また、続きだお~ん
「それで、彰吾さんは何でレッサーパンダなんです?もしかして、あくまで一つの可能性としてですよ、私が好きだからですか?」
「そんな、わ、わけがないじゃん!!」
おー、なんて反応の速さなんだろ。もちろん僕が言った訳ではない。となると、もちろん言ったのは有紗だ。
「なんで、アリサが反応するんだよ!!でも、ちゃんと別に理由はある」
「そうだ、そうだ、言ってやれ~ついでに、理由も言ってやれ~」
何故か、有紗が調子に乗っているが、気にしないことにする。
「レッサーパンダは、小さくて、あのキュンとしたあの目、レアだからって、いつもパンダに客うを取られてしまっているけど実際、全世界で見ても300匹も飼育されていない、実際に超レアなのに気取らない感じ超かわいい、絶滅危惧種になってなかったら家で飼育したい。あい、ラヴ、レッサーパンダ♡♡♡」
「なんか、ぱないわぁ~」
おい、有紗なんで目線を合わせない。
せっかく、いい話を終えたというのに。
なんで黙る?
「彰吾さんなんか、キモかったです。それと、私、お手洗い行ってきます」
マジか!!男でこれはキモいのか~
確に、女の子みたいと言えば、確かになと納得してしまう。
でも、カワイイは正義だと思うけどなぁ~
なんか、気まずい空間がにて、時間がゆっくりと流れていく。
僕と有紗の一時間とも思える、10分を超えたあたりで、決心した。
よし、帰ろう。気まずすぎる、1秒でも早くでも帰ろう。
「き、今日のところは帰るよ~」
「えっ!…………………………だめ」
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