応援コメント

第113話 離れていても、仲間……なのかな」への応援コメント

  • 「離れていても、仲間なのかな?」
    他人がどう思っていたって、自分自身が他の人を仲間として見ていれば、その時点で仲間だと思います。

    なーんて、浪花節な事、中学生の子に分かる事はないと思うけれど、私はそう思うようにしています。まぁ逆の場合はあるけれど、人間に産まれてくるのって、とても奇跡的な事ですよね。
    価値のない人間なんていないですよね。

    「戦い」しか価値を見いだせなかった御月さん。
    真一くんも同様でしたね。
    御月さんは「戦い」ではあるが、「大切な人を守る」という前向きな心に、羅刹化に打ち勝った。
    真一くんも「戦い」しかありませんでしたが、心の有り様に変化が見えてきましたね。
    どんなに孤独だったとしても、案外思ってくれる人はいます。それに気付くのは難しいですが、そういうものだと私は思っています。

    ある漫画の話になりますが、特徴的なセリフがありました。
    「初めから孤独ならば、こんなにも苦しい思いなんてしなかった」と。
    大好きなキャラクターで、苦しみのあまり若くしてホームレスになり、悪魔の囁きで修羅となったキャラクターです。
    私には彼の気持ちは計り知れません。

    だけど真一くんは恵まれています。
    似たような感じの人生なのです。真一くんと私は。
    だから感情移入しやすい=読みやすいのだと感じます。
    (もちろん優秀ではありませんでしたが、私は人に恵まれていました。)

    だいぶ脱線しましたが、ミノリさんの登場で、真一くんは迷いを振り切れるか…。
    楽しみです。


    先生は台風大丈夫でしたか?
    私のところは慣れているので、案外被害が少なかったので、大丈夫でした。
    この感想を送る頃には、大変な目にあっていると思いますが、「命優先の行動」を推奨します。
    早く通り過ぎてくれる事を祈るばかりです。

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます。
    本当に励みになります。

    「離れていても仲間なのか?」
    のセリフからは、真一くんの精神面での成長が見られますね。
    どうすれば仲間で、どうなれば仲間なのかなんて定義は分かりませんが、kujiraさんのおっしゃる通り、「他の人を仲間として見ていれば」仲間であると思います。
    つまりは自分の気持ち次第なのです。
    他人が自分のことをどう思っているのかなんて、本当のことは誰にも分からないので、相手がどう思っていようが自分が信じることから始めるしかないんですよね。

    また、真一くんは本当に恵まれています。
    どんなに孤独でも、しっかり思ってくれる人がいたわけですから。
    ……つまりは今後、真一くんにそのことを自覚させるような、「恵まれていなかったキャラ」が登場する予定なのですが、それはまたさらに先に話です。

    さて、ミノリの再登場ですね!
    彼女がなぜここにいて、真一くんとどうなっていくのか?
    お楽しみに!

    台風は大丈夫です。
    大雨や風はありましたが、特に被害はありません。
    特に警報が出ることもなく新学期が始められると思います。
    ご心配いただきありがとうございます。