アポカリプス・ヴィジランテ
ねずみタイム
プロローグ
世界の終焉と終末自警団
世界に神が降臨した。最初は誰も信じていなかったが、その神の起こした数々の奇跡や、当時の技術の全てを使い検証した結果、外の世界から来た超常の存在であることが証明されたため、疑う者は居なくなった。
多くの人々が神の存在を信じた頃、神は言った。
「100年後、この世界は滅びます」
神の話によれば、世界には寿命が存在し、その寿命が来ると世界は終焉を迎える。そしてそれは抗うことの出来ない運命だと。
人類にとって、100年という年月は長く現実味はなかったが、1000年の時を生きる者も少なくはない魔族達にとっては、その100年という数字は絶望するには十分な数字だった。魔族の間で人類を巻き込む暴動が発生し、それは人類と魔族の戦争に発展した。
人類と魔族の戦争は激しく、お互いの文明を破壊し尽くし、100年の時を待たずに、世界を滅ぼそうとした。
そんな時に人類と魔族の戦争を止めるために立ち上がった若者が現れた、その若者は戦争を止めるために仲間達と共に、魔族の代表で戦争を始めた張本人である大魔王に挑み、これを封印することに成功した。
大魔王を失った魔族の勢いは衰え、やがて多くの魔族が人類と停戦協定を結んだことで戦争は終わった。
その若者と仲間、そしてその若者に心を動かされた人々によって、全ての人々が世界の終焉を平和に迎えるための組織、「終末自警団」が結成された。
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