第116話
腰元へ提げている
その状態から、振り降ろしの一撃により
「――ッ!?」
人型である以上、動きは格闘術の
「―――ッ――ァア!!」
苛立たしげに
この程度ならと見切りをつけて、反撃に転じるべく半歩
「うぉ!?」
それによって生じた一瞬の間隙に上半身を
さらに間髪入れず、指向性を定めた爆炎系の魔法 “紅蓮華” も発動させて、打ち付けた先の筋肉ごと臓器を
「油断は禁物ですよ、ジェオ君」
小さく呟いたフィアに感謝を捧げ、赤黒い血に
「―――アァ――ッ!!」
「… 執念というか、心意気は認めよう」
死に
黒い巨躯が空
(一昨日の有翼種より、頑強か?)
迷宮浅層の環境とは
それ
こちらと同じく腰のベルトに角灯を取り付け、両手を自由にした彼女は
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