第7話 幕間
「珍しいじゃないか、アイツが地球から人を呼ぶなんて。人になんて興味ないのかと思ってたけどねぇ」
「確かにだね。でも大した能力授けてないらしいよ、誰かさんと違って。得に問題はないでしょ」
「あんなのが大した能力授けたら人間界のパワーバランスが狂ってしまうじゃないか。本人も気を使っているのだろう」
「よく言うよーアンタも気つかえよ。これ以上、人間に変な力授けるなよ」
「しょうがないだろ、拝まれたらやらんわけにはいかない。そういう性格なんだ私は」
「そのうち、人間だけの問題じゃなくなると思う」
「そうなったらそうなったでいいじゃないか。どうせ私を憎む連中はいることだし」
2つの偉大な存在が世間話をしていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます