第198話
身体を
その段階で前衛のフィアが聖槍を
(正面の二本は任せよう)
瞬時の判断により、斜め左右から迫る一本に
ちらりと横目でカルラを
さらに同数の第二射、第三射が矢継ぎ早に撃ち込まれるも、簡単に強固な防御魔法が破られることはないため、もはや気にせず自身を狙った矢だけ掌中へ
「ちょっと、狩ってくる!」
街中で衝動買いするような気安い言葉を残して、
射手付近の樹上には身軽な
「「ギッ!?」」
「「ギァアァ!!」」
断末魔の叫びを上げて弾き飛ばされた
歩速を緩めた司祭の娘が必要最小限の体
着地の直後、さらなる踏み入りと同時に右の
「ッ、ウゥ…ッ…」
小さく呻いて
形勢の不利を悟った残敵は無謀な反撃に移ることなく、息を潜めたまま森の木々に
「やり
「ん~、
呟きながら歩み寄るこちらに対して、リィナが指差したのは仕留めた射手の
「調べないと断言できないが、毒物の
「これもお仕事のうち、ですからね」
荒事の後にも
ともあれ、知恵の働く亜人系の魔物を警戒しつつ、地道に進むしかあるまい。
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