応援コメント

第109話 髪の香り」への応援コメント

  • 「エイブラハムの感情の22段階」の最上位にある「愛」。
    それが「無条件での愛」ならば、これほど強い気持ちはありません。
    かのイエス・キリストは、右の頬を叩かれた時に、左の頬を差し出した(たぶんそんな話だったと思います)。
    愛するのに「理由」など存在しない。
    あなたがあなただから「愛する」のだと。

    そして最下位の感情は「絶望」と「恐れ」。
    七志の望む御月はまさに「自身に絶望」し、羅刹しかけている御月さん。

    「夜長の夏至」では、七志とミノリさんに面識はなかったはずです。
    もし、出会っていたら七志は御月さん以上に、ミノリさんを意識したのかと思います。
    「絶望と恐れ」を纏う七志が最も恐れると思われる「最上の愛」を生まれながらに身に付けているミノリさん。
    (これって御月さん以上の才能かと思います)
    ミノリさんと七志、もし対峙した時、どうなるのか…?とても気になりますね。
    ミノリさんの力は、自身は弱くとも、周りの仲間たちの力を最大限に発揮させる力(これはもう御月さん以上のチートではないでしょうか)。
    見事に羅刹化を防ぎましたね!

    そして真一くんは何を思うのか?
    あのミノリさんを感動させた力の持ち主は、ミノリさんの奏でる音が聴けるようになるのでしょうか!?
    楽しみにしています!!!

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます。
    本当に励みになります。

    無条件の愛は、本当に人生の支えになる力です。
    御月さんは、羅刹化する直前にミノリや雅輝たちの愛に気づくことができましたね。
    では真一が羅刹化しなかったのは誰のおかげなのか?
    ……それもおいおい明かにしていくつもりです!
    (匂わせまくっているので気づいている人も多いと思いますが)

    ミノリと七志が対峙したら、ですか。
    七志は計算高いので、ミノリと直接戦うことはしないと思います。
    ミノリとの対決は実質御月との対決と同義ですし、御月と対決するということはSOLA全体を敵に回すということです。
    その中には、当然大空さんもいることでしょう。
    ですが当然、ミノリの存在は七志にとっても驚異です。
    彼がどんな方法でミノリに手を下すのか、それもお楽しみに!

    さて、次回はすごく久しぶりに真一くんの登場です!
    彼がこの回想を見て何を感じたのか!?
    乞うご期待です!