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何だか現実の戦争にも通じるものがあって怖いですね。前回のマルのお話の時は、イボイボに呪われながら、イボイボに救われるマルの姿が描かれていました。そこから一転、続編はマルのイボイボをこのように扱う話になってくるとは!作者様の手腕が素晴らしい✨です。
ここでひとまずお星様をお送りさせて頂きますね(^ー^)
作者からの返信
森山美央様、お星様とコメントありがとうございます!
マルの病気はハンセン病なんかのイメージなんですけど、すごく変な言い方ですが、ハンセン病やペストや結核って「文学的」な感じがするんですよね……。
でも現実に「生物兵器」なんかのニュースを耳にすると、もう「止めて!」って思います。本当に、こういうのは小説の中だけにして欲しいです!
まさか細菌兵器の開発とは……。戦争に備えているということですよね。
タスキギーとかグアテマラの例を想像していたのですが、兵器の開発のためというのがまた輪をかけて邪悪な感じがします。
作者からの返信
相馬 みずき様、ありがとうございます!
敵の攻撃に対抗するため、祖国防衛のため、という名目が付くと正常な価値判断が狂い、邪悪な事もやむなし、という感覚になってしまうんですよね……。私もその場にいたら、反対出来たか疑問です。
細菌兵器…対抗薬も同時に作らないといけないやつですね。軍事用で作られるものが人道的であるはずはないけれど。
今回も清濁、甲乙、善悪がつけがたい題材。
戦意喪失という点では、爆弾を落とすとか科学兵器の汚染よりはマシ…なのか??強毒性にするとか言ってるし不穏ですね。これは確かにマルには言えないです。
そしてヒサリ先生の葛藤の理由が、これまたなんというか。ダメな感じがしますね。
作者からの返信
MACK様、ありがとうございます!
カサンは軍事大国であり、ヒサりの感覚は平和憲法を持つ国に生きる我々とは大分違ってるんですよね……。
NATOの脅威に怯えるロシア人みたいな感覚でしょうか。戦争は絶対悪だと思いますが、相手の不信感や恐怖がある限り人は武器を手放すのは難しいのかなと思います。
兵器としての治験。
ウォン先生と軍の目論見は、一つの正論のようにも見えますが、これくらいの方便が立たないと研究も進みやしませんね。罹患者が死に至る確率の低いものを、最大限に高めていこうとする試みが凄いです☆
作者からの返信
愛宕様、ありがとうございます!
細菌やウイルスを強毒化して兵器として使用する研究、本当にされてたみたいです!
最近『バイオハザード』という本を読んだんですが、めっちゃ恐ろしくなりました!