その6 章タイトルについて

 エリスがギリシア神話の不破と争いの女神→トロイア戦争の発端(不和の林檎)→なるほど林檎だ!作中の季節も秋だし・・・という安直な発想で章タイトルはリンゴの品種をもじったものになりました。


 以下、章タイトルを一覧にしてみますね。( )内はふりがなです。

 第1章 不治山富士(ふじやまふじ)・・・ふじ

 第2章 キングN(キングニュートン)・・・王林+ニュートン

 第3章 ルビィ姐さん(ルビィねえさん)・・・紅玉+ジョナサン

 第4章 どさゆさ懐郷(どさゆさかいきょう)・・・つがる

 第5章 秋葉へ(あきばへ)・・・秋映

 第6章 先週選集専修(せんしゅうせんしゅうせんしゅう)・・・千秋

 第7章 モンブランを泊め・・・アルプス乙女


 わかりにくい4章と7章だけ追加で解説します。

 4章:津軽弁で「どさ」「ゆさ」は「どこ行くの?」「お風呂だよ」という意味らしいです。「懐郷」は、海峡ですね。津軽海峡冬景色ですね。津軽からの安直な発想です。苦笑。

 7章:「モンブラン」はアルプスからの発想。「を泊め」はまんま乙女ですね。


 3章もよくわからんですね。本当は「ルビィ嬢さん」にしようとしたらしいです。書いて消した跡がありました。ジョナサンだから嬢さんでいいと思うんですが。なんででしょうね。思い出したら後編のほうで触れます。


 断章のほうも、それぞれの章タイトルとリンクしています。

 0リン5・・・リンゴ

 1不死・・・ふじ

 2王・・・王林

 3玉・・・紅玉

 4軽・・・つがる

 5映・・・秋映

 6千・・・千秋

 7女・・・アルプス乙女


 超どうでもいい余談ですが、筆者はリンゴ好きすぎるので、利きリンゴできます。有名な品種だけですけどね。章タイトルに使ったリンゴくらいはできますよ。ちなみに一番好きな品種は、秋映も捨てがたいですが、やっぱりサンふじです。ふじを太陽に当てるのでサンて付くんですが、見た目あんまり綺麗じゃないですけど、甘さと酸っぱさのバランスが最高です。リンゴ談義は長くなるのでこのへんで。


*****

 裏話中編はここまでです。後編では。5のオーコメ風本文全解説します。これが裏話のメインと言っても過言ではなく。お察しの通り、後編が一番分量あります。がんばりまーす。

 第3稿書いたときのメモに本作のテーマがあったので、それを公開して締めます。



「テーマは親子!?」(メモ書きまま)

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