この春から高校生になった蘆屋圭一郎くんはある日、家に隣接する神社の神主である勧修寺泉穂さんに頼まれて、比叡山のお仕事に同行することになります。
しかしこのお仕事は、悪名高い(?)蘆屋道満の子孫で陰陽師の家に生まれた蘆屋くんの修行の一環である「山籠もり」だったのです。
「山籠もり」の中で困難を乗り越えた蘆屋くんは無事に修行を終えて、シマリスのコノハと共に家に戻ってきます。
修行から戻ってきた蘆屋くんはしのもり古物商にて祓具である指輪を手に入れて、陰陽連に術師として登録をします。
正式に術師となった蘆屋くんは陰陽連に所属する藤宮華絵さんや安倍清崇さんといった術師と協力して、怪異である”妖”と対峙していきます。
平安時代に名を馳せた8人の術師、”八傑”の後継者が再び出現した現代で、一体何が起こるのかー?!
術師の道具、祓具に宿し金色の鳳”迦楼羅”と共に闘う蘆屋くんの成長に注目です!
平安時代をモチーフにした現代ファンタジーが少ない中で、ファンタジーの要素を絶妙に織り交ぜてあり、まるで本当に実在するんじゃないかと思わせて頂いています。
平安時代の歴史的背景が時系列で出てくる訳ではないので、歴史が苦手な方でもあまりハードルを感じることなく、世界観に没入できるはずです。
魅了的なキャラクターがたくさんいるのですが、私は天真爛漫な中にも強さが光る華絵さんが推しです!
物語は加速度的に面白くなっています!
皆さまもぜひ!