第2話2/20
前の作品と同じ。二話
まあ、よくある話だ。僕も持っているが、いわゆる逃げ切り世代への恨みは激しい。自分たちの時代で世界が滅亡しないからと享楽的な生活をおくり、後世の人間を苦しめる。その自覚がない人は許せない。『四条河原』でもそのことを僕は示唆したことだろう。
自己責任というものは誤りであろう。たとい自己責任であろうと救済せねばならない。バイクで暴走して電柱に突っ込んで半身不随になっても、見殺しにしてはいけない。もちろん、毒カレー事件の林家のような意図的な保険金詐欺には厳正に対処せねばならないが。
あなたも、酒に酔って車を運転するかもしれない。上司に強制させられて運転させられるかもしれない。
人は過ちを犯す。繰り返させたくはないが、それでも過ちを少なくなることを祈りながら、気長に救済せねばならない。私達が借りパクを見逃されているのと同じように。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます