第一章 学園生活
第5話 入学式
2ヶ月後
「起きてください刀祇さん!」
芽依は刀祇を起こそうとするが刀祇は全然起きない
「あっ起きないとチュッチュウしますよ」
すると刀祇は起きる
しっしまった!あのまま寝ていたらチュッチュウしてくれたのに!
「おはようございます刀祇さん」
ニコッと笑った芽依を見た刀祇の顔全体が真っ赤に染まった
「おっおはよう芽依」
「もう紫苑さんがご飯を作ってくれているので早く食べに行きましょう」
「OK」
俺と芽依は部屋から出てリビングに行った
「芽依ちゃん刀祇を起こしてくれてありがとう」
「当然のことしただけですから」
「紫苑、なんで私はあいつの部屋から出されたのよ」
そうカグヤは昨日から俺の部屋じゃなく客室で寝ている
「あんたが刀祇と一緒の部屋にいると変なことが起るかもしれないでしょ、刀祇には芽依ちゃんがいるしねぇ」
そんな事にはならないと思うけどなぁー
「でも私がいないとあいつ武器持ってないわよ」
「大丈夫よ、昨日予備の武器を渡しておいたから」
「なんかムカつくわね」
「俺が他の武器を使うとそんなにムカつくのか」
「べっ別に」
プイッとカグヤがそっぽを向いた
「それより刀祇と芽依ちゃんは今日入学式なんだから早く食べなさいよ」
「はいっ紫苑さん」
「わかってるよ母さん」
急いでご飯を食べ、入学式に向かう準備をした
「忘れ物は無いわね2人とも」
「大丈夫です」
「忘れ物は無いよ」
「じゃあカグヤ、2人ともよろしくね」
「わかってるわよ」
「じゃあ、いってらっしゃい」
「いってきます」
10分ぐらい歩いて学校に着いた
「やっぱり凄いなこの学校」
まるで城みたいな見た目をしている学校を見て刀祇はそう言った
「そういや芽依はどんな職業に就いたんだ?」
「それは・お・た・の・し・み・ですよ」
やっぱり可愛い
刀祇はそう思った、だが周りにいる人全員が刀祇に対して敵対心を剥き出しにしているのを刀祇は察した
「芽依早く会場に行こう」
刀祇はこの空間から出たいため無意識のうちに芽依の手を繋いで急いで入学式の会場えと向かった
「はっはい」
やっやったー!刀祇さん自ら手を繋いでくれた!
だが刀祇は自分が手を無意識のうちに繋いでいるので気づかない
「ふぅ、やっと着いた」
走って来たからちょっと疲れたなぁ
「とっ刀祇さんそっそろそろ始まるので、そっそのてっ手を」
「あっ、ごっごめん!」
そのあといろいろな話を先生達が話をしていたが2人は聞いていなかった
「では入学式を終わります」
「あれっ?いつのまにか終わってる」
ビックリした刀祇はとなりのボーッとしていた芽依を見て芽依がその事に気づいた
「えっ、刀祇さんそのなんでこっちを見て」
「いや、その入学式が終わったみたいで自分のクラスに行けってそれで芽依を見たらボーッとしてたみたいだからどうしようか考えてたとこ」
「えっ、もう入学式終わったんですか!それにごめんなさいボーッとしてて」
「いや別に大丈夫だよ、それより早く行こう」
「はい!」
「うん、あそこに自分のクラスがどこか書いてあるから一緒に見に行こうか」
「はい」
そこで自分のクラスがどこかを確認すると2人が一緒のクラスだとわかった
「一緒のクラスですね刀祇さん」
「うん、これからよろしくな芽依」
「はい、刀祇さん」
2人は自分達のクラスに行って部屋の扉を開けて自分達を合わせて5人くらいいたが誰も話をしていないと2人は思い立ち尽くしていると後ろに先生らしき女の人がいた
「なぜ、その場所にずっと立っているんだ」
「あっすいません」
2人は気づいて急いで席に着く
「まず入学おめでとう、私はこのクラスを担当する
男っぽい口調の人だなぁ
「では全員まず自己紹介をしようか、じゃあさっきここにいた君から」
あっ俺から!まぁしょうがないか
「黒川刀祇ですこれから三年間よろしくお願いします」
少し恥ずい
「はいっじゃあ次は一番後ろにいる君」
一番後ろにいたのはいかにも主人公みたいな見た目と雰囲気を醸し出している人だった
「
案外、普通だったな失礼かもしれないけど
「じゃあ次は窓際にいる君」
窓際に座っていたのは芽依だった
「白雪芽依です、三年間よろしくお願いしますあと、黒川刀祇くんは私の婚約者なのでその辺はよろしくお願いします」
なかなかヘビーな自己紹介だなぁ芽依は、あれっなんか光って言う子がさっきから睨んでるんですけどー
「なかなかヘビーな自己紹介だったな」
それを言っちゃあかんでしょう
「じゃあ次は一番前にいる君」
一番前にいたのは大人しそうな女の子だった
「えっときっ
「はい、じゃあ次は真ん中にいる君」
真ん中にいる女の子はものすごく派手な子だった
「はい!私の名前は
ちょっと何言ってるかわかんない
「はい、クセの凄い自己紹介ありがとう」
だからそれを言っちゃあかんでしょう
「では自己紹介も終わったから、授業は明日からだからな、じゃあまた明日」
そう言って先生は教室から出て行ったするとカグヤが喋った
「あんたのクラス不安しかないわね」
「俺もそう思う」
本当にこれからの学校生活に不安しかない
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