ボクの宗教へようこそ!

ヴィンセント麻呂

一、子供は天才だ


「子供は天才だ。」とはよく言ったもので、猫のバケモノ縫い包み小脇に抱え乍、「あのね、お父ちゃんとお母ちゃん、昨日、おまんこちたの。あははっ。うちょっ!」なんてなことをいとも容易く簡単簡素に口走り可愛い可愛い言われるのだから、そのリリック・センスもろとも尊敬の眼差しで見詰めざるを得ない。描く、倫理の箍が外れたアウトサイダー・アートの如く幻想的な絵画なども感涙至極、平伏すしかない。しかも平気でオレを足蹴にして、振り返ったら、「そこのキミ、NO!NO!NO!」なんて、存在自体を否定して呉れる。オレは米神指刺し、「おじさんね~!頭、イカレテルの!」と言ったら、「きゃああああああ!」。蜘蛛の子を散らしたが如く。救いがないのが唯一の救いなんだよ!

慈愛精神ZERO度の結晶、社会憎悪の賜物であるオレの不穏な魂、即ちソウルは虚無に塗れ、閑潰しの為に、常にヒツマブシを喰らうことを欲していた。AZATOSAを執拗な迄に前面に押し出しうんざりするような破壊的虚無に後退りすることを恐れず三分の一の純情な劣情を殺めて、カジュアル・ショップの鬼と呼ばれたる所以である、単純単細胞ピュアネス、プア・ボーイのこのオレの、腐敗することのない魂の進化形、即ち恍惚を呼び醒ます。それ(ら)は果たして一体、他者との性格のWHITCH(不一致)に至るべく要因と成り得るのだろうか…?ネヴァー・マインドな焦燥感が潜在意識の果てに在り、彷徨の果てに惨憺たる結果を見れば、希望は絶望へと昇華されるだろう。そんなオレは即座に左腕を切り堕とし細木●子大先生に献上すべく(その大前提として)、右手で左腕を掴んで大先生のドタマをガンガンぶん殴ることが出来る。但し、それには重大な条件が要る。それは即ち、この世に蔓延る淀んだ眼付きをした奴ら全員を、左手に握り締めたる兇器に依って惨殺することが出来たらの話だ。夢想しつつ、偏屈偏狭で珍妙な所が屈強だが打たれ弱い荒涼たる我が魂は、何れ暮らしの果てに散るだろう。電球を取り付ける際の灯りのように多くの人には在り得ないだろう、親が突如発狂し物凄い形相で襲い掛かって来る突発的な恐怖畏怖。それがオレには常に在る。スピリチュアル・ギリギリ・ボーイなんだろうね。多分。

屋号を、『WORLD IS MINE.』と云い、昭和初期に建てられ乾物倉庫として利用されていた、朱色と灰色の入り混じった概観で煉瓦造りの建造物を改装して、再利用されているものだった。造り付けられた回転ドアーの上部、極大なる重厚な鉄製の看板は、『WORLDIS…』と、力強く殴り書き。「ってか、でか!この看板でか過ぎね?」入店すると、中央に設置された一基の瓦斯灯(街灯として利用されていたものを移設したものらしき)が小気味良かった。しかし、店内の壁伝い一間ごとに裸ん坊で蛙逆立ち(しかも、壁の方向を向いて)をしたギャルの珍妙なる彫像がライト・アップされて飾ってあって(それらは量産されたように寸分違わずどれもこれも同一の彫像だろうと推測された)、これらはきっと店主の知り合いかなんかの(或る特定的な(自称含む)文化人、作家の出身地域地元住民、及び仲間内での評価が著しく高いだろう)藝術家の作品を置かせてもらっているのだろうと邪推された。

無償の愛を説く無償の愛。「ってか、判る訳ねえだろ!?本当にそれどころじゃねえのによ!?(いや、マジで。)ねえ、巻き込まないで!誑かさないで!絡まないで!オレのビューティフル~ピュア~マインドを掻き乱さないで!戀愛相談なんか受けて、如何すんだよ!?世間体考慮済みで一般大衆了承済みの(全)人類的に正しい判断なんて出来る訳ねえだろ?ぼけ!人間的に多くの精神その他が欠落欠損しているから、それを補う為に…ってそれ程高尚なものではないけれど、治療するが為にこんなことやってんだぜ?しかもその女はオレが大・大・大好きな女だからね!NAZEDAKA訊いて来るんだよ!お人善しの極み、REAL B-BOY( → REALBAKACHIN-BOY)だよ、オレわ!」(と云う主旨の内輪話を披瀝したんだ。)「へェ~!そうなんだァっ!」のキャバクラ嬢婦イケメン喰い、存在感皆無で失神寸前。だから、誰にも知られず事切れるオレ!嗚呼、阿呆らしっ!何やってんだオレは!?こんなところで!嗚呼、~月!火!水!木!金!土!日!~死にて。「それで普段は?」「え?特に…。」「何もせず?」「何もせず。あ、ぼちぼち書いてます…。」「ふ~ん。ちゃんと食べてる?」「ええ、一応…。」「如何やって?」「親が…。」「親に?」「はい。」「外出してる?」「ああー、ぼちぼち…。」「しっかりしなよ、ちゃんと働きな!」触れる腕が、堪らなかった…。一方、手袋嵌めたくなるよな、汚らわしい、腐敗臭のする熟し切ったSHIKOMEが行き成り跳び付き縋り付いて来やがったから、「テメエ、ふざけんなよ!ぼけえ!」払い除け、化粧室のドアーを蹴開けて飛び出したのさ!(それは嘘。)でも、あれは確かに凄かった!EMIちゃんを更に洗練させたが如く!久々に汗かいたぜ。流し眼スタイル、見られていることを前提とした立ち振る舞い!自分が美人だと云うことを充分認識、オレが見ていること了承済み、同性にすら見られていること了解済み。ところが何の因果か、あんなのに限って、み●をの世話になってんだよなァ…。それにしても懐かしいなァ、昨日の出来事だけれど…。

田舎の仲見世商店街。居酒屋店員の気さくさに憎悪の集大成をぶち撒けたい。高校生のアベックに割引券渡そうとしているのに憤ってるオレは、本当に、いや、マ・ジ・で!真面目だ。真面目過ぎる程、真面目だ。(そして、何も言えない真性真正ビビリである!)だからオレは今日の予定を(って、何もないのだが)指折り数え手頸部のゴムぱんぱん。あ、女学生が騒音鳴り響く娯楽遊技施設から出て来やがった!不良少女め!「何、やってんだよ!?」って、うわ!凄え美人だし!「綺麗でしょ?ア・タ・シ!」てな感じの上眼使い、雌の匂い漂わせて…。「気色悪っ!」昨日のキャバ嬢みたく多分、自分に自信があって、それが今迄きっと…、そしてこれからも罷り通るんだろうなァ…って、男連れかァ。ど畜生が!それに、「あんな格好でどんな学校行ってんだよ?おまえら!?」

地下階がリラクゼーション施設になっている雑居ビルディングの一階、純喫茶カフェー、『ペロリーナ』の手前を通り過ぎようとしたらば、窓際の席、自らに対する誹謗中傷記事を達筆に書写するガゼッタ岡を発見!(何で沼津に…?)それを、「あっ!」と覗くオレ。NAZEDAKAオレは有名人によく出逢う。また、その出逢った者らは悉く愛すべき者らばかりだった。「行くっきゃない!」って、這入ったら、「いねえし!」何処行ったァ!?あら、もう店外でした。仕様がねえ、ってんでてんでダメ男のオレ(身を滅ぼすべく我が間が悪きソウル也!)は適当に注文。妄想を現実化すべく逆ナンの期が熟すのを待ちつつウィンナー珈琲を啜り乍二皿に盛り付けられしサンドウィッチをそれぞれ交互に頬張っっていた。暫時経過し…え?何々?ちょいちょいあんた何してんの?頬が矢鱈エロい女店員がにじり寄り憂い香漂わせたる残パンをもう一方の皿によそり纏めだしたよ?余計なことしてェ!わちゃァ!零してんじゃん!てか、え?厨房に戻ったけれど…って、うわ!もう一皿持って来た!ってか、もう喰えねえよ!なんてなこと思っていたらそのことには一切触れず女店員は徐に話し掛けて来たんだ…。それにしても、頬が矢鱈とエロい!「あのう、パンダとかって知ってます?」「はァ?一応、知ってますけど…。」「あ~!本当にィ!?マジでェ?ねえ、マジでェ?じゃあところで、知ってます?JINMANパンダ、知ってます?JINMANパンダ!ねえ、JINMANパンダ知ってます?」意味が判らねえ!でも、もしかして…?「え?あ、それを云うなら、JINMEN(人面)パンダのことじゃないっすか?」「あはは、そうですよねェ?そうですよねェ?JINMANパンダだと、人間のあそこしたパンダになっちゃいますよねェ?あははははは…。」この女は何を一人で盛り上がっているのだ?テンション高過ぎる。ってか、「KARAKAIかよ!?」。しかし、近くのギャル風情はニヤニヤ笑いをしていたのだった。って、あれ?いつの間に…?「KANCHIGAI野郎は一刻も早く即時即刻退却退散せよ!」ってことか?四方八方、オレをチラ見する威圧ギャルどもは取り囲むように着席、覆われていた!女店員は去り厨房からこちらをほくそ笑み乍しかし眼は睨んでいる!このフォーメーションは…?正しく、ペンタグラム(!)也。ってか、「煩せえよ!」特に学園祭実行委員の先輩後輩二人組(盗み聴きから邪推)!何がそない可笑しいか!?「何がそんなに可笑しいんですか?可笑しいのは私ですか?」思考回路は迷走SAKURAN状態、反射神経過敏に条件反射で直立不動、「あのう!この中で!誰か!厄年の方は居られますでしょうか!あのう!この中で!誰か!厄年の方は居られますでしょうか!祈祷してしんぜましょう!あのう!この中で!あ、あ、あ、はい!はい!すいません…。」絶叫するおしゃまさん。対するは冷視冷遇に至るキョトン唖然、そしてZAWAMEKI,嘲る笑い巻き起こすギャルども。ケラケラケラケラケケラケラ…。何であんなことを言ったのか訳が判らず更にまたオレはどんなに大声を張り上げても自分の声が聴こえなかった。

近代化遺産店舗は典型的町屋建築、しかし、信じ難い似非感全開の安穏なる田舎風情(和洋折衷の不協和音)を漂わせるが如く店内、暖かなる木目調テーブルにニス、塗りたくってある。椅子はディープな色合。木張りの壁面にはラッセンの画。読み合い雑誌は、『HARD CORE MAGAZINE』オンリー也。(なんて男らしいだろう!)珈琲豆を煮詰めたような異臭群が犇く。乱暴に、カランカラン♪鳴り曝すドアーを開けそして閉め。ワイルド・パツキン・ロンゲスト・ヘアーの黒服、タナカ~鼻ピアス~メグル店員に陵辱される勢い、我、魂は滅多斬り状況且つ略玉砕状態で、摘み出されたのだった。屈強なるタナカ~鼻ピアス~メグル店員に取り押さえられ掴み抱えられ乍引き摺られて退場したオレは、店先で立ち直り(身体的に)、「あんたが正しいですよ!」言うが如くタナカ~鼻ピアス~メグル店員の顔前、手拍子「ぱん!ぱん!」したらば、「ぐおん!」と云う音が耳元でして、気が付いたらガソリン臭漂うアスファルトから染み出た苦々しい汁を舐め舐めしていた。正に、地獄行き寸止め行き倒れ寸前の、ギリギリ・ボーイ・ライク・ア・キリギリス状態也!嗚呼、醜い。嗚呼、憂いの青春か。(本当に其処に在るのかすら判然としない、挙動不審なこのオレのミドル・ネームは何を隠そうって、隠す必要もなく、『不可解』なのDEATH!!!!!)

店先にはぐにゃぐにゃに成り果てた、蒼く彩られていた、そしてそれが剥げた鉄製のベンチが在った。其処から活動しだす、蒼穹模様に従って行動すると謳われている(本日はバカっ晴れ)、メット被ったハリキリボーイの乞食、仲見世キーヲ(そう、オレが勝手に呼んでいるだけ)、通りを挟んでオレと対面するように立った。「あ、取った!」メット取ったら断髪、横分けにしていた。以前はロン髪だったのに!壁に凭れ掛かり撫肩を更に撫でオレはくすくす笑いを止められず不審がられ、且つ、近隣の婆に変態阿呆漢痴漢扱い的眼差し浴びて。「あ、被った!」オレのくすくす笑いを受けてか含み笑い、それを咬み殺してメット被り直した仲見世キーヲは、(キーヲの斜向いでオレの横に在った)木製の掲示板目掛けて猛突進、背中から思いっきり体当たり。勢い、どーん!とその傍らに坐り込み、着曝していた何処で拾ったか、『I LOVE N.Y.』シャツを頸部から一気に渾身の力を込めて(推測)裂き、脱ぎ脱ぎして半裸状態、左手で吊しにやつき乍もう片方の手から差し出されたるZIPPPOでそれを燃やしだした。オレはと云えば、チラ見チラ見。「危ねえ奴だなァ…。」恐っ!逃げよっ!したらば今度は、これだよ。一難去ってまた一難。女難の相アリ。ウェディング・ドレス纏いし好奇心旺盛超美形ガールはバレリーナみたいにひ~らひら♪く~るくる♪こりゃあ凄えや!でも、あ、そう云う娘なのね…?それに、ウェディング・ドレスっつーのがまたそそるのよ!でも、可愛いけりゃ、何してもいいのかよ?何でもいいのかよ?顔DAKEだろ!?って、いいよ!顔DAKEで!ってか、「何だこいつ?」。ミニスカ・ウェディングドレスで、(ノット・ソー・ビューティフル)ヴァージン・ロードを駆け抜ける。跡にはキラキラと輝くラメ、ラメ、ラメ。直前で歩き終えると青少年健全育成ボックス(別名、悪書追放投函ボックス)をすっぱ~ん♪と見事に乗り越えた。このタイミングで行くかァ?空前の偶然かァ!じゃ、納得!それにしても、仕様がねえ女だな、こいつは!顔(天然ナチュラル100%)DAKEだろ?マジで!しかも、「下、穿いてねえし!」。マジで、けつ丸出しじゃん!ほら、見える!見える!あのけつ、マジ堪んねえ!けつに接吻(キス)させてよ~!しかし、謎とラメだけを残り香にウェディング・ドレス纏いし好奇心旺盛超美形ガールは風のようにそして嵐のようにとっとと去って行った。ボンテージ・ファッションの店は、「いらっしゃいませ~~~~~!!!!!」って、永いよ。ってか、「日本人じゃねえし!」。上手だな、日本語。

それにしても見渡してみればみんな、「いい女連れてんなァ…。」。しかも、メガネ・キッズじゃん。メガネ・キッズ、オタク・トライヴがァ!「あんなのがいいんだァ?」連れてるようなのと仲良く成りてえよ!黒髪美人、吃驚したように眼が合ったよ。そして、他者との距離感が妙なおばはん。「何だか臭うわ、ここから…。」って、気ィ付けよ、その人腋臭なんだよ!こっちは繊細くん(若しくは繊細さん)だから、言えねえんだよ。「あ、それ、あたしかも…。」「それにしても、凄い臭いだね!」って、突っ慳貪に乾杯っ!歩きだしたら、あ、異邦人だ!(訊かれることはまずないかも知れないが、)「Are you PUNK?」って、訊かれたらこう応えよ!「No!I’m JUST A KAKKOW-DAKEDEATH!!!!!& I’m SICCCCCK!!!!!」そうしたらば、「Oh!Yeeeees!!!!!」(若しくは、「Oh!Nooooo!!!!!」不問。)って、叫ばれることだろう。しかしそもそもあんたたち、PUNK = SKULLっつうー考え方発想自体がダサいわよ!(アクセの話。)うわ、「凄え美人!」って、自転車の後ろに、『ジ●ス』の看板があっただけじゃん。頭にタケコプターを付けたリーゼント野郎(学ラン着曝した)接近!こっちを見てない!って、うわあああああああ!(もう、ここ、スクランブル交差点じゃん!?)

「オイ、テメ、コラ!HENSHI(変死)サセルゾ!?」

ってか、肩怒らせ過ぎだよ!そりゃ、ぶつかるさ!こいつ、他人の迷惑考えて歩いてんのかよ?死ねばいいのに!直後、えへらえへら笑い乍ケータイ電話で話し仰け反りやがって!

ハプニング時は、珍妙なる空気との一体感が、類稀なる残骸に成り果てるべく決意を呼び興す。「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す…。」B(ぶん殴って)、T(叩いて)、K(殺す)、伝説的連続殺人鬼、超個人的正式【尊】称B.T.K.ことマッケンジーにオレは憧れる。それにしても、亜米利加人の娯楽は、殺人以外に絶無なのだろうか?『ぶん殴りS.P.』と銘打たれたその放映。オレは感動しか出来なかった。水を飲ませて命乞い、安心させて、はい、撲殺!シリアル・フレーク無造作に、公園各所に仕掛けて。挑発しまくりです。しかし、誤字脱字だらけの犯行声明文はケレンじゃなかった!(前頭葉が発達した殺人鬼は冷静沈着に犯行を遂行出来るが、言語能力に劣る!)オレにはいつになったらそんな能力が備わることになるのだろうか?あ、そうだ、蔦屋行こうっと。あ、チャリで。(運転すると綺麗に鬱陶しくぴらぴらする淡い色の造花が籠に飾ってあるチャリ。そんでさ、よくあんじゃん?街中に。不法投棄なのか駐輪してあるのか判然としないショッキング・ピンクのチャリ。そこはかとなく××××的雰囲気漂わせ下品に塗りたくってあるチャリ。「果たして一体、どんな奴が乗ってんだよ!?」ってやつ。あれだよ、正にそれ、オレのチャリです。)あ、駐輪場から約十分。あ、狗の糞!これぞ、アウトドアの醍醐味也!漸く着き紫色の空に彩られた駐輪場から見える、線路越し、ラヴ・ホテル『666』は近いようで途轍もなく遠く感じた。一億万光年は在るように思われた。嗚呼、ダリ…。


二、昔と何も変わっていない


下を向いて歩くオレは本質的には昔と何も変わっていない。そして、いつもの場所に来てしまう。またかよ?この曲!「憂鬱などォ!吹き飛ばしてェ!みんなァ!元気出せよォ♪」ってね、それが出来たら苦労しないって!いや、マジで!出来ないから困ってるのよ。「若い内はァ!やりたいことォ!何でも出来るのさァ♪」って、そうもいかないのよ!いや、マ・ジ・で!レイプでもしたろか?責任取って呉れるのあんた?…って、ふう。やっと終わったよ。次は?今度の曲は…?これもまただよ!ギャル男歌謡(!)かよう!?そして、『逆に、こっちが緊張したよの蔦屋ナンパの真相(蔦が絡まる男女の性欲欲望劣情情♪)、及び顛末』は、「何時迄、邦楽コーナーにいんだよ!?」の、超壮絶美形キャバ嬢(職種は邪推、しかし、容姿については過言ではない!)に端を発する。って、「ナンパ待ちだったのね?」ってか、レンタル・ヴィデオ屋でナンパ待ちなんかしてんなよ?「あの、何、借りるんすか?」「あ、これ~!」「あっ?マニアック過ぎて判んねえや!」「あははは…。」って、うれしそうにっ!オレは一人で昂奮至極、NAZEDAKA緊張しっぱなしだったんだ。現場からじりじりと退き、遠のいてから現場を観察していたら、その女、超壮絶美形キャバ嬢(職種は邪推、しかし、容姿については過言ではない!)と眼が合った。男は、ニット帽を眼深に被った長身の男。暫く店内を巡回して、「そっちがその気なら(どの気かは判然としないが)、よし!こっちは『ナンバガ記録シリーズ』だい!そうそう、あと、『女子アナアクメ顔グランプリ』もね!」(不意を突いた吐気に襲われるアダルト・コーナーで、イマラチオ説とイラマチオ説を検証するもしかし、回答は得られず。)ってんで借りようとしたらば、超壮絶美形キャバ嬢(職種は邪推、しかし、容姿については過言ではない!)、まだいたよの邦楽コーナー。(レジカウンターへの道のり、其処を通らなければイケナイのDEATH ! )擦れ違い様、ギリギリ・スルー、否、鞄に腰がぶつかっちゃった也よ!しかも、後追い、オレの隣で貸し出し申し出ていて、NANDAKAオレはまた昂奮至極、緊張しっぱなしだったんだ。しかし、あ、本気で見て見ぬ振りをしている!「何アレ?」「莫迦かなァ?」「莫迦だろう。」「莫迦だろうなァ…。」って、話し込んでいて受け付けてくれない。アレ…?視線の矛先にはタンクトップ・ナイスGUYがいた。男店員と女店員は仲睦まじげに微笑みカンヴァセーションしているからオレは透明な存在。「ちっ、オレには、尊き孤独に依って純化されたる才能があるのだ!」(KANCHIGAIの才能が!)何とかそれを凌いで。そしたらばっ、女、超壮絶美形キャバ嬢(職種は邪推、しかし、容姿については過言ではない!)は、去り際、「あの、何、借りたんですか?」って、訊いて来たんだァ!「何だチミは!?」って、イエス!イエス!イエス!あははえへへの微笑みコミュニケーション取り交わし!落ち着き至極、「『女子アナアクメ顔グランプリ』ですけど、何か、問題でも?」答えたのさ!過度に緊張を与えられ警戒を促される余り、少数の事例を普遍的な事例と混同してしまうオレは、これが総てだと信じ込み、第二次逆ナンブームの到来を予感した。なんて、嘘だよ!眼中ねえよ、オレなんてものは!起こる筈のない奇跡は今日も起きなかったよ。それにしても、「『みんなの唄』なんて借りてんじゃねえよ!…ってか、金ちゃんヌー●ル、買い過ぎだよ!」だから、そんな家畜P.I.G.みてえな体型に成んだよ!(大きなお世話か。)でもさ、オレって非道いと思うよ。だってさ、実はその独居中年独身貴族(邪推)を見ての(心内語)第一声がそもそも、「豚じゃねえかよ!」だったんだもんよ!口には出さなかったけれども。中学生と思しき女学生徒らは、「そうそう!うちねうちね、お姉ちゃんが確か土星人だったよ!」マジでっ!?凄えじゃん!国際的超越、宇宙的ファミリーなのね?って、ああ、あの占星術師の婆(「シネ!」って言う奴が、「シネ!」よ)の話か。じゃ、納得。しかし!「今時、在り得ないでしょう!在り得ないでしょう!マジ勘弁!」って、おまえらが在り得ねえよ!そいつらは更に、こう言ったんだよ!ひそひそひそひそ…。「あれあれKANCHIGAI!KANCHIGAI!」振り返って、「Realy?Oh!Thisis Truuuuuth!!!!!」DAZE?って、煩せえよ!オレには聴こえんだよ!「何、見てんだよ!?」ってか、「何なんだよ!」。太腿噛み付き喰い千切り、貪り喰いてえよ!そんで、ネルシャツ!バンダナ!A-BOY!(A-BOY= AKIBA - BOY)「こいつら、マジ、そればっかかよ!」携帯GAMEに夢中なんよ。って、あれ?A-BOY入店拒否?自動ドアーに認知されないのだが…、「そんくらいで帰るなよ?」。一応認知され、自動ドアーを潜りオレは店を後にした。


三、うわ、来た!


「EM I I I I I I !!!!!」って、××している最中に、「うわ、来た!」。類稀なる罪悪感。外は、「変な天気だなァ…。」狐の嫁入り?出戻り?死ぬ程待ち望んでいたものが急に手に入りそうになると、恐ろしくなってしまう。刹那的愛と恒常的愛の狭間で。死のうと思った日々はNAZEDAKA憶い出せない!地獄からの生還。あんな美人を振るなんて、在り得ないぜ。玉砕精神で行くか?この、あばずれマイ・ハニーが!(死にたくねえよのハプニング恐怖症ニ浸蝕サレテ…。)そして、オレはEMIちゃんなしでは何者でもない。野鳥の会名誉会長が鷹匠を見詰めるようにオレはEMIちゃんを見詰める…。

「カレの気持ちが本当にキレたみたい。行く前に言って欲しかったって。色々な面であたしを信じられなくなったみたい。リセットしようと言われました。信用は、また取り戻せるのかな?…後悔ばかりで…何を言っても言い訳に聴こえるし。なってるよね?…あああ…治(直)そうと思っても意識しても足りないし厭だと思われてることしてしまう。性格の不一致?そうなんだ。…こんな感じ…カレにも訊かなかったし。カレの行動も判らない状態で。…先に言わずに後になってしまったの。…カレは純粋だから。あたしも幼いけれど…。過去の経験からもう傷付きたくなかっただろうし、私も傷付かせたくなかった。でも、結果、私も信じてもらえなくなってるし。カレの厭ってことを繰り返してた。復活出来るとずっと信じてた。カレも気持ちは同じだったみたいで。私だったら信じられると思って呉れていたみたい。だからね、相当…。私がそうしたことに依り、別れると云う結論に。これからは如何接して行くか判らないけれど線を引かないと訳判らなくなる。違う道を行くか、交われば一緒にいるだろうし。総ては因果律の定めの儘に…。何か、アドバイスあるかな?」

「面倒臭え女っ!」だな。女のくせに男みてえ女々しいこと言ってんじゃねえよっ!ってか、これ載せてることバレたらそれこそ怒られるだろうなァ…。ってか、載せてんだけど…。そんなんDAKARA捨てられんだよ!呆れられんだよ!逃げられんだよ!三行半突き付けら・れ・ん・だ・よ!(でも、ファックしてえんだよなァ…?)


四、F.U.C.K.やってんじゃん?


「日曜日にね。」「うん。」「急に電話が掛かって来てさ。」「それで?」「迎えに来て呉れて。カレの家に行ったの。」「そうなんだ?あれ?月曜日も遊んだんだよね?」「え?そうそう!それでね…。」「何々…?」

え?と、云うことは…。やってんじゃん?F.U.C.K.やってんじゃん?つい一昨日!うわあ、本当に、「何でこんなことを言うんだろう?」この人は!ヤッテニゲテオハリナゴヤハシロデモツか!(意味不明!)でもさ、だってさ、バレバレじゃん!もう少しは相手の気持ちを考えて発言してよ!キモチワリイ…。吐きそ。如何してさ、オレが大大大好きだってことに気付かない訳?この人は!でなきゃさ、こんな親身になって相談受けたりしねえっつーの!こんな、「糞くだらねえ話!」聴くかよ!それに、くだらねえこと訊いて来んじゃねえよ!自分で解決すべき事項だろ?二十八歳にもなってそんなことも判らねえのかよ?今迄何して何考えて生きて来たんだよ?何で歳下のしかもこのオレみてえのが恋の伝道師みたく説教してんだよ?(ってさ、言えたらどんなに楽だろうか…?)

だから、こう返したよ。「取り敢えずはさ、毎日一方的にメイルしてさ、それは短く簡潔に!その日にあったこととかさ。それでね、もし逢うことになったら相手の話をよく聴いて、相手の求めていることは何なのか?よ~く考えて。適切な態度を示してね。また、カレと逢わないにしても、慎重に、よ~く考えて行動した方がいいよ。って、まあ、こんな一般論しか言えなくてゴメンね。」真面目にアドヴァイスしたら爆笑されて。(「あのさ、こっちはこんな夜中相談に乗ってる訳じゃん?そんで真剣に考えてるんだけど!なのにさ、何でそんなえへらえへら笑っていられる訳?大体、今の状況判ってんの?(それは自問でもある!)ねえ?もっとさ、真剣に考えてよ!でなきゃ、もう相談に乗らないよ!ってか、笑ってんじゃねえよ!」なんてさ、これも言える訳ないじゃん!)

連絡してくるのはうれしいけれどさ、逆にプレッシャーにもなり、ノイローゼ寸止め、着信音が鳴る度にびくとなる、オイラは真性真正ビビリである。まあ、閑潰しなんだろうけどね。でもさ、何でこんなに自分勝手なんだろう?時間を選ばずに電話してきてさ。自分中心で世界が廻っていると思っているのだろうか?それにしかも、オレは果たして一体、「何をしているのだ?」。大大大好きな女の色恋相談を受けて、「粘った方がいいよ!」言うてるオイラは真性真正お人善しの極み、B-BOY( → BAKACHI-BOY)である。

にしても、険悪ムードなのにコンパに行くこの人の神経をオレは疑う。言ってることとやってることが違いすぎる!オレには判らねえ!(言動非一致性質者の対応は真に受けないことを第一に!)論理的思考は玉砕状態。でもね、「言ってることとやってることが全然違い過ぎる!オレには判らねえ!」なんてさ、実はそうも言ってられないのよ。だってさ、現カレとの関係を継続させることは略不可能だと思っているのにさ、それとは裏腹、真逆のこと言ってるんだもの!しかしオレに至っては、「一応、事実は事実として認めておいて、その事実が違う意味も持つように説明しているのさ!」。ってかまあ、別れてもどーせ、別の男に奪われてしまうのだろう。「そんなの厭だ!」でも、如何したらいいか、判らない。「オレの女になれよ!」ってさ、言えたら苦労しないって!(いや、マジで!)本当に悩んでるのはこっちの方なんだよ。「向こうはあたしのこと思ってくれていないような気がしてるの。」「メイルが来ないなんて在り得なかったから。」「「早番だから迎えに来なくて、いいです。」だって。」だって!(「返事来たなら一歩前進だね!本当に断ち切りたいのならアドレスを変えられてしまうと思うから大丈夫だよ!若しくは、「連絡して来ないで!」って、言ってくるから。」とかさ、言ってんじゃねえよ、オレ!)無償の愛を説く無償の愛なんだよ。(終わってる!)それを知ってか知らずか、あれ?もしかしてこの、毎日連絡し合う関係がずるずると続き、恒久的に継続して行き摺りの関係、「もう面倒臭いから付き合っちゃおうか?」ってなるのか?若しくは、「コンパなんかに行くんなら、オレの女になっちゃえよ!」(って、言えない言えない!でも、)言いてえよ言いてえよ!

只、オレがさ、終りの見えない自堕落な日々。わかっちゃいるけど、やめられない♪この、降下する時のような快感が、マジ、堪らねえ。好きなことばかりしていたら喰いっぱぐれる。社会とのつながりは必須で厭なことも経験すべし。人生是修行也。そうは言うが喰えてしまうから恐ろしい。流行の最尖端、下を向き乍猫背でだらだらと歩く現代社会の病んだ象徴、またの名を生きる屍、ゴミ屑以下の人生を送る者で御座います。趣味は生きることで御座います。って感じだからじゃん!常時即時返信態勢待機、しているから只の閑潰しとしてね、連絡してくるだけだろ!こっちはこっちでいろいろ忙しいんだよ!嘘だよ!全然、忙しくねえよ!それにその内厭きたら、「ポイ!」ってなもんさ!相談相手すら却下されたら、それはそれで一寸、キツイなァ…。嗚呼、死にて。正にラヴ・イズ・スーサイドだぜ!

でも、あんな総ての心情を吐露、ぶち撒けたような相談を普通の男友達に相談するものなのだろうか?女友達なんていたことないから判らないが!突っ込んだ話?ってか、突っ込みてえよ!これが普通のなのだろうか?だとしたら、世の男たちはこんな糞くだらない話にいつも付き合っているのか?「本当に御苦労様です!」知らなかったァ!尊敬の念すら抱いてしまう!きっと、REALG-BOY( → REAL GIGOLO BOY)だったら、こっから口説きに掛かるんだろうけれど、そんな経験是皆無也!如何していいか判りません!きっと指を咥えて次のカレシが出来るのを傍観しているんだろうなァ…。

少なからずとも好意的に思っている相手としてオレを選びそして相談をしているのだろうか?二番煎じか。それとも、もう、居ても立ってもいられない、如何しようもないような喪失感を埋めるが為、友達程度にしか思っていない、若しくはそれ以下で逢うのも憚れるような相手だが電話程度なら、「まあ、いっか!」って相談をしているのだろうか?これは重要だぞ。そんなスレイヴがいるだけ、オレよりも可也救われている。あんたがカレシ出来たって聴いた時、オレ、マジ、「死ぬかと思ったァ…。」んだぞ!(いや、マジで!)相談出来る相手すらいねえし。正直、その時判ったね。本当に困っている時って、だあれも助けて呉れないね。(いや、マジで!)つながりを求める相手すらいなかった。(いたとしても、本人の意識の問題であり、時が総てを壊すことを只、じっと待つしかないのだ。)それに結局さ、人間なんて独りで産まれて独りで死んでゆく。孤独との戦いこそが人生な訳だしっ。寂寥感を玉砕するが為に恋人を求めるんじゃねえの?違う?愛なんてねえよ!ファックだけの為に生きてるんだろ?みんな!大体さ、「EMIちゃんのことが好きなんだよねェ…。」って、CHIYOちゃんに言ってんだからさ、伝わってるのか?だったら、生殺し、敢えて焦らすと云うか…?「好きだ!」って言わせてやるぜ的高等テクニックスを駆使しているのだろうか?厭な女だ。だったらこんな愚問でさえも策略?恋愛上級者なのだろうか?それなら口説きの魔手に嵌ってやろう!敢えて!オレが好きだと云うネタは既に挙がっているのだろうか?裏はもう取ってあるのだろうか?だから毎日連絡…?「ねえ!あの娘に言ってないよね?」訊くっきゃない!

ってかさ、「好きなら好きって言えばいいじゃん?」オレのこと。ってか、それはオレだよ!しかし、そんな思惑を見事に玉砕するのは、「○○くん(現カレ)が好きだよ!」。って、オレはなんて返したらいいんだよ?「あっそ!」なんて返せねえし!オレのことなんて好きじゃねえんだよ!(元カノに対する)対抗意識の賜物として、只の閑潰し兼じゃん。「夜、眼が醒めたらケータイを見る癖が付いてしまって、中々眠れないよ…。」だって!こんな時、そいつなら如何言うのか知らんが(って云うか、そいつの場合は自らの身に愛情の矛先向かっていることが前提で優しくしているのだから、オレのそれとは雲泥の差がある!)、「誰かのこと思ってる横顔でも素敵だったから♪」なんてオレにはマジ、無理。気遣うことはオレには出来ねえ!心は狭小至極、器は御猪口並。だがしかし、そのカレシってのも相当なBAKACHINだぞ?「ボクだけを見詰めて呉れる女の子が好きなんだァ!」って、オイ!そんなん当たり前だろう?そんで、鍵を握るその、そいつの元カノも相当な厭女だぞ?元カレと別れた後も連絡取り合ってること自体考えられねえし如何かと思うが、メルアドに元カレの名前を混入させるて、如何云うこっちゃ?マジでサイアクだろ?また、それを真に受けて、「いぇいいぇい!」言うてるそいつも御目出度いぜ!

それにしても、毎日毎日、何をそんなに話し合うことがあると云うのだ?「カレね、常に冷静沈着で、優しくて男らしいの!重い物を持って呉れたり、私の身体を大事にして呉れるの!」って、厭らしい男だ。はい、そうですよ、オレとは真逆ですよ。(「そんなことないよ~!」言われると逆に傷付くぜ。)優しくなんて出来ないから。いや、マジで。だから?何か迷惑掛けました?だって仕様がねえじゃん!出来ねえんだもん!仕方ねえじゃん!弱音を直ぐに吐くんだよ!ど畜生が!大体、その男はどれだけ人間として魅力あんだよ?オレとは棲む世界が違うのね?現カノ元カノから愛されてよ!しかし、「ナンパした娘とさ…。」とか、平気で言う奴なんだぜ?在り得ねえ!そんなん付き合ってるカノジョに普通言うか?考えられねえ!そして、そんな男が好きなこの女も考えられねえ!そしてまた、そんな女(しかも、アドレスが、「負ける気がしねえ!」。)を好きで全く相手にされていないのに希望を持っていて、更に、そいつらを阿呆だ阿呆だ罵りつつも賢くないオレが一番性質の悪い阿呆だ!ってか、相談乗るよう促したんはオレやないか!(何気に関西弁)KANCHIGAI男は正にオレや!(同上、そして厭気)

それにさ、コンパ行っといて、オレは逢うことも出来ねえのかよ?準備万端ドラッグス(薬)!健康状態極めて不良!この、ANNA SUIの香水は如何して呉れんのよ!?花束抱えて突っ込もうと思ってたのによ!(それわ嘘。)

でもさ、結局ね、他の女にしてもそうだが、「そう云うのが好きじゃん、あんたち!」ってことじゃん!子供作っといて、「堕ろせ!」って言いそうな軽い奴だとか。大好物じゃん!大体、子供は如何やれば出来るかくらい判んねえの?カレが厭がるからって、そう云う問題じゃねえだろ!?一つの命の、その尊さすら理解しねえで、ファックばっかやってんじゃねえよ!それに、「キミが一番だよ!」(その時点で二号がいること必至)なんつってる第五夫人くらい迄い曝しやがるバカ王子とかがさ。好きじゃん!大好きじゃん!「あたしはそれでもいいの!」だと!?「一緒にいるだけで幸せなの!」だと!?「ほっといてちょうだい!」だと!?ああー、ほっときますよ!勝手にしやがれ!浮気の意味も判んねえ!何で、カノジョがいんのに、他の女とヤルんだよ!?それに、ヨメがいたら、家に生のダッチ・ワイフがあるわけじゃん!?(って、意味が重複してしまうが。)しかも、誘われて否応なくして、ならまだ判る気もするが、大した面でもないくせに必死こいて口説き倒して浮気する奴なんて糞だ。バイアグラの意味も判んねえ!性欲程鬱陶しいものはなく、これさえなければ、どんなに、どんなに楽に生きられるだろうか?と、オレは平常思っている。それなのに敢えて蒸し返すなんて、正気かよ?それに、DV男と別れられない?それも意味判んねえ!まあったく、意味判んねえ!だってさ、そもそも、暴力を振るう予兆を感じると云うか、察することは不可能なのか?顔貌姿貌容姿容貌印象雰囲気言動、及び思考傾向などのデータ集計から、予め推測出来ねェ?まったくの大人しい男が突然怒鳴りだして暴力を振るうのなら予期せぬ出来事だが、それにしてもその時点で別れればいいじゃん?その時点でアウトじゃん?「でもね、殴った後、優しいのよ、カレ。」って、言ってろ、ぼけ!そんで、殺されろ!どしどし。いつかきっと直ると信じているのならばそれは殆ど不可能だ。持って産まれたものであり、一生涯、弱者に対して威力の矛先を向けない奴は一生向けないし、向ける奴は死ぬ迄それは変わらないだろう。更正の希望なんて持ってはいけない。何の罪もない子供に迄影響するのだから、尚更問題だ。そんなトラウマないくせに偉そうなこと言うなって?ああー、そうですよ!虐待も何も、親から手すら上げられることなく何の苦労もなく育ち、万引きする度胸すらない腰抜けですよ!そして、女ども、誰からも相手にされていないですよ!色目なんて、使われたことありません!って、云うか視界に入っていません。身長、五尺弱じゃ無理もないか?子供ですよ!お子ちゃまですよ!それが何か?迷惑掛けました?

だがしかし、それらはきっと、「言わぬが華でしょう!」。思考言動一致説が流布、蔓延る現実世界、信じ難い幻想幻覚妄執の靄が掛かる。

そもそもカレシの立場に立ったら、男友達に相談する時点でむかつくんだが。それはそれで矢張り言えなかった。(ってか、みの●んたって奴いんだけど、知らん?黒いさァ…?)

既存の悩み。まず、それをぶっ壊そう。次に新たなる方法でそれを更に固めて、再構築するんでしょう?相反することは思考停止、心を揺さぶる為に叱責と賞賛か…。出来るかな?末法思想に抗うべくエレメントと化すような強固なる独自の幸福論を説くんだ!それでラスト、「付き合えますか?」だ!よし、準備完了!


五、「ボクの宗教へようこそおおおおおおおお!!!!!」


「性格を直す必要はないと思うよ!二十年以上掛けて形成され培われた性格を急に直せ!って、言われてもそれは無理だよね?だから、相手の立場に立って考えてみた時に、こんなこと言われたら厭だなァ…、と思うことを極力言わないようにする。そして、柔らかく言う努力をすればいいんじゃないのかな?でも、相手のキレるスウィッチが判らないんだよね?それは彼が今迄キレた場面から類推してその地雷を踏まないように。要は、一緒に過ごせば過ごす程、それは回避出来るんじゃないのかな?どんどん学習して。ところで、彼がキレる時に暴力を振るったりしない?もしそんなDV男だったら別れた(付き合わない)方がいいと思うよ。それさえなければ、しがみ付いた方がいいと思うよ。不態でも。結婚とかも考えてるのかな…?要は、相手の気持ちを考えることが大事だと思うよ。

でも、よく見返りを求めない無償の愛とかって云うけれど、そんなのキレイゴトだよね。宗教家…?宗教家でもそんなことしないよね?あいつら金の為オンリーだしっ。だから、相手がそれに気付いて呉れるのを只管待つしかないのかも知れません。

過去にこだわるのは、う~ん…。「人間と云うものはそれぞれ抱え切れないような、若しくはそれに近いような心の闇を抱えていて、それは誰にも相談出来るような代物では決してなく、また例え家族や恋人であってもそれは打ち明けられない。そのようなことを人間は少なからず抱えて生きているのだから、それを踏まえて人と接するべきだ。」ってことを言ってる人がいてね。オレは成る程と思いました。だからさ、過去に拘り過ぎるのは自分の頸部を締め付けることにもなりますよ!ってさ、それに近いことを言ってみたら如何かな?

