第158話 ~とある第二王子らの遠征③~
「お手上げとは言わないが、決め手に欠ける。勝利の確証を得られない時点で、戦い続けるのは無謀か… 皆、一度
大声を張り上げながら、軍刀の他に飛び道具も扱うレオニスは短弓を構え、一本の矢すら
空撃ちされた得物からは数本の光条が弧を描いて
直後、好機と見た某家の侍女が身体強化の術式を腕力一点に
ほぼ同時に
「アァアアァ―――ッ!!」
苛立たしげに
轟音と共に
「ッ、お嬢様!!」
常に護衛対象との位置関係を
斜に構えた大太刀で最低限の急所を
「良い判断ですけど……」
「あまり無茶はするな」
やや呆れ気味な無傷の仲間、エミリアとレオニスの短い言葉を受け、所々に血を
それを見た全員が素早く反転して、迫る六本肢の偽竜に背を向けた矢先、宙空で
「グゥッ!?」
突然、視覚と聴覚を奪われたことで
狩るべき獲物であった者達は攻撃の範囲におらず、直接戦闘に参加しないメンバーとの合流地点である階層の連結部へ向け、
その
「…… 失態以外の何物でもないな」
「
「まだ、第一王子らと同じ
何やらネガティブな発言を聞き
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ここまで読んで頂き、ありがとうございます!!
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表紙ページ( https://kakuyomu.jp/works/16816927860966363161 )
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