第7回カクヨムコンに参加するよ という話

第7回カクヨムコンの募集要項が発表されましたね。


ここ数年、募集部門において毎年なんらかの変更が加えられたり、部門が統廃合されたりとなんだか軸足が定まっておらず忙しない印象がします。今年はホラー部門が復活、どんでん返し部門と朝読小説賞は廃止、新たに映像化賞が追加されました。SFは今年もさようならです。


Twitterや近況ノートを追いかけておられる方はご存知かもしれませんが、自分もここ1年間非公開で書き進めてきた完全新作でキャラクター文芸部門に参加する予定です。とはいえ「キャラクター文芸」というほどエンタメ性もキャラクター性も強くありません。どちらかというと現実味を捉えてしっかりした一般文芸寄りの青春小説なので、本当は朝読小説賞に参加しようと思っていたのですが、先述のとおり今年は部門ごと廃止らしく出鼻をくじかれた心地がします。みなさんはどうなんでしょうか。


非公開で書き上げた長編は自分の執筆歴における記念碑的作品です。一部個人的な経験や事実もまじえて書いた作品なので、妙に生々しく感じられる場面もあるかもしれませんし、勘のいい方はどこが舞台の物語なのかもわかるかと思います。


そういうわけで、昨年は読む側に回っていましたが今年は書く側に回ります。すでに書き終えている物語をコンテスト期間内に順次公開していくだけなので、更新遅滞はありません。例のごとく宣伝も積極的にはしません。読者選考の時点ですでに諦めているので賑やかし程度の気持ちで参加したいと思います。落選したらいさぎよく他の一般文芸向けの公募に出します。


また今回はもう1作、完全にこれから書きはじめる作品も投げようかと思っています。締切まで実質4ヶ月ありますし速筆重視の軽い読み口の連作短編になる予定なので、おそらく書き上げられるのではないかと踏んでいます。ただ、自分の仕事の状況次第によってはそんな場合ではなくなるかもしれないので、正直なところまだ未定です。意気込みは十分あります。


最後に、書く側に回る今回のカクヨムコンですが、読む方も執筆に支障を来さない程度にやっていけたらと思っております。読んだ作品に対してとくに「作者独自の世界観」や「文体の妙」などを感じた場合は☆評価やレビュー文などを贈ることもあります。もちろんそうした作品は受賞の願いを込めているので、ぜひ好意的に受けとってもらえたらと思います。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る