夢だったのか現実だったのか
虹なん
第1話 午前2時、夢か現実か
これは本当の実話です。私が小学6年生の頃怖い思いをしました。
「もう2時かぁ…そろそろ寝ようかなぁ」
ベッドに横になって寝ようとするとふと窓の外を見たくなった。見てみると
ー幽霊がいたー
(え、嘘でしょ嘘嘘嘘!?)
長い髪の女の人(?)が浮いていたのだ。顔は髪に隠れて見えない。
(え、怖い怖い早く寝ないと…!!!)
でもこういう時に限って寝れない。
(どうしよ、いや、でも見間違えだよね…?)
と思いもう一度窓の外を恐る恐る見る。そうすると
ー幽霊がいたー
(嘘嘘嘘嘘嘘嘘しかもなんか近づいてるじゃん怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い)
私は焦りながらも寝ることだけを意識した。
(大丈夫…寝れば…この夜を乗り越えたら…大丈夫…だよね!?)
と思いながら目を閉じる。そうすると段々眠くなってきた。寝ているけど寝てない様な感覚に陥った。
「はっ!?こ、ここは…?」
「面白いよなー」
何故か映画館見たいな所にいた。映画の画面?の所は明るいけど明るくない。てか真っ暗過ぎない!?そう思った瞬間学校で目覚めた。
「え…?」
(ここは学校?じゃあ今までの全部夢!?)
「私学校で寝てたのか…」
と確信した瞬間友達の所に行って夢の事について話した。
「ねぇねぇ今ね映画館の夢見たんだーw」
そう言うと
「そうなんだ〜」
と言う。でもその後怖いことを言った。
「ここも現実じゃないかもよ?」
「えっ」と言った瞬間ベッドの上に戻ってきた。まるで寝てたのではなくただの妄想だったかのような感覚だ。後ろから女の人の寝息が段々大きくなっていく。
(う、うそ…いやお母さんが帰って来たのかな?)
お母さんは夜勤だから帰ってきた可能性もある。でも本当に真後ろから寝息が聴こえる。お母さんは隣の部屋で寝ているからこんなハッキリ聴こえることは無いと思ってる。
(じゃあ…ダレ?)
後ろを振り向くと…
ー誰もいなかったー
よかったと安心するものの隣の部屋には誰もいない。だからお母さんも帰ってきてない。時計を見てもまだ2時10分くらいだった。お母さんが帰ってくるのは3時。あと50分も耐えないといけない。私は終わった。詰んだ。そしてふと窓の方を見ているとまた近づいてる気がする。私は途中考えた。隣の隣の部屋におじいちゃんとおばあちゃんが寝ている。だからそこに行けばいいのでは?と、
でも動いた瞬間何されるか分からなかった。だから自分用のスマホがあってもスマホを取れなかった。本当に詰んでいる。
それから私はずっと寝れなかった。3時になってもお母さんは帰ってこないし。やっと帰ってきた時にはもう4時だったし。私は結局オールしてしまった。それから私は暗闇恐怖症と1人恐怖症になってしまった。お風呂に入るのも怖いし寝るのも怖い。もうあんな思いはしたくないと思った話でした。
夢だったのか現実だったのか 虹なん @niziirodesu
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