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2024年8月25日 17:35
思春期を迎えている子たちは、「自分の兄妹」について語りたがらないものだと勝手に思っています。とはいえ私自身、弟に「死にたい」と言う独り言を聴き逃さず、「死にたいなんて言うな!」と数日後に反論してきました。野球一筋で、監督から明らかに嫌われていても部活をサボらなかった、ものすごく根性のある弟。嫌われている原因は、未熟な私自身なのですが、それを言い訳せず、一言も私に不満を漏らさなかった弟。それどころか私の良い部分に関しては、素直に「凄い」と満面の笑みで笑いながら、友だちたちに話していた。人づてに聴いて、驚いたことがあります。どうやら「根性」だけは、兄弟で共通していたようです。どんなに踏みつけられても、ものともしない(というか気付かないようです)根性は親ゆずりなのか?そういう性質があるようです。高校生になり「母校でかつてないほど最強の野球部」を弟は作り上げてました。長子だからか、ただ単に天然ボケなのか?気付いたら互いに尊重し合う中になっていました。そんな思春期の子たちをよく見ているなぁと思いました。とても難しい事を、よく100話以上も書き続ける。本当に尊敬しています。ただ、そんな弟が一度だけ折れた事があります。「夢を否定する事」です。教師の何気なくて、真っ当な答えだったと思います。現実と夢を天秤にかけての答えだったと思います。そんな事は親にも私にも一言も言いませんでした。後ほど親づてに母が聴いて驚いたようです。そんな夢があるなら、家族は全力で応援していました。子どもたちに限らず、生きとし生ける人間ならば、夢(些細な事でも)を持ち続けるべきで、そんな目標が活力になるのではないでしょうか?忘れてはいけない事と思います。この小説で夢を否定する描写はありませんでした。大人になっても思春期でも何ら変わらない。ただ一言、夢を否定する事は大人でも簡単に折れてしまう事。何気ない分、本当に怖い事です…。愛しているというよりは、尊敬し合っている。と言う方が私たち兄弟には合っている。星野真一・真理奈兄妹にもそちらの方が合っているのかな?透弥くんは本当に働いてくれました!何気ない「母との日常」も、さらりと話しましたね。真一くんより透弥くんのほうが大人な気もしましたが、悩んでいては誰でも病みますよね。自分語りがほとんどの感想で、申し訳ないです。ただどんな人間でも簡単に折れることを伝えたかったのです(職業柄、ぜひ知ってほしかったので)。
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます。本当に励みになります。Kujiraさんには仲の良い弟さんがいらっしゃるのですね。私には妹はいますが、弟はいません。なので弟がいるあなたを少し羨ましく思います。お互いに尊敬し合える兄弟は、とても素敵なことだと思います。思春期に抱きがちな夢は、往々にして現実離れしています。ちょっと野球が好きだからプロ野球選手になりたいと思ったり、ちょっと絵が得意だから漫画家を目指してみたり……。それは大人の目から見れば、夢破れることが自明のように見え、否定したくもなります。かく言う私も、昔は漫画家やプロの音楽家、映画監督、小説家……多くの夢を持っていました。しかし、ある夢は大人に否定され、ある夢は現実に打ちのめされ、ある夢は具体的な行動をする前に自ら諦めました。私にとって苦い思い出です。透弥くんは、こんなふうに星野兄妹をつなぐ役割を担当させました。さて、次回からはまた新たな展開が始まります!お楽しみに!👍
思春期を迎えている子たちは、「自分の兄妹」について語りたがらないものだと勝手に思っています。
とはいえ私自身、弟に「死にたい」と言う独り言を聴き逃さず、「死にたいなんて言うな!」と数日後に反論してきました。
野球一筋で、監督から明らかに嫌われていても部活をサボらなかった、ものすごく根性のある弟。
嫌われている原因は、未熟な私自身なのですが、それを言い訳せず、一言も私に不満を漏らさなかった弟。
それどころか私の良い部分に関しては、素直に「凄い」と満面の笑みで笑いながら、友だちたちに話していた。
人づてに聴いて、驚いたことがあります。
どうやら「根性」だけは、兄弟で共通していたようです。
どんなに踏みつけられても、ものともしない(というか気付かないようです)根性は親ゆずりなのか?そういう性質があるようです。
高校生になり「母校でかつてないほど最強の野球部」を弟は作り上げてました。
長子だからか、ただ単に天然ボケなのか?
気付いたら互いに尊重し合う中になっていました。
そんな思春期の子たちをよく見ているなぁと思いました。
とても難しい事を、よく100話以上も書き続ける。
本当に尊敬しています。
ただ、そんな弟が一度だけ折れた事があります。
「夢を否定する事」です。
教師の何気なくて、真っ当な答えだったと思います。
現実と夢を天秤にかけての答えだったと思います。
そんな事は親にも私にも一言も言いませんでした。
後ほど親づてに母が聴いて驚いたようです。
そんな夢があるなら、家族は全力で応援していました。
子どもたちに限らず、生きとし生ける人間ならば、夢(些細な事でも)を持ち続けるべきで、そんな目標が活力になるのではないでしょうか?
忘れてはいけない事と思います。
この小説で夢を否定する描写はありませんでした。
大人になっても思春期でも何ら変わらない。
ただ一言、夢を否定する事は大人でも簡単に折れてしまう事。
何気ない分、本当に怖い事です…。
愛しているというよりは、尊敬し合っている。と言う方が私たち兄弟には合っている。
星野真一・真理奈兄妹にもそちらの方が合っているのかな?
透弥くんは本当に働いてくれました!
何気ない「母との日常」も、さらりと話しましたね。
真一くんより透弥くんのほうが大人な気もしましたが、悩んでいては誰でも病みますよね。
自分語りがほとんどの感想で、申し訳ないです。
ただどんな人間でも簡単に折れることを伝えたかったのです(職業柄、ぜひ知ってほしかったので)。
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます。
本当に励みになります。
Kujiraさんには仲の良い弟さんがいらっしゃるのですね。
私には妹はいますが、弟はいません。
なので弟がいるあなたを少し羨ましく思います。
お互いに尊敬し合える兄弟は、とても素敵なことだと思います。
思春期に抱きがちな夢は、往々にして現実離れしています。
ちょっと野球が好きだからプロ野球選手になりたいと思ったり、
ちょっと絵が得意だから漫画家を目指してみたり……。
それは大人の目から見れば、夢破れることが自明のように見え、否定したくもなります。
かく言う私も、昔は漫画家やプロの音楽家、映画監督、小説家……多くの夢を持っていました。
しかし、ある夢は大人に否定され、ある夢は現実に打ちのめされ、ある夢は具体的な行動をする前に自ら諦めました。
私にとって苦い思い出です。
透弥くんは、こんなふうに星野兄妹をつなぐ役割を担当させました。
さて、次回からはまた新たな展開が始まります!
お楽しみに!👍