
肌は白く、金髪でブルーアイ。目鼻立ちははっきりしているが、彫りは深くない。元々マインハウス神聖国に古代から居住していたが、ガルハリア系に追いやられ、さらに混血も進み。今は少数派。
ガルハリア系
肌は白く、金髪でブルーアイ。骨格がしっかりして、彫りも深い。体格も良い。東の地から移住してきて、今はマインハウスの支配者に。
スラヴェリア系
肌はさらに白く、髪は薄い亜麻色で、グレーアイ。目鼻立ちはっきりしているが、彫りは深くない。ボルタリアなど、東ヨーロッパに多く居住する。
ダリア系
肌は白よりは、やや浅黒い。茶色の髪でブラウンアイ。比較的目鼻立ちはっきりしており、彫りが深い。ダリア地方に多い。
ランド系
肌は白め、茶色の髪にブラウンアイや、グレーアイ。比較的目鼻立ちはっきりしているが、彫りは深くない。ランド王国に多い。
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