閑話2 驕り昂りは人間の嵯峨?

 私達は「群馬大」の2年生仲良し5人組さ。


 突如日常が崩壊したにも拘わらず、冷静で居られたのは、実績が有る「親友」が一緒だったからかな。多分ね。


 物事考え無しで、姐御肌の「凛」。

 頭脳派が故に、何も進まない「晴美」。

 とにかく、手が早い「絵衣子」。

 口五月蝿いけど、頼れる「加奈枝」。

 同年代なのに妹肌と言われるの私…「仁美」。


 あの日私達は謎の声が聞こえた後、不思議な力が使える様になっていた。

 まるで最初から持っていた「能力」が如く、直ぐに頭で使用方法が分かったの。


 凛は職業が大学生から「ガーディアン」になり、ユニークスキルは「金剛」。一般スキルに、鉄壁と剣術、盾術を貰った見たい。


 晴美も職業が大学生から「魔道士」になり、ユニークスキルは「魔道の心得」。一般スキルは、光魔術に回復魔術の2つ見たいね。


 絵衣子は職業大学生から、「バーサーカー」に。ユニークスキルは鬼畜な「タイタンの怒り」と言う「震度10」の地震を起こせるのよ。

 まぁ、味方も食らって仕舞いますがね。

 スキルは剣術と斧術。如何にも「脳筋」ね。


 加奈枝は「ぎゆうしじん?」とか言う、戦闘能力無い珍しい職業になったの。ユニークスキルは「闘いの挽歌」と「守りの讃美歌」の2つね。

 ユニークスキルが2つは凄いわ!。

 でもスキルは「鷹の目」と言う、遠くが良く見えると言っていたわね。後は、武器に「ギター」が必要と言って、足利市にいた私達が桐生市に移動する切っ掛けと、なったわね。


 最後に私は職業「殺し屋」(何でアサシンじゃ無いのよ!。)で、ユニークスキルは「影使いと暗器作成」、エキストラスキルは、「シャドウ」のみ。シャドウは影使いとは違って、本当に私が「影」になれるの!。


 ただのスキルは「剣術と遠耳」の2つね。

 親しい中にも………なのかな?。ざっくりとしか4人には教えて貰え無かったのよ。

 それにみんな「自己申告」だから、本当かな?。でも、絵衣子は本当だと思うわ。ふふ。


 それでもゲーム好きの私が居たからでしょうね。みんなで協力して魔物をガンガン倒していったわ。レベルもそれなりに上がったたの。


 武器もゴブリンリーダーの剣やゴブリンメイジの杖。手強かったけど、ハイオークを倒し、ドロップで、皆殺しの剣等も手に入れたわ。

 そして「ギター」よ!。楽器専門店が偶々有ったのですよ。


 そして、悲劇は………………起きたの。


 「きゃあ、助けて!」。


 泣き叫ぶ女性の声!。

 案の定、「凛」が反応してしまったの。

 今考えると、罠よね。だって「遠巻き」に囲まれて、中央できゃあきゃあと言っていただけ。

 多分、世界が崩壊し、化け物も今の所は全て、退けて来たから、今更「30人」ぐらいの男ども何て、大した数では無いとね。


 確かに25人は大した事も無く、無力化出来たわね。………殺して置けば、良かったわ。


 「驕り昂り」が有ったのだと思う。


 でも最後の5人。言え、たった「1人」ね。行きなり目の前で「鬼」になったの。


 結果「乱戦」となり、私達は実際に健闘したわ。しかし、バーサーカー化した絵衣子がその「鬼」に戦闘で追い込まれてしまい、多分だけど「致命傷」を貰ったのでしょうね。


 「タイタンの怒り」が発動し、意識を失ってしまったのよ。


 身体の痛みに不快感から目が覚めると、みな男どもに慰みものになっていたわ。


 死にたい。死にたい。でも、死ね無い………。


 このまま永久に悪夢は、続くのかしら………。


 だっ、誰か…………。


 「ヒュンッ」。えっ、建物が消えた………。


 私達何処か男どもも、全裸で口を開いて「ポカーン。」としています。


 「今だっ!」。私は「泣き叫び」ながら、見えた「女性達」の下へ、走ります。

 決して現状は「合意」で無いと、伝えたい…。


 「ん。合意かな?」えっ、フザケた言葉が聞こえましたが、もう1人の方が見るからにそうでは無いと、話をしています。


 次の瞬間!。ダッ、「死に去らせぇ!この屑どもがぁ!!!」。


 「スパーン、スパパーン!!!」。


 えっ、なっに?。みんなも一瞬の出来事に先程の件も含め、動け無くなりました。


 あれ、「鬼人」は?。強いはずなのに………。


 ああ、確かに「あれ」は普通に闘えば、現状はヤバかったわね。でも「変化」する前に倒したから、問題無かったわよ。

 最初から「鬼人?」だったら、互角かな?。

 ふふ。

 (えっ、ふふ。って、そう言うレベルの話?。)


 もう心配要りませんわ!。貴女達は助かったのですわ!。さぁ、伊織さん!服を、着替えを出して下さいまし!!!。


 はい。でも「セキチュー」の中に有った物しか、現在無いですからね。


 分かってますわ。もう、早く!。


 …………はいはい。


 こうして、私達は不思議な女の子グループに、救出さられました。

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