第2話海上での冒険
二人は家を出てから3時間、こいでこいでこぎまくった。
㋡「ところで、このボートどこ行くんだケタロウ。」
「えーと、この後アメリカを回って家に帰る。」
㋡「夢の海外旅行かー・・・・てっ、帰んな!」
「嘘だよ。」
㋡「そりゃ、あたりま・・・・・えーーー、サメクジラがいるーーーー。架空の生物だろ、サメクジラって。」
「現実にいるよ。黙っててくれない。今、漕いでるか・・・・らーーーーー。」
ズルッ ゴン
㋡「気絶すんな!ケタロウ。」
ガオーーーーーーー
㋡「どうしよう、どうしよう。あっ、思い出した。サメクジラは、確か、チョコがすきなんだ。」
といい、コミロウはバックを探った。
㋡「なんかないか、なんかないか。あっ、あった、板チョコ。ほら、やるから、さようなら。」
㋡「たすかった。ケタロウ起きろ、起きろ。」
「何、もう朝。」
㋡「よかった、生きてたか。」
2人の冒険は、まだ始まったばかりであった。
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