第5話
第五話
「アンさんやっと終わりました」
「よく頑張った!よし!美味しいものを食べに行こう」
そう言われ連れてこられたお店はとてもあかるいキラキラしたお店だった。
「アンさん、ここは?」
そう聞くと
「飲食店さ、さぁ入ろう」
そう言いアンさんはお店に入っていく、その後ろを追いかけるようについていく
「「「「いらっしゃいませ」」」」
一斉にお店の店員さんから挨拶される。
「二人よ」
アンさんがそう言うと
「こちらの席で、おくつろぎください」
店員さんに案内される。席に座りメニューを読む
「おや?ヘル字は読めるのかい?」
アンさんにそう聞かれる
「はい、読みはできます。書くことはできませんが…」
「孤児院で生活していたのによく覚えたね」
「孤児院のみんなで一緒に覚えたんですよ、他にすることもなかったですし」
「そうなのかい、まぁいいやそんなことよりも飯だ飯、好きなの頼みな」
「えっいいんですか!?」
「あぁ良いさ良いさお金もあるし子供が遠慮するな」
「わかりました」
メニューを開きパラパラとページをめくる
「決まりました」
僕がそう言うとあんさんが店員さんを呼ぶ
「麦酒4つとジョーズのフカヒレパスタ1つへルは何が食べたいんだ?」
「えーとグリフォンの特上ステーキ一つください!」
「ウッ」
アンさんが苦しそうな顔をする
「一度食べてみたかったんですよね」
すると店員さんが
「麦酒4つとフカヒレパスタ1つそれとグリフォンの特上ステーキですね」
「あぁそれで大丈夫だ」
アンさんがそう言うと店員さんは去っていく
「お前、遠慮ねぇな」
「アンさんが遠慮するなって言ったんですよ、あぁ早く食べたいなぁ」
「クソ、値段を設定しとけばよかった…」
しばらくすると料理が運ばれてくる。
「アンさんどうしてこんな高級店にきたんですか?」
そう聞くと
「初めてのアーツ習得だろ?そのお祝いだよ」
「アンさん…ありがとうございます!」
その後は楽しく話しながら食事を済ませるのだった。
食事が終わりアンさんの家に帰る
「明日からも修行は続けるからね、解錠ができたからってもっとレベルを上げないと使い物にならないよ明日からはもっとビシバシ行くからね。今日はもう寝な」
「わかりました!これからもよろしくおねがいします!」
そう言い僕はベットに向かう、今日はとても幸せな一日だった。
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