登場人物・用語 4

▲トヨタマヒメ


 かつてバハムートに仕えていた大怪獣。


 薄ピンク色の鱗を纏った水龍の姿をしているが、平時は巫女服(らしき身体の一部)を纏ったセミロングの少女に変身している。


 天真爛漫で好奇心旺盛な性格で、なおかつ食事が大の好き。

 現在は一樹を新たな主として仕えており、彼にベッタリくっついている。


 ウォーターカッターのように敵を切断する≪水流≫や、触れた箇所を抉る泡の≪泡沫うたかた≫など、水系統の技を得意とする。


▲≪龍神の劫火ごうか


≪怪獣殺し≫こと大都一樹の基本技。

 

 手から赤いエネルギーの矢を放ち、相手を貫通させる。

 その威力は、ミスリルですらダメージを負わない大怪獣ですら仕留められるほど。


 これを含めて大都兄妹の技は、先祖であるバハムートの能力を再現したものとされている。

 伝承によれば、バハムートはこの技を口から吐いていたらしい(なお体格の差から、バハムートの方が威力が高い)。


▲≪龍神の眷属≫


 エネルギーで構成された眷属怪獣を生み出す能力。


 一樹は2足歩行のオーソドックススタイルの『ドレイク』、絵麻は飛行能力を持つ『ワイバーン』と形態が分けられている。

 一樹達の意思で戦闘を行い、さらには熱線といったブレス攻撃を放つ事も可能。


 一樹達とリンクしているので、彼らが戦闘不能になるか意図的に消さない限り止める事は出来ない。

 また眷属が見聞きした情報は、一樹達へとリアルタイムで送られる。


▲≪龍神の加護≫


 怪獣関連の瘴気や能力を無効化にする能力。


 一樹がよく張るエネルギーの障壁もこれによるものであり、たとえ人体を溶かす瘴気を浴びても問題はない。

 あくまで怪獣関連『だけ』なので、それ以外のインフルエンザといった病気は防げない(もっとも大都兄妹は身体が丈夫なので、あまりかかった事がない)。


▲≪龍神の力場≫


 重力を操る能力。

 バハムートが空を飛ぶ為に使用した重力制御能力を、攻撃に転用したもの。


 これを対象にかける事で、押し潰したり壁に叩き付けたりする事が出来る。

 なおその気になれば自身にかけて飛行できるが、目立ちやすいという理由で一樹は1回も使った事がない。


▲≪龍神の獄槍ごくそう


 赤いエネルギーの槍を地面から生やし、相手を串刺しにする能力。


 バハムートはこの能力で、怪獣の群れを一掃した事がある。

 また指から生やし、鉤爪の要領で相手を斬り裂く事も可能。



 この他、名称は特に付けられていないが、絵麻は怪獣の思考や感情を読み取る能力を持っている。

 そこから怪獣の目的を探る事も可能。

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