第189話
どちらの肩も持つ気がないので、口外せずに胸裏へ
各成分を示す座標軸の三本で長さが異なり、互いに斜交する三斜晶系なのを踏まえれば、綺麗に仕上がったと思われる菱形状の物より
「待て、貴様、何をしている?」
「ん、中間考査の課題、もらった方が早いかと」
触れると良くない物質の
多少の見覚えはあるが、老教授の講義で
仕方がないので机上に置いていた容器を遠ざけ、追い
「…… 一応、名前ぐらいは聞いておこう」
「カルラ・ルクアス、樹牢結界で隣の
薄い桜色の唇と吊り目によって、やや強情そうに見える彼女がシックな黒いフレアスカートのポケットを
それに触発されて知的探求心を満たすため、危地へ向かう学生らの技量を見定める試験の
あの時が
「うぐっ、フィジカルで “辺境の英雄” に勝つのは不可能」
「
「まったく
“何事も率先してやらなければ身に付かない” などと、王の
「銅鉱石は
「なるほど、硫酸の素材調達で
平然と無関心を
「先に購入できた人はいいけど、他の皆も困っていたりする」
「何やら、話の雲行きが怪しくなってきたな」
あからさまに責めてくる彼女の態度で当たりを付けたのか、金髪碧眼の公子にまで
後日、リィナに任せたのが裏目に出て、誤解した商会の者達が独占的に扱えるのを逆手に取り、錬金科の学生や染料屋に高額で売ったらしく、“
------------------------------------------------------------------------------------------------
別サイト掲載作品のコミカライズ絡みに時間を投じる為、暫く更新が遅れます_(._.)_
ここまで読んで頂き、ありがとうございます!!
※ 少しでも面白いと思って頂けたら
表紙ページ( https://kakuyomu.jp/works/16816927860966363161 )
青色の★部分をクリックした先で、応援してやってください!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます