第277話「かかって来いよ」
第二百七十七話『かかって来いよ』
八月十五日、朝、戦艦ヴェーダ指令室、南新大陸南西部は晴れ。
いや、『カスガ大陸』の南西部は晴れ、が正しいな。
元々あった大陸名は知らん、覚えるのが面倒なのでカスガ大陸にした。カスガ大陸の北に在る大陸は『アカギ大陸』です。
帝王が初めて出会った女王と皇帝の名前だ、
それを公布したらアカギとカスガに犯された。
ジェラシックパワー炸裂の妹ズにも犯された。
両大陸の一番大きな山に妹ズの名前を付けた(強要)
『今回、妹ズの【
そうか……53兆が高いかどうか分からんが、絶望を覚えた。
俺の初期総合戦闘値が53万だったからな、草も生えんわ。
いや、嫉妬力が総戦値とイコールなわけねぇか。
攻撃力数%上昇くらいのもんかな?
『?? プラス53兆ですが』
……ふぅ(失禁)(厠番の迅速な処理)
嫉妬を心に抱くだけで53兆も上がるのか……
通常の総戦値が120億超えてるのに……
俺の十倍強いのに……
『大丈夫、貴方のフェチモンは宇宙一です』
何が大丈夫だと言うのか……
大丈夫なところが一つも無い……
やはり桃色空間は封印すべきなのでは?
嫁さんズのパワーインフレが止まらんのだが?
『大丈夫、イセとトモエの【貫壊】以外でラージャを傷付けるのは困難です。ご安心を』
だから何が大丈夫だと言うのか……
安心出来るところが一つも無い……
傷付けるのが困難なだけであって無理ではないんだが?
少なくとも夫や帝王としての心は切り裂かれてるんだが?
ギザギザハートの子守ソングを歌ってしまいそうなんだが?
『大丈夫、貴方の傷心は全部思い込み、
お、おう。
今日は一段とキツいな……
そ、そんな事よりっ!!
西の
『こちらの推測通り、二帝が共同運営するダンジョンのようです。山脈ダンジョン内に二系統のダンジョン眷属を確認しました。
なるほどな……
こっちの動きが読まれているのは見えないスパイちゃんが大勢居るから、って事がほぼ確定だな。
予想通りだが両方の眷属適性が密偵向きだとは思わなかった。
神気結界は精霊も防ぐが消し飛ぶわけじゃねぇからなぁ……六大精霊って事は『聖霊』と『闇霊』も居る、つまり神気と瘴気の結界が単発だと意味無しになった。
主要拠点には常に『神瘴結界』を張っておく必要が出たなぁ、面倒臭ぇ。
『眷属の亜神化を進めておいて正解でしたね。悪魔化によって不死族と闇霊の瘴気攻撃には対応出来ますが、聖霊の神気攻撃には苦戦必至でした』
だなぁ、俺が悪魔適性だったから四大精霊の眷属適性を持ったダンマスが居ても驚かんが、六大精霊の眷属適性は少し驚いた。
聖霊と闇霊はどっちかっつうと天使と悪魔寄りだよな?
神界や魔界でプカプカ浮いてる奴らじゃん……
『そうですね、下界では見ません。ラージャほどではありませんが、二帝はどちらも大当たりを引いた部類です』
不死族適性の方も何か居たのか?
『部隊長の様なヴァンパイアが居ました、確実に魔ドンナより上のダンジョンマスターですね』
ふぅ~ん、つっても、マーラニキに愛されまくった今の魔ドンナならタイマン張れそうな気がせんでもないが。アイツもマーラニキの眷属悪魔になったしな。
『ふむ……コア息子と結婚させて、再びダンジョンマスターにさせるのも面白いですね』
アハハ、そりゃいい。
魔ドンナの眷属適性はそのままか?
『眷属適性は変わりません、不死族適性のままです。彼女が再度ダンジョンマスターになれば、以前より上位のダンジョン眷属を召喚出来るかもしれません』
なるほど、よっしゃ。
今回はこっちの結界や耐性が抜かれてダメージを負う、瘴気甲蟲軍団と不死兵を突っ込ませて長期戦と行こうか。小猿君も出そう。
『蟲軍団のエサを消し飛ばさないように注意して下さいね』
はいよー。
で、ダンジョン攻めの間に悪魔移民の受け入れと『神木っ子』の収穫、人畜の人工繁殖、小猿君の大量投入による闇落ち寝取り作戦、カスガ大陸征服と布教……
あとは……
『うふふ、イズアルナーギに昆虫のプレゼントを贈りませんと』
あ、そうだった、魔界の昆虫博士に交配を任せっぱだったわ。
『それから、山脈周辺の森が敵によって荒らされています、イタチごっこになりますが樹海化もお願いしますね』
な、なぬぅーっ!!
俺と豊穣姉妹との愛で出来た森が荒らされただとぉーっ!!
赦さねぇ、そいつぁ赦さねぇっ!!
重要な事なのでもう一度言うが赦さねぇっ!!
オッパイエっ、チッパイエっ、ヤらないかっ!?
≪え、今日もですか、そんな困ります……ポッ≫
≪お姉ちゃん……全裸待機してるなんて、豊穣神の鑑だよっ!!≫
負けん、負けんぞ二帝っ!!
破壊工作なんぞに俺の股間は負けんぞ二帝―っ!!
イクぞ二人ともっ、カスガ大陸の上空へ転移――っ!!
「到着っ!! むむむ、なるほどあそこか……」
「お待たせ致しました旦那様」
「あわわわ、あの場所だけ森が消えてるぅ!!」
何て事だ、俺達の愛の結晶たる森がハゲ散らかっているじゃないかっ!!
森が不憫すぎて見るに
待っていろ失われた緑っ!!
「行くぞ俺の豊穣姉妹っ!!」
「はいっ、いつでもっ!!」
「うんっ、来てっお兄様っ!!」
震えるぞ爆乳っ!!
萌え尽きるほど貧乳っ!!
刻むぞ白因子の濁流っ!!
うおおおおっ【
「キャァァッ何コレ凄いぃぃイッぐぅぅぅぅ……」
「ひゃーっ摘まんじゃらめなのぉイッぐぅぅぅぅ……」
『アッハァァー、これはまた新しい快かイッぐぅぅぅぅ……』
四つの美乳にゴリラを
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます