シリーズ3作目、今回もとても物語として楽しいです。
ちゃんとそこに世界が存在していると感じます。
これはとても素晴らしい事です。
世界と人が自然にあると感じられるということは、それだけ作者さんがしっかりと作り上げた上でわかりやすく描写してくれているということです。
できれば大判より文庫本サイズ、美味しそうな料理と町並みの挿絵いっぱいに。
落ち着いていて手でつまめる軽食を出してくれるお店で、ゆったりとした背もたれのある椅子に腰掛けながら読みたい。
そんなとても豊かなシリーズです。
続きがとても楽しみですね。