第353話『ヤってなかった?』
第三百五十三話『ヤってなかった?』
【???】キンポー平原の戦いや魔族奴隷奪還・解放作戦で活躍した少女。年上の同族がゴリラと毎日ズコバコしているのを
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十一月一日、午前八時、ウンコタウン周辺は晴れ。
ウンコタウンの瘴気はトンネルの増加により益々濃くなってきた、良い傾向だ。
街に入って来る者も多い、普通に外出先から帰って来た者は即座に地下送りだが、この街によく足を運ぶ商人等は悪魔達から念入りに魅了されて解放される。
今のところ我がゴリラ帝国は住民を誰一人傷付けていない、ウンコタウンの住民は地下街からの出入りを自由としている、なんなら『脱出』も可能だ、逃げた先で援軍でも解放軍でも何でも連れて来て構わないとも伝えてある。
ゴリラ帝国は戦争をせずにこの地を得たのである、しかし支配された住民は無税のゴリラ帝国に自由意志で留まっているのである、って言うか娼館街に通い詰めなのである。
そんなんじゃ破産しそうなので【セクロス補助金支給制度】を作って即日施行したのである。
補助金の支給例を挙げると――
『オナニー絶頂一回につき百ゴリラ銅貨一枚』とか……
『ソフトセクロス一回につきミスロリ銀貨一枚』とか……
『ハードセクロス一回につき
『喪女喪男には【頑張れ給付金】を週にML銀貨一枚』とか……
『異種間セクロスにはミスロリ銀貨を二枚上乗せ』とか……
『同意中出しはミスロリ銀貨三枚、妊娠で五十枚』等々……
人畜と言う名の住民達にはとても好評だった。
ゴリラ帝国万歳、マハーアートマン、マハーラージャ……
絶賛の嵐だったのである……っ!!
民に必要なのは幸福を与えてくれる為政者なのである、文句が有るなら民を幸せにしてみろなのである。
だがしかしっ!!
ゴリラは赦さぬ問答無用、仁愛義侠に満ちた侵略者討つべしと言うのなら是非も無い、僕としては争いたくはない、争いたくはないがお相手しよう。
『被害者ぶってて草』
お黙りなさいっ!!
あ、一号を犯し終わったので視察ですか。
なるほど、本日も宜しくオナシャス。
ゴッホン……僕としては争いたくはない、争いたくはないがお相手しよう。
さぁ来るがいいっ!!
頭の固い悪辣な為政者共めっ!!
僕はここだっ!!
小学五年生の岸直樹は全裸でここに居るぞっ!!
ウンコタウンから5km離れた大きな林の中に居るぞっ!!
その林に立派な石畳の道を敷いて、その先に居るぞっ!!
悪ガキ日本人の小学五年生がハーレムパーティーを抱えて、四六時中セクロスをしながら林の中の豪邸ダンジョンに住んでいるぞっ!!
さぁ来いっ!!
幸せを
喧嘩を売って来て下さいお願いします(哀願
瘴気が満ちて侵略が進むまで
『心配せずとも沢山やって来ますよ、林道の入り口に『お金持ちのガキが住む家→』と看板も立てましたし、魅了された行商人などを使って『馬鹿ボンボンと美女ハーレム』の宣伝もしました、それにこの辺りは
そうかなぁ、心配だなぁ……
俺の事よりウンコ街の方が興味を持たれているような……
あっちは悪魔の美男美女がワンサカ居るしなぁ……
建物も何もかもリニューアルしたし……
何より、おにゃのこ化したバアルが移住悪魔達やジャキの手下共から結構な信仰を得られたのが誤算と言うか何と言うか……
ジャキとの熱愛も功を奏したか、絶好調になったバアルの権能『崇高なる豊穣』が本来の力を発揮し始めた……
あれは豊穣三姉妹とは別の凄さが有るな、さすが
『嵐が通った後は
それな。
しかしまぁ、豊かになるなら問題は無いと思いたい。
……肥溜めの効果じゃないよね? 大丈夫?
街全体がダンジョンだから下水の心配は無いが……ワザと糞尿を
ジャキをダンマスにしたのは早まったか?
やっぱ頭がマトモな他の奴に任せるか……
『しかしラージャ、豚を解任すると役職無しの野豚になってしまいますよ? 惑星アートマンへ帰すにしても、既にジャッキー列島はロキに譲渡しましたし、大森林やマハルシは豚骨バイキン撲滅運動の真っ最中。プライドが無駄に高いジャキ豚は眷属唯一の家無き子状態に絶望必至、そうなると、焼き豚の居場所はあのウンコ街しか在りませんよ?』
ジャキ豚から焼き豚になった流れが華麗で好き。
そうか、アイツはもう
股間を
まぁいいや、糞尿を溢れさせるなよって釘を刺しとけば問題無いだろ。変な事したらダンジョンの機能を止めれば良いし。
『しっかり監視しておきます』
オナシャーっす。
……さて、豚蠅スカ夫婦の事は置いといて。
妖蟻の工兵部隊に桃色空間で造ってもらった豪邸を林に設置し
、コマン子をメインコアに
豪邸と言うより宮殿だった、少し……凄く大きい宮殿、これはゴリラ冥界のボッキンガム宮殿をヴェーダに見せてもらって模倣したらしいが、要は『庭園の無いロンドンのバッキンガム宮殿』を更に大きくしたヤツだな。
宮殿を囲む石積の塀も無いし門も無い、林の中にドカンと宮殿が在るだけ。かなりシュール。
そんな宮殿には当たり前のように侍女軍団や衛兵隊が居るわけで……
そしてまた全員が女性と言う当然の結果なわけで……
そいつらが昨晩から俺の世話を
瘴気排出用トンネルも在るから悪魔侍女も来たわけで……
でも、俺のパーティーメンバーはまだ来ないわけで……
え、ひょっとして……この
大森林出身の娘ばっかだけど……
それに見た目が強そうじゃん、アホが寄って来ない。
でも君の蟲腹は良いね、お腹を触らせなさい……
『その子達ではありませんよ』
じゃぁ誰だ?
『準備が出来たようです、転移させますね』
「うむっ、さぁ来いっ!!」
相変わらずの全裸でソファーに座る小五ナオキ、その眼前に現れた三人の……
『元ダークエロフです』
言い方……
「って言うかアイニィじゃん。何してんのお前?」
「(イタズラされるのを)ご無沙汰しておりますっ!!」
少し大人になった彼女の恥ずかしそうな笑みは……小五の股間にダイレクトヒットした。
銀髪灼眼に褐色肌の大人に成りかけダークエルフ……
ふぅ……
属性盛りすぎだぜ……ウッ。
参ったなこりゃぁ……(フルボッキ
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