それでさ、オレは全然気にしていないし、勿論、怒ってないよ。マジで。映画も日にちが合えば一緒に観たいと思ってるよ。それを前提に話をするけれど、三日ってことは観ることになってた日だよね?そして、用事が出来て中止になった理由は、そのコンパなんだよね?ってことは映画観ることの方が先の約束だったんだよね?また、その事実を今、知った訳だけれど別にそれはオレには知らせなくていいと思うんだ。あ、でもそうしたら何が原因で状況が悪化したか判らないか…?だからもしオレに言うんなら、三日とは別の日にコンパに行ったって言えばいいんだけれど。判るかな、その意味が…?そうすればオレは、「そっか、夜に何か大事な用事があるから映画が観れなかったのか。また今度誘ってみよっかな?」って、なるけれど、コンパに行った事実を知らされることに依って、「ああ、そっちを優先させたのね?」って思っちゃうんです。まあ、色々な思惑や事情からそっちを優先させたのだろうけど…。言いたいことは伝わったかな?それと同じことがカレシに対する態度にも表れていると思います。また、そのロジック(論理)がカレシの意見にも応用出来るんじゃないのかな?コンパに行ったと云うことについて言及すべきではないと思うんだよね。嘘を吐くのも場合に依っては大事だと思うよ。だって、いい気分はしないと思うんだよね。コンパに行ったって、聴かされて。判るよね?逆の立場に立って考えられる?まあ、バレたらマズいけれどさ。共通のトモダチがいたから絶対にバレるって言ってたけれどさ、うまくいってないってことを知らせているのに、態々コンパに行ったなんて言うの?その人は?

でも、正直に言ってしまうところが逆にEMIちゃんのいいところでもあると思うよ。素直と云うか…。それに、EMIちゃんは自分を過少評価していると思うよ。とても魅力的だと思うよ。内面も外面も。でなきゃ、相談に乗ろうと思わないよ!性格の不一致を乗り越えて互い歩み寄り思いやることが信頼を回復する手立てになるんだろうけれど…、女の人は、「ほっといて!」言いつつも構って欲しい場合もあるかも知れませんが、男だと多分本心だと思うんだよね。人にも依るけれど…。あ、でも、リセットってことはゲーム・オーバーではないから、あれ?やり直す意思があるのかな?う~ん、どっちだろう?マジキレし乍言ったならあんまいい意味で言ってないかも知れません…。如何なのかな?あとは向こうが寛容な心を持って、若しくは寂しくなって連絡寄越したりして来るのを待つしかないのかな?めげずに連絡した方がいいのかな?でもやっぱ、相手の気持ちを考えて行動することが大事だと思うんだ。ゴメンね。偉そうなことばっか言っちゃって。長いしっ。

あとさ、理由とかないと思うよ。顔とか性格とかを超えたような何か惹かれるものがその元カノ?にはあるんじゃないのかな?更にそう云う人を好きになる傾向がEMIちゃんにはあるのかな?それとも今回が初めてですか?それは一寸判りませんが、もう一度振り向かせるのはもしかしたら難しいのかも知れません。EMIちゃんがどんなに魅力的であったとしても。あとは祈る!これに限るよ!オレは何の信仰もないし、神なんていねえ!って普段は思っているけれど、困った時だけは神頼みするよ。って、こんな感じです。それでは!

そうそう、オレだったら、真夜中にメイルしても構わないけれど、そして成るべく返すようにするけれど、相手はお勤めしている人だから、時間帯をよ~く考えて送信した方がいいと思うよ。相手の生活を考えて。うまくいくといいね、色々と。それじゃ!ダメならダメでさ、それはその時ってことで…。健闘を祈ります。」

「…的確なアドバイスありがとう。内面も外面も魅力的だなんて言われるとうれしいなァ。でも、素直によろこべないよ。こう云うのがイケナイのかなァ…。後悔ばかりだよ…。可也ズレた行動してるし…。いつもは別れる話が出たら別れていたよ。こんな状況を知りながら、まだ振り向いてもらいたいと思っている人は初めてです。元カノは歳下で、手が掛かるけど、放って置けないタイプなんだろうね…。自分でも何となく感じる。お互い判り合えたら、そしてそんな時が来たら、また歩いて行きたいと思う。キミに相談して判ったよ!やっぱり今の儘の自分じゃダメだよ!まず、あたしの弱いところを強くして、そうじゃないと話、進まないね。そうだよ、それを始めるよ!二十八歳。内面外面共に素敵な女性を目指します。ドキドキ。やっと前向きになれた気がします!」

強がってねえよな?嘘を吐くなら吐き通して呉れよ!中途半端、不態ニ転ゲ堕チルような、根拠のないポジティビリティはやめてけれ!身を滅ぼすだけDAZE?

しかし、結果論(「あっそ!」ってなもんで軽くあしらい、カレシ動揺、「あれ?オレのこと好きじゃなかったの?やべえ!」って、そんで復活!と云う逆説は思い当たらなかったのDEATH!)としては突き離すことに成功したのだろうか?の、「ボクたち、私たち、付き合うことになりました!はい、チーズ!」って、イエス!イエス!イエス!マジで!マジで!死ぬ程うれしいんだけど!いや、マジで!マジ、やべえって!マジ、やべえって!マジで!やべえって!「バカ言うでねえ!」上手く出来過ぎだって?煩せえよ!現実なんてそんなもんだろ?


六、意外と素っ気ないのね?


P.S.三日でフラれました。意外と素っ気ないのね、EMIちゃんよお!EMI(LY)ちゃんよお!何故なら、「やり直そう!」と言われたらしいのです!元カレに!結婚すんのか?余命幾許もなく嫁行かず自爆しやがれ!ファックもさ、きっと上手いんだろうなァ…。って、男前だし!「イケメンじゃないっすか!」うわあああああああああああああああああああ…!正に、真性真正『地獄の底(果て)からこんにちは!』DAZE!!!!!ってか、何が、「もう心配しなくて大丈夫だよ!もう連絡して来なくていいよ。」だよ!?憎悪が愛を滅ぼすぜ。何様のつもりだよ、テメエ!マジ死ね!こんなんだよ、いっつも!だあれも相手にしねえ!「人と人の出逢いはね、縁だからさ、ね、行動を起こさないと。そう云うもんでしょ?」って、煩せえよ!よっぽど!よっぽど!よっぽどよ!?よっぽどじゃなきゃ、オレだってさ…、でもね、いっつもよっぽどなのよ。(いや、マジで!)オレだけ何か変なのよ。(行きたくねえよの岩をも砕く一念。)って、「オレはバケモノ少年か!?」。嗚呼、死にてえ!否、死ねねえよ!

「ダメな男に尽くす可哀想なあ・た・し!あの人は私がいなきゃ、ダ・メ・な・の!」自己評価が低い。見棄てられ不安を常に抱えて。約束を平気ですっぽかす。しかし、簡単に応じる。って、正に真性真正アクティング・アウト女じゃん!こんな女、本当にいるんだァ…。ってことは、性交渉を不用意に…?やりたGIRLなのか?


七、自主退学の忌わしき過去


「実家の稼業、生業が廃業して自主退学した友人に憧れて私も退学することにしました。」

以上の如く論理的思考に裏付けられたる説明を伴い、退学した私立大學。(実は何となく。)キャンパス内で甲高い地声の男に塞き止められた。しかし、シカトシカト。その日、学外へ出、隣接する水道局の御前、何だありゃ?もう一寸静かに歩けねえのかよ?ってか、「恐っ!」、メルヘンチックなアダモちゃんみてえなギャルに遭遇したことを、オレは生涯忘れないことだろう。「あたしね、よく揉めるんですよ~!」ロマンスグレイ、バイカー風情の男に人生相談。話に華は咲く。ってか、そりゃ、揉めるだろう?それに、「何ちゅー格好してんだよ?」オレは叫びたかった。「…そっか、でもさ、オレも全然ダメだよ。オレはよく流される人間なんだよ。ダメな男だよオレは…。」って、囁くように呟き嘆く男。…ダメじゃねえよ!ダメじゃねえって!マジで!それが出来ることは凄えよ!誇っていいさ!あれ?オレの頭上にはセロテ片。恥ずかしいなァ。向い風が極めて強い。グラサンを失くしてしまった。オレは勿論、変な顔。それにしても、こいつらはマジで、「色恋ばっかやな!」って、思ったよ。

これから、如何しよう?親になんて話したらいいんだろう…?


八、ラヴァーズ・レイプ


「…ってヴィデオがあってさ。あ、置いてあるとしたらアダルト・コーナーだと思うんだけれどさ。レンタル・ヴィデオ・ショップの。ドキュメンタリーでさ。オレみたいな真面目そうで純朴そうな青年を騙す訳。ターゲット。ハード・コア版『ブラック・メイル』って感じです。仕掛け人がポルノ女優(キョーコ)、指示を出すのがイケメン監督なんだ。電話やメイル攻撃を仕掛けて頻繁に連絡を取らせんのよ。そのポルノ女優が、監督の指示受けて。そんで、女は厭々でさ、メイルの返信に顔文字があっただけで、「おえ~!」みたいな表情なんだけれど、「大好きです!」みたいな内容で返すの。電話にしても猫撫で声で。デートもするんだけれど、終わってから監督の所へ行ってさ、「あの匂いがダメ!マジ、気色悪い!」とか抜かすのよ。指輪もらっても、「合わない~!」とか。凄え莫迦にしてさ!更に女はカメラに向かってこう言ったんだよ!

「KANCHIGAI男って、厭ですよね!」

だって!勝手なことばっか言ってんじゃねえよ!それから二ヶ月くらい付き合わせてラヴラヴメロメロにさせるんだわ。マインド・コントロールって感じ。 そんでそれを一気にぶち壊す! 女の部屋でデートしている所に監督らクルーが突入し、「オイ!テメ!コラ!何してんだ、オラ!」ヤクザのリンチみたいのが始まる訳!そんでポルノ男優にレイプされんの!眼前で!今迄彼女だと思っていた信じていた女が。ターゲットはガムテみたいのでぐるぐる巻きにされてさ、もう、嗚咽号泣、見ることも厭だから眼を瞑ろうとするんだけれど、それを抉じ開けられて。『時計仕掛けのオレンジ』かよ!?って感じ。この作品でオレは見事に精神的にウチノメサレタよ。いや、マジで。

それでこれはさ、飽く迄も推測の域を脱しないのだけれども、演出ではその、「真面目で純朴そうな青年を騙しました!」みたいに見せているんだけれども、実は本当に騙されているのはポルノ女優なんじゃないかな?って思うんだ。予め、「騙されて下さい!」って、ターゲットの方に言っといて。そうでなければ逆上して殺人事件に迄発展しそうなくらいリアルに激昂していたんだよ。発狂寸前て感じで。

そして、『世界の中心で愛を叫ぶ』だっけ?あれの数百倍は愛の本質を描いていると思ったよ。オレは。って、そっち観てないけれど。如何?観てみたくない?って、観てみたくないよね?でもね、衝撃的でショック療法になると思うよ。エロス抜きにしても見応え充分でした。顔文字を使うのが恐くなったし、騙されていたとしても吃驚しないよう心掛けています。「からかわれてるんじゃねえの?」って。在り得ないけれど、やり取りが活字化されたとしても恥ずかしくないよう心掛けています。って、凄い被害妄想だよね?笑えるね?否、笑えねえよ!人を嫌ってるから人から好かれない!よく、言われるんだ…。それじゃ!」

タブロイド誌を読んでさ、「結局さ、女の人をね、MONOとしてでしか扱ってない訳よ、あいつらは!」って思ったよ。いや、マジで。邪推にしか過ぎないけれどさ。飴と鞭をね、上~手に使い分けてさ!上手いことやるのよ。そんで、そんな奴らが今世間では持て囃されているみたいです。はい。孤独な男は好かれません。恋愛対象外者は虚無の床に伏せるのみ。気さくで気取らない?なんだそれ?容姿端麗前提必須事項だろう?恐いくらい優しかったんだってさ!(オレには出来ねえよ!)急に連絡取れなくなったんだってさ!(そんなこともしねえよ!)ってか、(ファック・ザ・)糞野球選手なんかに恋してフラれてんじゃねえよ!自殺未遂常習犯のポルノ女優さんよお!真性Mのオレはあんたを偶像崇拝の対象として拝んでんだよ!あんたに直截言ってやりてえよ、声を大にして!~ポルノ女優、キョーコさんにこの言葉を捧げます!~「誰にも必要とされていない訳ねえだろ!?」

夜中、トモダチがキョーコとファックしだす。オレは見たくないから、「えい、退散!」ってんで浴衣姿、缶珈琲代とロートレアモンの文庫本小脇に抱えてにロビーへと向かう。しかし、あ、二人とも寝てる。肌も露なキョーコちゃん。「如何しようかな~?如何しようかな~?」態と声に出してみる。しかし、振り向けば父親。跋が悪い顔、披瀝。そんな夢を見る夢見がちなオレの感覚はきっとギリギリなんだろうね?いや、マジで。××××寄りなんだろうね?精神分析医はきっとこう言うさ。「今迄、辛かったでしょう?よくがんばりました。」って。煩せえよ。DANDAN心惹かれるようにしてそっち側そっち側へと向かっているんだろうね?だってさ、だってさ、(隠滅したき)証拠に、だあれも相手にして呉んないからね!いや、マジで!洟水垂らして待ち惚けで御座います。ええ。母親以外の女性から、優しくされた記憶が御座いません。世間て、意外と冷たいよね?「思ったより冷たかった…。」実感したよ。コンタクト堕として探してたのにさ、だあれも助けて呉れなかったよ。只の一人も。あの時はマジで、「ミジメだったなァ…。」。だからさ、誰かオレに、「誰にも必要とされていない訳ねえだろ?」って、言って呉れよ!死にそうだぜ。真面目に生きてるのに、何もいいことねえ!神なんていねえよ!愛し過ぎて殺してしまいたい(LOVELIKE DEATHで御座います)、 EMIちゃんよお!EMI(LY)ちゃにょお!聴いてんのか?

実際はね、本っ当に、だあれも助けて呉れないものよ、困った時って。いや、マジで!え?あ、それって、オレだけ?あ、そっか!KANCHIGAI DEATH!KANCHIGAIDEATH!いっけねえ!いっけねえ!たまにやってしまうのです。相すみませんっ。誰にも相手にされてないのは、世界中で唯オレだけだったんだ!(そして、そう思ってるのもオレだけだったんだ!)悪イ!悪イ!愛し愛され相思相愛関係を継続させつつ、相互扶助の元に生活を送っていらっしゃる皆様方と、死の稜線がチラつくべく、虚し過ぎるぜMYLIFEな生活を送っているオイラと一緒になんかしちゃ、そりゃ、失礼よねえ。ですよね!で・す・よ・ね!そんなオレは本気じゃないと思っているんだろう?そんなオレが正気じゃないと思っているんだろう?オレは至って狂気だぜ?オレの責任は、オレにはねえ。そう語るのもオレじゃねえ。判るだろう?この感覚。さァ、お手手つないで、ダイヴしようぜ?厭?あ、っそ!でも、やったってやらなくたっておんなじだぜ。人生への興味なんて永続しやしねえよ。自分の中で思い患っていること自体に惑わされているだけなんだよ。それにしても、ライフライフと云うが、ライフた一体何だ?人生とは何だ…?(生と死の妥協である。)

同じ様な境遇の人間を卑下し自らを特別視、プライドは高いが自信がない、典型的なる特徴を兼ね備えた現代っ子の極北。莫迦にされているか否かの二元論でしか何でも考えられない(常に前者だが)オレは、合理的にしか物事を考えられず、論理的思考の呪縛から逃れられず、非科学的なことを妄信出来ない現実主義者気取りの透明人間(存在感皆無)で、しかし泥臭い。情に薄く涙脆くない。街で見掛けるストリート・ダンサーを見下している(見下している兼憧れている)のだが、ってか、音、オレのよく聴くNASだったりするしっ。表現しているだけ、オレより全然素晴らしい。そして、一寸のことでびくとなる。何でGALはオレが見下している(見下している兼恐がっている)ことを見透かすのだろうか?居酒屋では見ず知らずのGALにNAZEDAKA閉店ギリギリまで説教され、街中、ジャケット肌蹴て執拗な迄にチューブ・トップに包まれし胸部突き出し(見られたいのが本心だろ?)、それを凝視したらば、上唇噛んで、「何、見てんだよ!?殺すぞ?」。(って、見るわ!もう、クラクラさ!)ティッシュー配り曝すGAL然り。存在自体を否定するようにシカトしたらば、「テメエ!フザケンじゃねえよ!オイ!」って、思いっきりキレられた。罵られたし殴られたよ。親にも殴られたことないのに!


九、ゆきゆきて神軍


『ゆきゆきて神軍』に感動した或る日、ミスコン廃止論を掲げつつアナーキスト気取りになることを思い立ち一大決心、まずは手始めに斡旋されたる就業をお裾分けしてもらう振りを披瀝しその後、分別不能のゴミ屑を市職員(受付嬢婦)に投げ付け逃走、しようとしたらば、「うわ?何だ?何だ?」。待ち合い中、後方、黒ずくめの大男に椅子浮かしをされた。落ち着こう落ち着こう。よし!さァ!行こう!希望に向かって!

しかし、福祉課の女は安穏柔和至極な表情でこう言ったんだ。

「何故?如何してここに来たのですか?死に場所なら、幾らでもありますよ!楽して稼げる仕事なんてある筈ないじゃないですか?」

でもさ、逆に(その矛先は弱冠ズレるが)、「生きていれば何かしらいいことだってあるさ!」なんてな無責任なことも、果たして一体言えるのだろうか?殊に、身体障害者に対してっ!「そんな、甘っちょろいこと言ってんな!糞餓鬼が!」って、言われてしまうと思いますです。はい。だから、『真夜中のカーボーイ』みたいな救いようのない映画こそ崇高なのだろう。う・ん・ざ・りするようなさ!あとさ、「宗教と自殺?だったら、選択する権利は誰しもあるよね!そりゃ!自殺する宗教だったら意味ないけれど!」そう思わない?産まれた時からってのは良くないと思うけれど。

NANDE教に嵌り、十五夜お月様が輝くあの日に逝った九鬼くん。キミが熱く語っていた、「いつか、『のど自慢』に出演するんだ!」と云う希望に対して、「そんなことよりも世の中には大事なことが一杯あるんだよ!」そう言えなかったことだけが心残りだ。


十、拝啓、サルヴァドール・ダリ様


為すこと課すこと総て、描く世界総て、それらは現代音楽が規則と限界を持っていると信じ、その確信を夢にも疑わない総ての人間を例え怒らせない迄も少なくとも困惑させる。誰もが耳を傾けるべきだ。あの、疲れを知らない存在。半ば真面目に半ば不真面目に、「現代音楽を抹殺します。あれも癒し、これも癒し、まるで糞だ。糞意味ねえよ!」。結社、『厭な奴翼賛会』とは、厭な奴を崇拝する会である。「虐待派?」「愛と哀しみ派DEATH!」その英雄的な明察力と驚くべき集中力に依って世界を救うために存在している。嗚呼、何て美しい!『LOVE,SUCK,DICK,OOPS,NO- NO,SEX』大好きだけれどもう二度と観たくない音楽映画だった。不可測なもの、即ち美と呼ぶものは、無を同化出来なければならない。産まれ付き備わっている比例に関する感覚に依って写真を現実に修整するが如く、憎悪が世界を救うでしょう。でもさ、可愛いくないところがいいよね、だって、そっちばっかになっちゃうんだもん、そうだと!

「私たちは大衆に見棄てられそして、大衆に救われた。」「赤子の呻き声こそPUNKなのさ!」「幼稚園で名前を呼ばれた時からそれは始まっているのだ!」「明晰な幻覚であり息を呑むような混沌、即ち美、そして、記憶の固執。私を昂奮させる。」「私は近い将来人間が癌を治し、驚くべき移植手術を行うようになると確信している。細胞の若返り手術も遠くはない筈だ。誰かを生き返らせることもそう遠くはない。」「大衆は私の音楽を聴く為に生き、将来もそうするだろう。NAZENARA彼らの暗い混沌とした本能は私の作品にそれまで眼では見えていても誰も意識したことがない真実が潜んでいるのを感じるからだ。」「非藝術的な事象が藝術的になっていく。」「人類の進化は我々の手中に在る!狂人は決して死なない!私は売名行為の為に生きている!大日本帝國万歳!」

「オイ、テメ、何、訳、判らねえこと言ってんだァ!?」

言われるかも知らん。しかし、GALA.の脳髄にオレは恋している。神すら信じず何の信仰もないオレだが、オレに取ってはこんなPUNXこそがカリスマなのだ。


十一、VERYBEST OF THE KIREIGOTO


「暗証番号は行きずりの娼婦に伝えましたから、その節はまたよろしくお願いします。」冠婚葬祭を執り行うべく者らの理念は、『平常通りの営業を常に心掛ける!』と云う根幹を軸に形成されており、私たちは少なからずとも彼らの世話にならなければならない。この、世知辛い世の中に於いてさ・え・も!だから、粗末に扱うことは自らの頸部を絞め付けることでもある。無駄な消費の極みだと斬り棄てることは出来ないのだ。難解至極な児童書をぶりっと破り、憎悪を叩き付けるが如く路上に投げ棄てた男は余命千五百四十九日。「以後良く生きましょう!」ってか?そして、呟いた。「雨降らねえかな?今夜…。」D.O.P.E.観音は、チンタラ暴走。そして、叫んだ。「殺(SATSU)!」存在を喪った魂の行く末は類稀な程に美しく、醜く、そして、おぞましい。難関突破の関門海峡、その連続に拠る人生の悦楽。それらを味わって…。家人らに満腔の謝意を込め、「終りかえ?終りかえ?もう、終りかえ?」阿呆の如く呟きつつ最後の言葉を遺し磯野●平は梳き鋏を握り緊めて絶命、この世を去ったのだった。

エンディングが近付いて来たなァ…?と思ったらもう既に終わっていた。人生もそんなもんでしょう?誰も知り得ない死の体験、矢張り幻滅するのだろうか?

日曜日の真っ昼間っから、明日への気力萎えさせるような死刑囚の話なんてするなよ。国営放送。(でも、好きだね、そう云うTIDE!)ってな感じの日曜日。真性真正VERYBEST OF THE KIREIGOTOの集大成であった、『サ●エさん』の最終回は呆気なかった午後七時。

何故、先週やってた話がまたやってるんだろう?頭の中は、ぐるぐるだ。今は夢か現か幻か…。

「諸行無常!?諸行無常とは…?」辞書を引くとこう記されている、と云う常套句を裏切るべく調べずに辞書を壁に叩き付け独り唖然呆然、誰も見ていないのに何を狂人の振りをしているのだオレは!?自らを見て見ぬ振り見て我が振り直す阿呆漢が(悪)夢の後、何事もなかったかの如く立ち振舞い落ち着き払い乍似非厭世家気取り生き字引き目指しつつ傷だらけの明解国語辞書を紐解きて胡座をかく。って、「推測でものを言うなや!この阿呆っ!全然意味ちゃうやん!」(偏見極まりないオレは、~蛮人~関西人の方言を模倣したと厭気差す。)そして、頭(こうべ)を垂れて頸部擡げて項垂れ崩れ途方に暮れて。日もとっぷり暮れてらァ。「あいたたたた…。」(色んな意味で。)

美味しいものを食べたいと云う欲求自体がない。しかし、不味いものも食べたくない。カロリー・メイトだけを喰って生きていきたいけれどそうもいかない日々の虚しさ面倒臭さ。

バルコニー附随最上階部屋の自室(仕送りは止まらない)、板張りに傾れ込み、憎悪の仕組みを紐解き、ブラインド堕とさずに自涜に耽る。「ここからじゃ、何も見えねえ、滅入るだけだぜ。」(しかも、兼ねがね金がねえのよ!いや、マジで!)DWARVESの音楽。Loopmasterと国産オーディオ・システム。猥雑感漂うスチール・ラック。十手が置いて在る洗い場。反吐。黴臭いシャワー・カーテン。半開き、トイレのドアー。淀んだ水の浸る硝子コップ。マリー。真っ紅なソファー。軍手。リモート・コントローラー。延長コード。ケータイ電話。電気スタンド。レシート。財布。アクセ。ダブル・ホールのベルト。黒猫の縫い包み…。しかし、凄惨なる殺戮活動の記憶の断片は見当たらない。死霊の行方は今何処?キッチンに横たわる、絶命数日後の腐敗し始め汚臭甚だしい頸部以下、「マジで、臭え!」。刃毀れした紅い鋸。バルコニーに立てられた禿爺の生頸部。その禿頭額に思いっきしザーメンをぶっ掛けたかったのよ!一度やってみたかったのよ!こ・れ・を・さ!あ、やべえっ。

NAZEここにいるか理由は判らずにいる。そして、オレには世界現実はこう見える。(不可視)ヘッド・ギア越しの枯れ葉世界。偶然にしては出来過ぎてるって?そもそも現実なんて如何でもいいだろ?原始、人間は夢と現実を区別することが出来なかったんだぜ?だから、夢中で旅立った場所には現実に行ったと認識してたんだぜ?凄えだろ?(でも、だから、何?)それに、オレの現実を汚す権利は誰にもねえ!(否、あるかも…?)誰が死んだと言った?死んでる訳ねえだろ?屍体なんてねえよ!…ってか、知ったか振りキャラか、オレは!「はい、知ったか振りキャラだと思いま~す!いいですか~!」「いいで~す!」独り、小学生低学年学級午前中授業の如く自問自答してしまう悪癖がオレにはあるのだ!そんな時は、「ドント・マインド!略してドンマイ!」。自責之念を吹・き・飛・ば・す・の・さ!




※ 参考文献 : ダリ全画集 / ベール・デシャルヌ、ジル・ネレ





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