第2話 仙台から家出をしてきた18歳
18歳のいおりは仙台に住んでいた、親に不満を抱え日々を過ごしていた。いおりは両親に内緒でリストカット、オーバードーズを繰り返していた。
母親から家を出ろと言われ17歳の頃からホテルを転々としたり、家に帰ったりの繰り返しだった、親からの愛情は受けている方だといおりは言っていた。
仙台からの家出の日、いおりはバーでお酒を飲みながらブロンを複数錠飲んでいた、小学生の時から知り合いのAに連絡を取った。
Aは29歳の水商売をやってる人間だったがいおりはその人のことを信用していた。知り合ったきっかけはツイキャスでAが配信していたときの常連だった。
5年連絡をとっていなかったが久しぶりに連絡をとり「家出をしたい」と相談をした。
電話をしたその日にいおりの家出が決まった。いおりは不安を抱えていたというが
お金になると思ったAが半ば押し切るように家出を指示した。
いおりとAが対面したのは朝九時の新宿だった、Aからの指示でホテル3連泊予約をした、支払いはいおりだった。いおりは男性にお金を払うのに抵抗がなくAには迷惑をかけてと思いすべてのお金を払って、3日後お店を紹介してもらった。
Aの携帯も契約させられた、Aから紹介されたのはセクキャバだった。いおりは風俗を探していたが何故かAが嫌がった。
セクキャバに入店してからずっとAと会っていたが二日間Aと会えないときがありAと決別をした。いおりはAのことが好きだったがこのままじゃだめだと思いAから逃げ出した。
行き場のなくなったいおりは渋谷に行きスカウトに声を掛けられ風俗を紹介され、スカウトから覚醒剤を渡され覚醒をはじめ、風俗をやめれなくなってしまった。
今もいおりは渋谷を彷徨っている
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