2022年3-4月
〇古楽の悲しみ
年度末で引っ越しなどもあり色々忙しかったのですが、ようやくなんだか落ち着いてきました。
一つショックだったのが、NHK―FMで午前六時からやっていた「古楽の楽しみ」という番組が午前五時に移動した事でした。大体いつも六時過ぎに起きて途中から聞いていたのですが、それが出来なくなりました。
この番組はタイトルの通り古楽を扱う番組です。古楽とは古典派音楽以前のクラシック音楽で、1730年代以前のものを指すそうです。
と言っても私は音楽に疎いので、その辺の分類はよく分かりません。何世紀も前の音楽なので現代とは音やリズムが変わるそうなのですが、その辺もよくわかりません。私は漠然とクラシック音楽が好きなので、起きてちょうど布団の中でうとうとするのにちょうどいいという理由で聞いていました。
朝からクラシック音楽を聴いていると何やら文化的な行為のような気がしてなかなか楽しいです。耳に心地よい音楽を聴きながら布団の中でぬくぬくとしているのは嬉しい事です。
しかし、放送時間の変更によりどうやらなかなか聞くことはできなさそうです。代わりに始まったのは英会話の講座で、これは聞いていても心が安らぎませんので布団の中で聞くには適していません。悲しい。
しかもこの番組は配信をやっていません。一部の番組はNHKのラジオのアプリ「らじるらじる」で一定期間聞くことが出来るのですが、古楽の楽しみはこれに該当しません。がっくりです。
というわけで早起きをするしかなくなりました。ある意味では引っ越しよりも大きな生活の変化かも知れません。
〇気になった曲
三月から四月にかけて気になった曲がいくつかありますが、大体アニメソングです。Apple musicでいつも聞いていますが、カテゴリのアニメのヒット曲等のプレイリストを聞いて、気になったものがあればお気に入りのプレイリストに入れています。
数十曲増えましたが、その中でも特に気に入ったのは次の曲でした。
外道賛歌 Fantastic Youth 「ありふれた職業で世界最強」の二期ED
ないない ReoNa 「シャドーハウス」ED
愛のシュプリーム fhana 「小林さんちのメイドラゴンS」OP
STRONGER 獄lLck 「Paradox Live」の新チーム曲
外道賛歌のアニメの方はまだ見ていませんが、この歌は好きになりました。全体的に暗くて悲壮感のある歌ですが、歌声と相まって非常に素晴らしいと感じました。
ないないのシャドーハウスは途中まで見ましたが、アニメの世界観を表しているようなどこか不気味な歌詞が素敵でした。
愛のシュプリームは女性と男性のラップのようなパートがあるのですが、割と緩い感じなのですが何だか癖になってしまい何度も聞いてしまいます。いつか魔法が解けてすべて忘れても、だけど祈りのように僕を安心させるさ、という歌詞の部分が好きです。
STRONGERはParadox Live(通称パラライ)というメディアミックスの企画の一部で獄Luckというチームのテーマ曲の様なものです。ラップの曲で、激しく攻撃的な歌詞と歌声が格好いいです。これはヒプノシスマイクというラップをテーマにしたアニメの曲を聞いていて、それに類似する曲としてサジェストされたものでした。今までラップには興味がなかったのですが、ヒプノシスマイクの曲などは結構好きになりました。
ラップと言うとHOME MADE 家族が思い浮かぶのですが、エウレカセブンの少年ハートと言えば思い出す人もいるでしょうか。十七年前ほど前の曲ですが、当時もラップには興味がありませんでしたがこの曲は好きでした。それでHOME MADE 家族の他の曲も聞きましたが、いくつか好きになった曲もありました。
前回も書きましたが、ラッパーの人たちは当初は尖った成りあがってやるぜ!みたいな曲調から、段々家族がどうの恋人がどうのという絆をテーマにした内容に変わっていく傾向があるような感じがします。HOME MADE 家族もそんな感じで、結局好きになった曲はどれもアニメ関連のものだと気づきフムンと思いました。
ヒプノシスマイクやパラライに関しては、今の所聞いた限りではラップでのバトルのようなものばかりなので、大体どれも格好いい感じです。そのうち愛だの恋だの言い出すのかもしれませんが、その時にそれが好きになるか自分でも興味深く思っています。
全体としては、ヒプノシスマイクやパラライのラップを聞き始めたという大きな変化がありました。ただラップ全般が好きというわけではないので、結局アニソンのラップという事のような気もします。それもいずれ変わるかもしれません。
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