第4話 夜刀神

部屋に入ると水晶玉と試験官らしき人がいた


「二次試験、試験官の浅野美也あさのみやと言いますよろしくお願いします」


「こちらこそよろしくお願いします」


「では、こちらの水晶玉に手をかざしてください」


手をかざすと目の前に自分のステータスが現れた


『黒川刀祇』

『職業』夜刀神やとのかみ

身体能力 : B

精神力 : B

魔法力 : S

運 : B

『スキル』

夜刀神流剣術F

闇魔法B

影魔法B

隠密C

鑑定D


なんだこの職業?


「おっ!凄いですね!」


「どこら辺がすごいんですか?」


「それはやっぱり神系ユニーク職業って言うのが一番凄いですね!」


ユニーク職業は聞いた事がある、ユニーク職業とは必ず一人しかその職業に就くことができず、ほとんどのユニーク職業は膨大な力を発揮する、ちなみに俺の父さんもユニーク職業に就いていた、だが神系とはなんなのかよくわからない


「一番重要なのは神系だとゆうことです」


「神系だと何かあるんですか?」


「その神によってスキルは異なりますただどういうスキルがもらえるかはわかりませんがあなたは戦闘系のスキルをもらっているのであなたはもう合格です」


なんか釈然としないがとにかく


「やったー!」


「では入学式でまた会いましょう」


「はいっ!」


そのまま諸々の書類をもらって家に帰る、その帰り道に芽依がいた


「芽依、待っててくれたのか?」


「はいっ!、刀祇さんと一緒に帰りたくて!」


「そっそうか」


顔が近すぎる


「芽依も合格したか?」


「はい!合格しました、私もって言うことは刀祇さんも合格したんですね!」


「うん」


さっきまで喜んでいた俺も周りからはこう見えていたのか


「嬉しいです、これから同じ家で生活できるのが」


「へっ?今同じ家で生活できるって言った?」


「はいっ!私の家は遠いので、もし私たちどちらも合格したら一緒に住むのがいいだろうって紫苑さんが」


母さんめ!俺のプライベートな空間を奪うきか!


「それに婚約者だから、自分達のことは知っていた方がいいとも紫苑さんが」


とことんやってくれたな!それよりいつから一緒に住むんだ?


かなり疑問に思った


「いつから一緒に住むことになっているんだ?」


「えっ紫苑さんから聞いていなかったんですか?」


「あぁ母さんからは何も聞いてなかった」


「言いづらいんですけど、今日から一緒に住むことになってるんですけど大丈夫ですかいろいろと」


はっきり言って大丈夫じゃない!本当にやってくれたな!


「大丈夫じゃないけど大丈夫だよ」


「それは大丈夫って言うことですか?」


「まぁ大丈夫だろ」


「ありがとうございます!今日からよろしくお願いします!」


「うん、これからよろしく」


一緒に住めることは普通に嬉しい、だがいきなりはウザイ、そんな事を話をしていると家に着いた


どんな職業に就いたか聞くの忘れたな、まぁ今度聞くか


「ただいまー」


「おかえりー、あっ芽依ちゃん久しぶりー今日からよろしくね」


「母さん、なんで芽依が今日から一緒住むって教えなかったんだよ!」


「えっだって教えたら面白くないじゃない」


「はぁもういいよ」


そう言って自分の部屋に入った


「カグヤ、二次試験の時から全然喋んないじゃんどうしたんだよ」


だがカグヤは無反応少しするとカグヤがいきなり光った


まっ眩し!


「カッカグヤ大丈夫か!」


すると目の前には超絶美人な人がいた


「誰?」


「何言ってるのあんた、私よ私!」


「やっぱり誰?」


すると白い煙が超絶美人な人からでた


まっ!まさか!


「これで誰だかわかったでしょ!」


「カグヤなのかさっきの人」


「そうに決まってるでしょ!あの超絶美人は私以外あり得ないでしょ!」


「なんでいきなり人化したんだよ」


「たぶん、あんたが職業に就いたから私が変化したんだと思うわよ」


「なんで変化したんだ?」


「多分あんたの親父が私に付けた能力の一つでしょ」


「多分、隠蔽スキルを使って見えないようにしたんだと思うわ、だから多分私のステータスも変わってると思うから見てみなさい」


そう言うから鑑定して見たら


夜闇よやみ

攻撃力:10000

耐久力 : ∞/∞

『属性』

・影属性

・闇属性

『スキル』

・進化

・自我

・人化

・成長促進S

・鑑定S


名前まで変わってる!


「やっぱりあんたの親父が私にスキルを使って隠してた見たいね」


「でも進化ってなんだ」


「鑑定して見なさい」


『進化』

スキルの持ち主によってさまざまな進化をするスキル


「ちょっと説明になってないじゃん、少ししか分からないじゃんこれじゃ」


「そうね、持ち主があんたの親父からあんたに変わったから私が変わったって言うことだと思うわ」


「そうかな?」


「多分そうよ」


「まぁ、いっか考えてもわかんないから」


「あんたやっぱり、あんたの親父そっくりだは」


「どこら辺が?」


「全部」


「そうかな」


「絶対そう!」


そんなに似てるのかな?


「晩ご飯できたわよー」


雑談をしていると晩ご飯ができ母さんに呼ばれた


「わかったー」


その日は芽依が家に住んだり、すごい?職業に就いたり、いろんなことがありとても楽しい1日だった


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