応援コメント

第124話 真の絆とは」への応援コメント

  • 前に書いたかどうかわかりませんが、「孤独」というのは、「暇」であることと同じくらい人間にとって「最も」苦痛らしいと覚え聞いています。
    「孤独な独房で、時間以外の何も与えられない」
    このような拷問が昔からあるようです。
    現代社会でも、会社の窓際に追い込まれた人は、「孤独」と「暇」に耐えきれずに辞めていくことを聞いたこともあります。
    過酷で違法な労働も苦でありますが、真逆のことも苦しいようです。

    まだ中学生でありながら、これまで「孤独」に耐えていた真一くん…そりゃ七志に付け込まれてしまいますよ……。
    私では想像もつかない人生をおくってきた真一くん。
    良くぞここまで耐えてきたし、自身の意識を変えて成長するのは、本当にすごい!!!
    七志の幻影は、「七志の顔」を被った、自分自身の黒い感情だった…。
    強敵と対した時、誰でも体力的にも精神的にも追い込まれる。
    苦しい時に「本当の自分自身」が出てきます。
    そこで弱さに負けるか、強く自分を信じるか、大きく二極化される。

    そんなこと中学生は考えませんよね…。
    だけど人生では必ず突き当たる問題ですね…。
    私は「逃げ続ける」ことを座右の銘にしていた分、真一くんのように成長する人は、とても感動的です!
    作者様もここまで書いてくれて、本当に感謝しかありません!
    ありがとうございます!!!

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます。
    本当にいつも励みになります。

    真一くんは孤独を、自らの意識を変えることで克服しました。
    これは本当に大きいことで、周りのせいにせず、自分の弱さと向き合った、ということなのです。
    そしてそれができたのは、他でもない仲間たちのおかげです。
    七志の幻覚を振り切ることができたのは、ミノリの声と、真一くんの意思があったからです。

    勘違いされないで欲しいのですが、私は別に「自分の弱さに向き合って克服しろ!」と言うメッセージを伝えたいのではないのです。
    弱さがあってもいいし、その弱さに勝たなくてもいい。
    弱いままでいい。
    今の自分の状況をありのままに捉え、それを受け入れた時、初めて前に進めるのです。

    Kujiramさんが「逃げ続ける」ことを座右の銘にしていたのであれば、それでもいいのです。

    物語では、分かりやすく「絆を求める孤独な少年」を主人公にしましたが、「孤独はいけない」とか「みんな仲良くすることが大切」などとは全く思っていません。
    ……そういうことも、物語内で伝えられるといいのですが、なかなか難しい😭!!

    次回、私の考えが表れるような内容になっておりますので、お楽しみに!