第157話 ~とある第二王子らの遠征②~
そうして送り出された四人ではあるが… 早々に苦戦を
さりとて未だ崩壊せずに済んでいるのは、
「ヴォオオォ―ッツ――」
「ぐぅうッ、気合と根性ぉおお――!!」
などと叫んでいるものの、重ね掛けの身体強化術式を
その
ただ、皮膚までもが硬い偽竜を相手取るため、いつもの暗器を諦めて切り替えた両手持ち武器の効果は十全と言えず、一瞬にして三連の斬撃を加えたところで幾ばくかの
「ッ、これだと毒の効きも期待できない」
様々な知識を求められる立場の職業病と言うべきか、特徴的な
攻めに意識を
「グゥ?」
想定外の不自然な押し戻しに偽竜は違和を感じるが、六本も
それでも、貴重な金貨六枚分の
派手に咲き乱れる爆炎が湿地帯を照らす中、第二王子たるレオニスが機に乗じて
「風よ、生命の息吹を運べ……」
「助かる、もうあと数発は耐えられそうだ」
目立った外傷がなくとも、猛威をいなす
これは引き
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Wiz風に言えば第二王子=
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